盟和精工株式会社
メイワセイコウカブシキガイシャ
- 101~300人
- 製造業/その他
所在地 | 〒498-0066 愛知県弥富市楠三丁目13番地3 |
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URL | https://www.meiwa-sk.jp/ |
社員数 | 243名 |
業種 | 製造業/その他 |
- 業務内容
- 当社は、自動車部品の量産や、試作品の設計製作、インフラ関連、医療分野など様々な領域でものづくりに邁進している愛知県弥富市のメーカーです。「設備の生産準備・金型設計施工から幅広い加工組立」まで行っている一貫生産体制が当社の強みで、産業界の多種ニーズに応えています。
トヨタ生産方式を基本に効率的に行い、ドアチェックや、ケーブルASSY等、高シェア製品も存在します。ただ課題に応えるだけでなく、期待を超える創意と工夫で、世界をちょっとずつ良くしたいというのが、当社のものづくりのポリシーです。ものづくりを生業としていますが、いつでも仕事の中心には、人間同士のつながりがあると私たちは考えています。これからも「人」を主語に、人の「わ」を紡ぎ大切にしながら、人に触れるものづくり・ことづくりを続けていきます
健康経営に関する
自社のセールスポイント
当社の健康経営は「健康経営×コミュニケーション」をテーマとして定め、従業員に寄り添い働きかける健康経営施策に取り組み、働きやすくストレスの少ない職場づくりを目指しています。
社内イベントの企画はコミュニケーションを組み込むことを常に考え、経営層と真面目な話を気楽にする会として「コミュニティカフェ」の実施、創業記念としてお昼の時間にキッチンカーを呼んで社員・経営層・内定者が一緒に食事、運動セミナーではお互いの手を取り合いながらできるストレッチを取り入れ、研修はワークショップ形式で開催されました。
健康経営は社是「安全と健康はすべてに優先します」にも通じており、従業員個人が楽しみながら健康に触れるとともに、お互いが手を取り合いながらWLBの実現によってQOL&QOWを高められること、職場環境の改善や経営にも資することを目標とし、今後も様々な施策へのチャレンジを続けます。
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取組状況について
健康増進・過重労働防止に向けた具体的目標(計画)の設定
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- 期間
- 2023年02月~現在継続中
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- 取組内容
- 働きやすくストレスの少ない職場づくりを目指し、従業員個人がWLBの実現によってQOL&QOWを高められるよう、健康経営の年間テーマを「健康経営×コミュニケーション」と設定。楽しみながら健康に触れるとともに、職場環境の改善や経営にも資する効果も狙う。
残業時間は、全従業員月間時間外労働時間の目標を設定し、月に2回(中間/月間)配信している全従業員の残業時間のエクセル表を一部変更し、目標時間を意識する配信に変更。全部署参加会議にて前月の時間外労働について各部署との取り組み状況の共有により、主体的な部署ごとの管理を行っている。
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- 取組に対する成果
- 社内全体の時間外労働へ対する自己管理意識の向上から、残業等勤怠の申請漏れが半減した。
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- 工夫したところ
- 相談窓口(健康・パワハラセクハラ・治療と仕事の両立、女性の健康、メンタルなど、社内・社外連絡先)の明確化・情宣(掲示・ポケットブック配布)
コミュニケーションの促進
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- 期間
- 2024年04月~現在継続中
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- 取組内容
- 毎月、経営層と従業員(数名)が健康を中心にした話題につき、話し合う「コミュニティカフェ」を月に数回開催。年度中に全社員が一巡するようスケジュール。
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- 取組に対する成果
- 健康を中心とした話題展開(共通シート作成・運用)で気楽に自分自身を振り返るとともに、従業員の生の声に触れる機会となっている。
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- 工夫したところ
- 茶菓を用意するなど、気楽に話し合えるような雰囲気づくりを工夫。また、茶菓子のパッケージを弊社デザインで特注しラッピングしたノベルティを一人ずつに配布し、話題のきっかけとなるよう工夫。
保健指導の実施
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- 期間
- 2023年02月~現在継続中
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- 取組内容
- 「重症化予防施策」と「メタボ予防」施策を見える化し、健康診断/保健指導/受診勧奨/二次検査の弊社の取り組みに対する位置づけを明示するなど、従業員個々が自分の立ち位置を認識しアクションにつなげる方法をわかりやすく示した。
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- 取組に対する成果
- 特定保健指導は対象者100%実施でき、二次検診(効果測定)では腹囲とHbA1c以外の項目は全て改善した。
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- 工夫したところ
- 従業員に健診の基礎データと残業時間を記載したものを配布、本人自身が生活習慣を記載、保健指導で目標設定し、日々の測定数値を記載していく管理方式により本人自身で目標管理や意識づけができるように工夫。有益な情報をQRコードで手軽に得る案内を配布した。
