大有建設株式会社
タイユウケンセツカブシキガイシャ
- 301~500人
- 製造業/その他
所在地 | 〒460-8383 愛知県名古屋市中区金山五丁目14-2 |
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URL | https://www.taiyu.jp/ |
社員数 | 418名 |
業種 | 製造業/その他 |
- 業務内容
- ・舗装工事(高速道路、空港、生活道路などの舗装、公園、学校などの景観舗装)
・土木工事(宅地造成、管路工事[上下水道・ガス・電力])
・建築工事(工場、店舗、学校、マンションなどの建設)【製品販売事業】
・アスファルト合材、生コンクリートの製造販売 ・土木建築資材の販売
・リサイクル製品の販売【環境事業】
・プラントシステムの設計・施工
・プラントシステムの保守・サービス
・土壌調査及び浄化【海外事業】
・海外への土木資材の販売、技術指導など【中央研究所】
・道路資材の研究開発
・新規材料の調査、分析
健康経営に関する
自社のセールスポイント
健康診断の受診や勧奨も、意欲的に取り組んでいます。インフルエンザ、生活習慣病予防検診費も全額会社で負担し、受診勧奨しています。勤続30年目の従業員に対し、人間ドック費用15万円上限を会社負担し、医療機関選定、受診の有無も確認。また、事前アンケートで実施してほしいセミナーなどを聞き、社員が求めているセミナーを開催出来ている。会社全体が、基幹システム導入も含め、長時間労働者削減や健康管理、健康意識向上に舵を切り進めている。まだ、途中段階ではありますが、社員の健康が生産性向上に繋がり、社員やその家族の幸せに繋がると信じています。
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取組状況について
受診勧奨の取組
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- 期間
- 2011年05月~現在継続中
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- 取組内容
- 一般健康診断の受診率は100%です。有所見者には再受診の連絡を上長を通して通知しています。再受診については本人が予約してかかりつけ医などで再受診、再検査をしています。35歳以上の社員には、一つの部署(安全管理課)で、生活習慣病予防健診を受けられるよう、所属長に対象者名簿を送り、希望日時、希望病院を確認してもらい、各病院に会社を通して予約をしています。費用も、協会けんぽの補助以外を会社が全額負担しています。女性のがん検診は会社が全額負担をしています。また、勤続30年目の従業員に対し、人間ドック費用15万円上限を会社負担し、医療機関選定、受診の有無も確認。
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- 取組に対する成果
- 一般健診の有所見者人数は、2022年は403人中133人で約33%、2023年が439人の中128人で約29%と減っています。今後も受診勧奨を続けて、2025年ごろには有所見者を20%に減らすのが目標です。再受診になった人も、上長を通してメールを送る事で病院へ行きやすく受診率の向上につながっています。生活習慣病予防健診は、会社が予約することで健診を受けやすく、費用も全額会社負担で受けない人がほとんどいません。
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- 工夫したところ
- 本人の希望日に予約が取れない場合は、同じ曜日を予約したりして調整しています。出張や転勤の時も病院が決まらないときは、本社で住所から最寄りの病院を調べ予約しています。
保健指導の実施
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- 期間
- 2014年05月~現在継続中
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- 取組内容
- 協会けんぽ愛知支部より、保健指導対象者の名簿が届きましたら2日程、候補日を決め、対象者と上長にメールをしています。希望が出てきたら、協会けんぽ担当の方に連絡をして予定を立てています。
返事のない対象者にも、直接電話連絡して予定を確認しています。
保健指導対象者以外に、35歳未満の生活習慣病予備群の人を一般健康診断からピックアップして保健指導を受けるよう連絡し、指導を受けています。
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- 取組に対する成果
- 本人と上長に連絡することで、仕事の都合を調整してもらいやすく、開催日に調整できない人でも、直接、名古屋駅の協会けんぽ愛知支部に出向くことで保健指導を受診できました。
2023年6月、コロナ感染症対策を続けながら、25名受診しました。
2022年4月、コロナ感染症対策を続けながら、10名受診し、現在も対象者には声をかけています。
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- 工夫したところ
- 先生が来る日程が決まり次第、前回来られなかった人や、1回目に受けた人にも、2回目を受けてもらうよう声を掛けています。直接先生に会われた人のやる気が出ているようです。
2023年からは、個人の予定が合わせやすいドラッグストアで実施している保健指導も案内を実施。
コロナ感染症対策、換気、消毒、マスク等配慮しながら保健指導を行いました。
女性の健康保持・増進に向けた取組
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- 期間
- 2012年04月~現在継続中
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- 取組内容
