大塚製薬株式会社(名古屋支店)
オオツカセイヤクカブシキガイシャ(ナゴヤシテン)
- 101~300人
- 製造業/その他
所在地 | 〒460-0002 愛知県名古屋市中区丸の内3-23-20 HF桜通ビルディング3F |
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URL | https://www.otsuka.co.jp/ |
社員数 | 120名 |
業種 | 製造業/その他 |
- 業務内容
- 医薬品・臨床検査・医療機器・食料品・化粧品の製造、製造販売、販売、輸出ならびに輸入
健康経営に関する
自社のセールスポイント
2017年1月大塚製薬は健康宣言を行いました。 大塚製薬は、社員一人ひとりが健康に生き生きと働けることが大切だと考え、社員自らが健康について理解し、疾病の予防や健康維持・増進に積極的に取り組めるよう、健康セミナーや運動プログラムの提供など多様な活動を行っています。「健康経営優良法人~ホワイト500~」に5年連続で認定されるとともに、スポーツを通して社員の健康増進に積極的に取り組む企業として、スポーツ庁から平成29年度「スポーツエールカンパニー」に認定されました。
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取組状況について
保健指導の実施
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- 期間
- 2019年01月~現在継続中
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- 取組内容
- 健康に関する各種調査や健康診断の結果に基づき、受診勧奨や生活習慣改善へのアドバイス、社員対象企画の参加促進などの働きかけを行っています。これにより、社員が自ら健康管理を行い、健康意識を高く維持できることを目指しています。
■産業医・医療職による相談対応
定期健康診断結果による面談、メンタル不調者への相談対応、高ストレス者面談、長時間残業者面談、海外赴任前後の面談などを行うほか、メンタル疾患による長期のお休みをした社員に対しては、復帰プログラムとして、定期的に精神科産業医による面談、医療職による相談対応などを行いながら、復帰後6ヶ月を目安に通常業務に戻れるようにサポートを行っています。
■大塚ヘルスアップチャレンジ
生活習慣病予防のため、運動習慣、飲酒、喫煙などの課題を抱えている社員に対して医療職より積極的にはたらきかけを行い、生活習慣の改善を目指しています。
2025年の健康診断結果により目標達成を目指しています。
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- 取組に対する成果
- ■健康診断受診率 目標:100% 2021年 99.9%
■ストレスチェック受検率 目標:100% 2021年 97.9%
■適正体重維持者率 目標:80%以上 2021年:68.1%
■喫煙率 目標:0% 2021年:17.8%
■運動習慣者比率 目標:35%以上 2021年:30.3%
■睡眠により十分な休養が取れている人の割合 目標:80%以上 2021年:73.6%
■飲酒習慣者率 目標:10%未満 2021年:15.0%
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- 工夫したところ
- PDCAサイクルを回しながら健康施策の見直しを行い、より良い施策への改善を行っています。
運動機会の促進
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- 期間
- 2007年04月~現在継続中
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- 取組内容
- 社員の健康意識の向上、健康維持・増進を目的に、様々な健康教育や運動プログラムを実施しています。中でも2007年から毎週1回、インストラクターがオフィス内を巡回し、8分程度の運動を指導する「ポカリフレッシュ」が社員から好評を博しています。2020年からオンライン配信を開始し、現在は毎月メールマガジンと共に全社員へ配信しています。
■社員による健康情報動画配信
健康づくりに関する情報や自社製品の特長、研究成果に基づく知見を担当社員が解説する動画を作成しています。アーカイブ動画をイントラネットでいつでも確認でき、日々の健康づくりに活用しています。
■ポカリフレッシュ
毎週木曜日8時よりオンラインエクササイズを配信し、事業所やご自宅で社員や家族が実施できるようにしています。お正月明け3日間の集中的な実施や、新入社員研修時に先輩社員と一緒に実施する特別版などコミュニケーションのツールとしても利用しています。
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- 取組に対する成果
- 長時間のパソコン作業による肩や腰の違和感をストレッチによって解消するとともに、目や脳の体操など毎回テーマを変えて身体を動かすことで、気分転換もさることながら業務効率の向上にもつながっています。
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- 工夫したところ
- ■自宅deトレーニング
自宅でも運動を継続してもらうための動画「自宅deトレーニング」をオンラインで限定公開し、社員や家族が自宅でも実施できるようにしています。
■アプリを用いたウォークラリー
スマートフォンの歩数計アプリで歩数を記録・管理できるウォークラリーを開催し、個人賞と団体賞を設定し表彰するなど、各所で工夫して実施しています。
他の企業等への健康経営の普及促進
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- 期間
- 2015年01月~現在継続中
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- 取組内容
- 製品の研究開発や健康に関する啓発活動で得られた知見を活かし、社員やその家族、さらには他社の経営者や従業員向けに「健康セミナー」を実施しています。健康経営をはじめたい経営者に対するコミュニケーションサイト「健康社長」を開始しました。2022年から健康経営つながるサポート事業も展開しています。
また、青年会議所などと協業で健康経営セミナーを実施し、健康宣言企業を増やす活動を実施しています。
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- 取組に対する成果
- 聴講者が別の従業員へ伝える仕組みを作るなど、健康づくりに関するノウハウを広めることができています。
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- 工夫したところ
- 健康セミナーには、主に6つのテーマ(朝食欠食対策・免疫力向上・熱中症対策・睡眠の質向上・生活習慣病対策・女性の健康対策)を設けることで、幅広い範囲で「健康」を考えていただく事が可能となっております。また、対象者と内容がマッチするような資料作りを心掛けています。
受診勧奨の取組