受診勧奨の取組
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- 期間
- 2023年02月~現在継続中
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- 取組内容
- 健康保険組合、定期健診・保健指導実施機関、産業医と連携し、定期健診での有所見者に対して受診勧奨を実施。
健診半年後にまだ受診がなされていない人についても再度受診勧奨を実施している。
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- 取組に対する成果
- 特別健康支援Ⅲ対象者全員に個別に面談を実施、弊社健康づくり担当者にて健診機関へ状況確認の上、受診勧奨と受診状況確認を行い、健診機関と健康保険組合に連携した。
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- 工夫したところ
- 従業員への受診勧奨だけでなく、家族健診の受診勧奨も力を入れた。
健康保険組合任せにせずその取り組みを後押しするべく、家族の健康が従業員の健康を支えることを伝えつつ家族健診を促進できるわかりやすい案内を弊社より発行した。
50人未満の事業場におけるストレスチェックの実施
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- 期間
- 2021年10月~現在継続中
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- 取組内容
- 名古屋大学と提携しストレスチェックの分析を行った。
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- 取組に対する成果
- 従業員1名から産業医面談の希望届が提出。社内応接室にて業務時間内に産業医面談を実施。
産業医または保健師が健康保持・増進の立案・検討に関与
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- 期間
- 2021年02月~現在継続中
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- 取組内容
- 保健指導の運営を含む1年間の健康経営方針について、弊社健康づくり担当と、保健師(健診担当クリニック在籍)、保険組合の三者で毎年会議を実施し、意見やアイディアをもらいながらその年の運営方法や改善内容を決めている。
管理職及び一般社員それぞれに対する教育
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- 期間
- 2021年04月~現在継続中
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- 取組内容
- 管理者向けに「ワークライフバランス研修(弊社の健康施策説明と働き方改革・病気の知識とガン検診受診の推奨)」、「メンタルヘルス研修(名古屋大学によるストレスチェック結果分析を基にしたもの)」を開催。
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- 工夫したところ
- ワークショップ形式で実施することで、お互いがコミュニケーションを取りながら自分ごととして認識できるようなセミナーになるように工夫。
適切な働き方の実現
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- 期間
- 2024年01月~現在継続中
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- 取組内容
- 働き方改革の一貫として、早帰りを促進すべく、通勤バス(社用)の残業便の発車時間を10分早めた。
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- 取組に対する成果
- バス乗車者全員が残業時の退勤を19:00までにできるようになった。
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- 工夫したところ
- 残業中1時間おきに鳴るチャイムも10分早めることで、バス乗車者以外の残業者に対しても、時間意識をもって残業業務にあたれるようにした。
治療と仕事の両立支援
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- 期間
- 2024年09月~現在継続中
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- 取組内容
- 両立支援窓口担当者を総務部に設置し対応している。
療養、入院により長期休業の可能性等が生じた場合、報告を受けた上席より両立支援窓口担当者へ連絡。面談シートを作成し、シートに基づいて上席・両立支援相談窓口担当者により面談を実施。会社としての対応方針を決定し、必要に応じ「就業支援プラン」を作成、手交。
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- 取組に対する成果
- 1名に対して3カ月間のフォローを行い、その後は随時面談を実施中。
食生活の改善
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- 期間
- 2023年08月~現在継続中
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- 取組内容
- 社内報にて年に複数回健康特集を実施。健康診断後の流れや運動セミナーの案内に加え、栄養素別の食材紹介や季節の食材を取り入れた健康レシピの紹介を掲載。
食生活等の健康意識を高める目的で、社内の階段踊り場に「健康標語」を掲示。
保健指導一般健康支援対象者については、希望制で保健師や栄養士と面談が可能。
運動機会の促進
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- 期間
- 2023年12月~現在継続中
