大同テクニカ株式会社
ダイドウテクニカカブシキカイシャ
- 500~1000人
- 製造業/その他
所在地 | 〒477-0035 愛知県東海市元浜町39番地 |
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URL | https://www.daido-technica.co.jp/ |
社員数 | 643名 |
業種 | 製造業/その他 |
- 業務内容
- 大同特殊鋼(株)の生産工程を支えるグループ企業として、同社の主要工場である知多工場、星崎工場、築地テクノセンターで特殊鋼の製造・整備・検査・出荷準備等、自動車部品素材を主体に、多岐にわたる「モノづくり」を行っています。
健康経営に関する
自社のセールスポイント
年2回社長以下会社幹部を交えての健康経営検討会を実施。健康経営の取り組みを進める上での意見を反映させている。また健保組合から提供される健康診断結果や受診状況のスコアリングレポートを基に自社の現状を周知し改善策を検討、タイムリーに改善・実行に努めている。健康経営優良法人には6年連続認定されている。
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取組状況について
受診勧奨の取組
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- 期間
- 2014年04月~現在継続中
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- 取組内容
- 定期健康診断の結果にて産業医や保健師と面談をする機会を設けている。産業医から必要と指示のあった従業員には紹介状を渡し、回答の期限を決めて受診後に提出してもらっている。
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- 取組に対する成果
- 回答の期限内提出率は99%。期限内に提出が無理な従業員には上長経由で理由を確認し、期限を過ぎても提出してもらえるようにしている。【最終的な回答率は100%】
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- 工夫したところ
- 安全衛生委員会の場で提出状況を報告したり、職場単位で上長等にも協力を仰ぐことで何とか達成できるようになった。この取り組みを毎年地道に実施することで従業員にも紹介状をもらったら回答を会社へ提出しなければならないという意識が根付いてきた。
禁煙対策
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- 期間
- 2016年04月~現在継続中
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- 取組内容
- 喫煙者を対象に外部講師を招いてのセミナーを開催。(全9回238名参加)「喫煙座談会」として喫煙者の意見を聞く場を設け情報を共有。また健保組合と協賛してのオンラインでの禁煙プログラムへの参加勧奨や禁煙外来を利用する場合への補助を支給している。また禁煙達成者へは表彰制度がある。
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- 取組に対する成果
- 開始当初の2015年の全社喫煙率は49.6%であったが2024年には38.1%となった。
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- 工夫したところ
- 喫煙率というデータを部所別・年齢別で集計して社内に公表。他社や全国平均と比較して現在の状況に危機感を持ってもらうようにした。喫煙者の意見を聞くと、やめたいと思っている人が意外に多かったり、工場内での喫煙場所が減りつつあることも追い風になった。禁煙達成者への表彰制度や近隣の禁煙外来を紹介するなどを工夫した。
従業員の感染症予防
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- 期間
- 2014年02月~現在継続中
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- 取組内容
- 社員寮でインフルエンザが大流行した経緯があり、コロナ禍以前より全社の安全衛生管理部門で一括管理し各部所へ手指消毒薬やマスクを支給。またインフルエンザ・コロナに罹患した従業員が発生した場合は報告してもらうようにした。インフルエンザの予防接種の費用を補助しており、社内で予防接種を受けられる機会も設けている。インフルエンザ・新型コロナに罹患した場合は特別有給休暇を与えている。
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- 取組に対する成果
- 全国の流行に合わせて発生者数は増減するが、爆発的に感染者が増えて生産に影響するといった状況には陥らなくなった。
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- 工夫したところ
- 社内の感染者を安全衛生管理部門へ報告してもらうことにより各部所への対策を講じやすくなった。特別有給休暇制度を策定したことでしっかり休んで周囲へ感染者を増やさないといった意識が根付いてきたと思われる。
50人未満の事業場におけるストレスチェックの実施
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- 期間
- 2016年09月~現在継続中
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- 取組内容
- 50人未満の部所でもストレスチェックは実施し回答提出率はほぼ100%となっている。
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- 取組に対する成果
- ストレスチェック実施後の集団分析結果を各部所の部所長以上に共有。健康経営検討会での課題に挙げている。
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- 工夫したところ
- 現場作業者は社内でのメールアドレスを所持していない者が多くWEBでの回答は無理なため、全社員紙面での調査票にて実施。高ストレス者へは結果票とともに外部EAPサービスの相談窓口案内チラシを同封している。また、高ストレス者からの面談希望は少ないため社内保健師が「健康相談」として希望がない社員へも働きかけている。
健康増進・過重労働防止に向けた具体的目標(計画)の設定
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- 期間
- 2014年02月~現在継続中
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- 取組内容
- ・時間外労働が月80時間以上や2~6か月平均で80時間以上になった場合、産業医面談を実施している。
・残業の事前申告制度を設けている。
・工場内への入退門時刻を正確に記載するシステムを導入し、従業員が申告した勤務時間との間に差がある場合は指摘・是正を行っている。