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- 期間
- 2007年04月~現在継続中
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- 取組内容
- 健康診断受診率向上への取り組みとして、健康診断並びに人間ドッグの受診状況を可視化し、部下の受診状況を上長が確認、指導するシステムを導入しました。医療機関を予約した時点での入力と受診後の入力を必須としています。
30歳以上の社員の人間ドックを一割負担で受診できるようにするなど、積極的な受診を推進しています。人間ドック以外でも、法定項目に加え、腎機能検査、HbA1c、便潜血を必須項目にしており、また、胃がん検診、婦人科検診のオプションの追加を無料としています。その他、ピロリ菌検査についても助成しています。
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- 取組に対する成果
- 健康診断は、ほぼ全員受診できています。
50人未満の事業場におけるストレスチェックの実施
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- 期間
- 2016年01月~現在継続中
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- 取組内容
- web上でストレスチェックテストを年1回実施し、ストレス度合が一定以上であると認められた社員には、産業医が面談を行っています。
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- 取組に対する成果
- 全社員を対象にストレスチェックを実施することで、高ストレス者面談実施や、集団分析結果による職場環境の見直しができています。
適切な働き方の実現
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- 期間
- 2018年10月~現在継続中
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- 取組内容
- ■長時間労働の是正
上司が部下の業務時間を適切に管理できるよう、残業は事前申告制としています、また、No残業デーを週1日設定したり、Work Life Balance Dayを設定するなど、事業所ごとにメリハリのある働き方を推進しています。
■多様な働き方への対応
出社とリモートワークとの両立を目指し、出社せず在宅でも業務を確実に遂行できるよう、在宅勤務制度を2020年に変更し、在宅勤務により発生する費用の補助を行っています。
コミュニケーションの促進
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- 期間
- 2019年03月~現在継続中
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- 取組内容
- 社内に「コミュニケーションプラットフォーム」を設置し、各部署の活動状況が一目でわかるように工夫しています。各チーム間のつながりを促進する役割を担っています。
■社内SNSの導入
リモートワークで直接会えない中でも社員間のコミュニケーションを継続・促進するため、社内SNSを2021年6月から導入しています。
■フリーアドレス
出社時における社内コミュニケーション促進のため、2022年からフリーアドレスを導入しています。併せてコミュニケーションエリアも設けることで、部署や立場を越えた交流により新しいアイデアの創出に繋がるほか、省スペース化・整理整頓・ペーパーレス化の促進による働きやすい職場環境づくりを進めています。
禁煙対策
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- 期間
- 2007年04月~現在継続中
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- 取組内容
- 社内全面禁煙を実施しています。
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- 取組に対する成果
- ■禁煙の促進
事業所内の禁煙および喫煙室の廃止など、社内全面禁煙に取組んだ結果、喫煙者が年々減少しています。
従業員の感染症予防
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- 期間
- 2007年04月~現在継続中
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- 取組内容
- 毎年希望の社員に対しては、インフルエンザ予防接種の費用を会社が全額負担する形で、感染予防に取り組んでいます。また、インフルエンザを発症した場合は、本人または代理者が「インフルエンザ感染報告システム」を介し、すみやかに会社に報告をするというルールを設け、罹患した社員を一定期間自宅待機とすることで、感染拡大を防ぐための措置を講じています。
■新型コロナウイルス感染防止対策
全国で職域接種によるワクチン接種を推進するにあたり、接種日や翌日を公休とするなど、接種し易い環境を整えました。また、感染拡大の予防のため、感染時の対応をマニュアル化し、各事業所にて迅速な対応を行っています。
■その他の感染症対策
感染症報告の報告のフロー共有など、その他の感染症の感染拡大防止にも力を入れています。
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- 取組に対する成果
- 職場での感染拡大には至っていません。
女性の健康保持・増進に向けた取組
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- 期間
- 2010年04月~現在継続中
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- 取組内容
- 女性営業職の活躍をより推進するため、育児に関する情報共有の場となる「Otsuka Women’s Workshop」を開催し、結婚・出産・育児後のキャリア継続に貢献しています。さらに組織横断的な自主勉強会「WING」も開催し、「わたし達が変わり会社を変える」をテーマに積極的な活動を行っています。
■女性の健康セミナー
ホルモンの変化によりライフサイクルに応じてカラダが変化しやすい女性が、自分自身の身体の変化を知り、その対処方法を学んだり、女性がより働きやすい環境を整えられるよう、女性のみならず男性社員も参加できる「女性の健康セミナー」を実施しています。2022年はプレゼンティーイズムとの関係についても学んでいます。
■婦人科産業医の健康相談
2022年4月から婦人科産業医による女性の健康相談窓口を設置しました。
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- 取組に対する成果
- 現在では、研究から生産、マーケティングに至るまでの様々な組織・プロジェクトで女性リーダーも活躍しており、女性役員比率は上場企業平均を大幅に上回っています。2018年には初の女性取締役が誕生しました。