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- 取組内容
- 年2回、就業時間内に運動セミナー開催。
5月は全社員必須受講、12月は任意参加で、日常や仕事に取り入れやすい姿勢改善や肩こり腰痛未然防止等を知識習得と経験の双方により意識向上を目指している。
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- 取組に対する成果
- 運動セミナー開催前の事前調査で普段の運動状況は約6割が「あまり動かない」および「気が向いたら」であったが、参加後は約8割が「取り入れたい」、「続ける」、「実践する」との回答を得た。今後も参加して定期的に体を動かす時間を確保したい、なにか運動を始めたりジムに行ったりしてみたいなどの声が多く挙げられた。
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- 工夫したところ
- 運動セミナーの内容は健康運動指導士(講師)と連携し、参加者同士のコミュニケーションをとりつつ進められ、日常生活に取り入れやすいものになるよう工夫した。
禁煙対策
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- 期間
- 2021年04月~現在継続中
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- 取組内容
- 屋内は完全禁煙とし、屋外に一部喫煙場所を設置。
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- 工夫したところ
- 主要の出入口(従業員出入口/正面入口)や開放する窓からは離した場所に設置している。
従業員の感染症予防
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- 期間
- 2021年02月~現在継続中
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- 取組内容
- 社内各所に消毒液の設置。インフルエンザ流行期(冬)には、定期的な換気の呼びかけ。健保組合による、加入者へのマスク配布。新型コロナウイルスやインフルエンザ等の感染者は発覚し次第、経営陣へ共有している。
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- 工夫したところ
- 経営陣に共有する対象者は、名前・罹患日だけでなく、部署や、感染ルートが予想できる場合(子が罹患中など)を記載することでクラスター発生にも警戒できるようにした。
長時間労働への対策
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- 期間
- 2023年02月~現在継続中
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- 取組内容
- 月に2回(中間/月間)の全従業員残業時間の配信だけでなく、長時間勤務が懸念される従業員に対しては、別管理およびフォローを行っている。
また、県や自治体の施策であるあいちワーク・ライフ・バランス推進運動2024に賛同し、令和6年11月20日「愛知県内一斉ノー残業デー」には対応出来る限り定時に退社して趣味や家族との団らんなどの時間を過ごすよう、社内へアナウンスを行った。
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- 取組に対する成果
- 上記11月20日「ノー残業デー」の取り組みでは、65.7%の従業員が、定時17時05分を意識したと考えられる17時30分までに退社いただくことが叶いました。これは、前週同曜日の17時30分まで退社人数52.2%に比べて、13.8%の従業員が残業を減らして退社いただいた結果となります。
メンタルヘルス不調者への対応
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- 期間
- 2023年11月~現在継続中
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- 取組内容
- 名古屋大学によるストレスチェック分析結果等を経営陣・上席へ共有、メンタルヘルス研修を実施。全社員対象個人面談で、健康につきコミュニケーションを取る時間を設定・実施した。
社内・外に相談窓口を設置し、ポケットブックに記載して全社員に配布。
女性の健康保持・増進に向けた取組
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- 期間
- 2024年07月~現在継続中
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- 取組内容
- 女性社員が孤立しない場作りの提供として、女性の健康や働き方について女性総合職が相互に話し合える「1.01ミーティング」を開催。また、名古屋大学の大学院教授にご協力をいただき、女性の女性正社員全員を対象とした「女性の健康と働き方を考えるセミナー」を実施。今後も定期的に実施を予定。
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- 取組に対する成果
- 参加社員からは「別部署や別事業所の女性社員と、仲間意識や連帯感を持てるきっかけになった」、「女性だけが集まって話しができたことは安心感があり話しやすかった」「外部の講師の方のお話しを聞ける機会など今までなかったからよかった」などの声が寄せられた。
他の企業等への健康経営の普及促進
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- 期間
- 2023年12月~現在継続中
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- 取組内容
- 愛鉄連健康保険組合より、健康経営の取り組みを取材いただき2024年「けんぽだより」新年号にて掲載された。
また、愛鉄連主催「健康経営あれこれオンライン情報交換会」にて健康経営取り組み事例の紹介を行った。