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- 取組に対する成果
- 正社員の1人当たり平均所定外労働時間は月25時間。
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- 工夫したところ
- 安全衛生委員会の資料に時間外労働時間を記載して各職場の管理監督者へ労働時間を周知している。
健康診断の結果を基に生活面について保健師面談を実施。
産業医または保健師が健康保持・増進の立案・検討に関与
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- 期間
- 2014年06月~現在継続中
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- 取組内容
- 健康診断後の事後措置として面談や保健指導を実施。またそれぞれの集団(新入社員や各職場など)に応じて教育を実施したり社内報にて健康に関するコラムを掲載。
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- 取組に対する成果
- 産業医や保健師の面談に対して周知されるようになり、職場から面談を受ける従業員への配慮をしてもらえるようになった。
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- 工夫したところ
- 自社の保健師が各職場へ出向いて面談や保健指導を実施するため対象者も参加しやすくなった。
管理職及び一般社員それぞれに対する教育
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- 期間
- 2016年02月~現在継続中
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- 取組内容
- 管理職、一般社員に関わらず「メンタルヘルス対策」「生活習慣病予防」「コンプライアンス」に関するテーマで教育を実施。また「コミュニケーション」に関する教育を工長以上の管理職向けに実施。
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- 取組に対する成果
- 教育の成果としてすぐに結果が得られるものではないが、継続していくことで休職者数や離職者が減少することを期待。
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- 工夫したところ
- 全社員向けの教育の場合は勤務時間に応じて複数回実施したり開催場所を考慮した。セミナーや教育の内容を社内報にて紹介。
適切な働き方の実現
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- 期間
- 2016年02月~現在継続中
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- 取組内容
- 工場内への入退門の時間を正確に記録するシステムを導入しており、従業員が申告した勤務時間との間に差がある場合は指摘・是正を行っている。業務繁閑に対応した休業日の設定や所定労働時間の変更を行っており、任意のタイミングで取得できる有給の特別休暇制度やフレックスタイム制度を設けている。
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- 取組に対する成果
- 制度が周知されるようになり利用されるようになってきた。有給休暇取得状況は労務問題検討会の席で議題としている。
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- 工夫したところ
- 時代に応じ、また労働組合からの意見も聞き制度を整えてきた。現場の従業員は交替勤務なので残業の事前申告や振り替え休日など各現場に合わせた対応をしてきた。
コミュニケーションの促進
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- 期間
- 2018年06月~現在継続中
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- 取組内容
- 従業員同士の交流を増やすための企画(いちご狩り・ブドウ狩り・魚釣り大会など)やその他の社内イベントに対し金銭支援の制度も設けている。
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- 取組に対する成果
- 金銭支援(イベント支援補助費)があるため積極的に活用されている。
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- 工夫したところ
- 労使共同でのイベント開催にしたり、イベント支援補助費は社内でのイベントに対しての支給とすることを社内規定で取り決めている。
治療と仕事の両立支援
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- 期間
- 2018年02月~現在継続中
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- 取組内容
- 休職中であった従業員が復職する場合は主治医の許可(診断書)があった上で産業医と本人・職場の上司・保健師同席にて復職面談を実施。復職に際し齟齬が無いように配慮している。休業期間中や復職後における相談窓口として社内に健康相談室(保健師)や社外相談窓口も設置している。有休だけでなく積休制度などの治療に配慮した休暇制度や勤務制度を整備した。
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- 取組に対する成果
- 休職期間が長引きなかなか復職できない従業員もいるが上記対応をとることで復職後は安定して勤務できる従業員が多い。2024年度復職面談6件中4件は現在も勤務中。また職場の配慮で有休をとりやすくしたり積休として残せるように対応した。
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- 工夫したところ
- 自社の労働組合とも意見交換し休職制度を整備してきた。
保健指導の実施
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- 期間
- 2014年06月~現在継続中
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- 取組内容
- 健康診断後の保健指導や特定保健指導、障碍者雇用の従業員との面談、休職中社員への電話での状況確認や面談を実施。
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- 取組に対する成果
- 有所見率は2023年75%とそれ以前と比較してもさほど改善していないが、保健指導や面談の機会が次回自発的に相談するきっかけづくりとなったり、メンタル疾患の早期発見につながるといった別の利点にもなっている。
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- 工夫したところ