- 女性に多いがん検診(乳がん・子宮がん検診)については、会社が全額負担しています。社内のホームページに女性の活躍に向けて総務人事課にチームがあり、女性専用の相談窓口やチャットグループがあります。また、Working RIBBON(がん対策推進企業アクション女性会議)にも参画しています。
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- 取組に対する成果
- 2022年・2023年度 20~74歳の偶数年数の女性の子宮がん検診率77.8%、40~74歳の偶数年数の女性の乳がん検診率80.6%。
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- 工夫したところ
- 安全管理課で、偶数年数の対象者をリストアップし、事前に上長を通してメールで連絡しています。各希望日時と病院を確認し、担当者が病院に予約をしています。
女子専用グループチャットにて健康保持・増進に向けた発信を月1回程度行っている。
50人未満の事業場におけるストレスチェックの実施
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- 期間
- 2016年04月~現在継続中
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- 取組内容
- 全社員にストレスチェックを実施しています。人数の少ない営業所や、工場にも配布して、集団分析結果は、人数の少ない部署は他の似た所属と調整して結果を出しています。集団分析表を各部署に配布し、何を改善するべきか検討を行って頂いた。
その後のフォローも遠方でも利用できる、WEB、電話での相談窓口を設置し、社内のホームページに相談窓口の情報を載せています。
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- 取組に対する成果
- ストレスチェックを受けた高ストレス者に対し、希望する方の産業医による面談を実施しました。2022年度のストレスチェックも50人未満の事業場も受診し、対象者388人中、有効データ382人受診率98.4%でした。高ストレス者は37人で9.7%と1割を切っています。
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- 工夫したところ
- 東京や大阪等の離れた支店などには、配布や回収も難しかったですが、各支店の管理担当者に手伝って頂き、二重のチェックもでき、スムーズにストレスチェックを行えました。集団分析表から何がリスクかを判断し、対策を検討しています。
健康増進・過重労働防止に向けた具体的目標(計画)の設定
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- 期間
- 2017年04月~現在継続中
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- 取組内容
- 健康増進としては、生活習慣病などの疾病の発生予防、受動喫煙防止対策に取り組んでいます。
過重労働防止に向けては、勤怠管理システムを導入し、時間外労働時間を一元管理できるようにした。時間外が多い、工事部門では時間外労働を月45時間 年間540時間以内目標に設定し、業務調整を行っています。
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- 取組に対する成果
- 生活習慣病予防健診の結果で保健指導の対象になる人はいても、入院されるようなことはありません。再受診や保健指導を受けてもらうようメールや、電話しているので治療で済んでいます。
過重労働防止については、勤怠管理システムにより、都度、警告が出る為、所属長や管理部門が管理しやすくなり、過重労働防止に繋がっている。
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- 工夫したところ
- 保健指導や健康診断結果の再受診が必要な人にはメールしたり、直接本人に呼びかけたりして、治療をするよう勧めています。
産業医または保健師が健康保持・増進の立案・検討に関与
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- 期間
- 2020年09月~現在継続中
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- 取組内容
- 産業医によるインフルエンザ予防接種を会社で行っています。分煙の為の喫煙所のアドバイスなども頂いています。ストレスチェックの高ストレス者への面談も行い、業務上のアドバイスもいただいています。
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- 取組に対する成果
- インフルエンザ予防接種を受けやすくなり、喫煙所等設備に関しても安心感を得られました。高ストレス者の働き方の助言も頂けたので、従業員も安心していました。
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- 工夫したところ
- 産業医の受診時間の配分を、受診と会社内の巡回などと分けました。
管理職及び一般社員それぞれに対する教育
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- 期間
- 2017年12月~現在継続中
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- 取組内容
- 協会けんぽの保健師による「なぜ進む?どう防ぐ?セミナー」「健診結果の見方のセミナー」や、名古屋市保健所の医師による「肥満や中性脂肪・コレステロールの講習会、アルコールと健康障害講習」を実施。2024年12月に全国健康保険協会の委託事業 野村不動産ライフ&スポーツ㈱ 生活改善!睡眠セルフケアセミナーを行って頂きました。社長と管理職も参加です。今後も健康増進に伴う講習・セミナーを計画しています。