- 各部所へ保健師が出向いて保健指導を受けやすい環境を整えている。面談中はドアにスクリーンをして外から見えないようにしプライバシーに配慮した相談しやすい雰囲気に心がけている。健康管理システムを活用して過去からの健診結果も参考にしながら生活習慣の改善を促している。
食生活の改善
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- 期間
- 2014年03月~現在継続中
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- 取組内容
- 工場内の社員食堂にてヘルシーメニューの提供や野菜習慣推進デーを設けて健康に配慮した食事を摂取してもらえる環境整備・支援に取り組んでいる。また、社員食堂での食事摂取については金銭面での補助も実施している。
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- 取組に対する成果
- 健康的なメニューが周知され、食べたいものよりそちらを選択する従業員も増えつつある。
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- 工夫したところ
- 金銭面での補助も社員食堂利用への後押しとなった。
運動機会の促進
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- 期間
- 2016年02月~現在継続中
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- 取組内容
- 工場内にはウォーキングコースが整備され月1回の「昼休みウォーキング」のイベントが開催されている。またトレーニングルームも設置されており自由に利用できる。クラブ活動として剣道・ラグビー・ハンドボール・バレーボールなどがあり選手には会社が全面的に支援している。高精度体成分分析装置「InBody」を社内に設置し年2回全社員が測定。結果に応じて表彰する制度がある。
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- 取組に対する成果
- 現所属社員からのクラブ活動経由の紹介で新入社員の採用につながっている。
またInBodyで体組成を測定するようになりトレーニングの成果を確認したい社員が意欲的に活用しており、周囲への波及効果もある。
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- 工夫したところ
- InBodyの表彰を前回からの改善度合いで評価する方式として年代別で分けて表彰している。
長時間労働への対策
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- 期間
- 2014年02月~現在継続中
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- 取組内容
- ・工場内への入退門の時間を正確に記録するシステムを導入しており、従業員が申告した勤務時間との間に差がある場合は指摘・是正を行っている。
・時間外労働が月80時間以上や2~6か月平均で80時間以上になった場合、産業医面談を実施している。
・残業の事前申告制度を設けている。
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- 取組に対する成果
- 正社員の1人当たり平均所定外労働時間は月25時間。
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- 工夫したところ
- 業務の多能工化を図り人員配置がスムースにできる体制を整えてきている。
メンタルヘルス不調者への対応
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- 期間
- 2014年02月~現在継続中
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- 取組内容
- 仕事に慣れたころの入社3年目や管理監督者向けなど段階に応じてセミナーを実施。外部EAPサービスを利用した相談窓口や社内でのホットラインも設置。ストレスチェックを全社員が受検できるようにし、高ストレス者には本人からの面談希望を待つのではなく社内保健師が健康相談として関わるようにしている。
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- 取組に対する成果
- 休職者全体に占めるメンタル系疾患の割合は2023年7.5%で2024年は4.6%であった。2024年は新たなメンタル系疾患での休職者はいなかったが、一旦休職した社員は再発したり休職期間満了にて退職となる傾向にある。また外部EAPサービスは導入して間もないが徐々に利用が広がってきている。
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- 工夫したところ
- 外部EAPサービス導入時には管理監督者向けに一斉に説明の機会を得たりポスターやチラシ・カードを全員へ配布して周知した。ストレスチェックの結果(集団分析)を役職者へ周知。
女性の健康保持・増進に向けた取組
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- 期間
- 2016年02月~現在継続中
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- 取組内容
- 健保組合と共同で「婦人科検診(乳がん・子宮がん・骨密度測定)」を自己負担なしで受検できる制度を作っている。現場で採用される女性従業員の増加に合わせ女性専用の休憩室を設置したり産休育休制度も整えている。2024年には安全管理部門役職者と担当者や総務役職者を交えて「生理痛体験セミナー」を開催。
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- 取組に対する成果
- 婦人科検診については全女性社員に毎年案内・周知しているものの全員受診とまではいっていない。「生理痛体験セミナー」には20名が参加した。
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- 工夫したところ
- 女性従業員の意見を取り入れながら休憩室を設置。「生理痛体験セミナー」は初めての試みであったが様々な意見が聞かれ、休暇制度や休憩室の在り方を改めて考えるよい機会となった。
他の企業等への健康経営の普及促進
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- 期間
- 2023年03月~現在継続中
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- 取組内容
- 健康経営優良法人申請に2019年から取り組んでいることもあり、グループ内の他企業へ活動内容を紹介したり助言した。
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- 取組に対する成果
- グループ内においても健康経営に取り組む企業が増えつつある。