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- 取組に対する成果
- 社内で健康セミナーを開催し、経営者が率先して出席する事で社員の健康増進意識が高まったと感じます。また、事前アンケートで実施してほしいセミナーなどを聞き、社員が求めているセミナーを開催出来ている。開催後のアンケート結果の多くが、『生活を見直します。』『今後、取組みたい』など、前向きな意見が寄せられている。
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- 工夫したところ
- 座学だけではなく、実施に体験できるセミナーを開催し、社員が参加したいと思えるようにしました。実際、今年度は、東京支店からもWEB参加がありました。
適切な働き方の実現
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- 期間
- 2018年02月~現在継続中
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- 取組内容
- 毎年、経済産業省が行っている健康経営優良法人認定制度『ブライト500』に応募し、優良企業認定を頂いています。近年は、ブライト500認定は頂けておりませんが、社内で健康経営チームを発足させ、社員の健康増進や意識向上を行う活動を行っています。
2024年度より、業務改善生産向上の為の基幹システム導入準備が進められています。(一部、勤怠管理システム導入済み)
健康経営の推進における会社全体の目的と体制として、当社の行動指針では、良い労働環境の構築として安全と健康を第一に考え、働きやすい職場と業務の改善に努めるという目的と体制があります。
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- 取組に対する成果
- ブライト500の取組内容から、健康経営チームで課題を抽出し、今後、実施する事が明確になっている。基幹システム導入に伴い、一括で管理していた書類を各自に分散させることで業務分担が行えた。
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- 工夫したところ
- 従業員の配偶者(満40才から74才)には、特定健診等検査費用のうち3,500円を上限額として会社が負担しています。
セミナー開催時など、社員が集まるときにアンケートを取り、セミナーの内容と健康経営の取組などの評価をききとり、次回に生かしています。
コミュニケーションの促進
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- 期間
- 2017年03月~現在継続中
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- 取組内容
- 社内規定で、各部門との交流、役員及び従業員の懇親会などを行う場合、年に一回、一人につき5,000円の範囲内で実費を補助するとしています。
それ以外でも、名古屋地区ではボウリング大会と愛知牧場でのバーべキュー、東京地区では家族を含めたボウリング大会、静岡地区、大阪地区ではボウリング大会を行いました。また、社内で活動するスポーツ活動に於いても参加費やユニフォーム購入費を補助しています。
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- 取組に対する成果
- 社内でイベントを行うことで普段は会わない社員と会える機会ができ、イベント内容によってコミュニケーションが取りやすくなりました。
コロナも収まり、懇親会を活発に行い、普段できない会話やコニュニケーションが取れている。
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- 工夫したところ
- 社員全体への情報発信、取りまとめ、大会の景品等の準備をしています。
社内のホームページやチームズ、フェイスブック、Xなどを使いながら、イベントやセミナーの案内をしています。
治療と仕事の両立支援
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- 期間
- 2014年08月~現在継続中
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- 取組内容
- 休職している社員で主治医、産業医及び総務部長が復職可能と考える程度に回復した者は、リハビリ出勤をすることが出来ます。
仕事内容は部門長と本人、産業医の意見を踏まえて決定しています。
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- 取組に対する成果
- 制度はありますが、利用している従業員がいない為、成果は未検証です。
食生活の改善
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- 期間
- 2018年01月~現在継続中
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- 取組内容
- 協会けんぽ愛知支部の管理栄養士の資格のある先生に保健指導に来ていただいています。管理栄養士なので、食事の改善についてアドバイスをいただいています。学会で先生が聴いていらしたお話などもしていただいています。
2024年10月24日に『楽しく賢く食べて健康に』セミナーを開催し、中保健所の医師と栄養士を講師に招いています。
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- 取組に対する成果
- 男性が多い会社なので、直接、協会けんぽ愛知支部の管理栄養士の先生に食事のアドバイスを聞けて分かりやすいようです。
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- 工夫したところ
- 出来るだけ同じ先生に来社頂けるようにお願いしています。
『楽しく賢く食べて健康に』セミナーでは、学生さんによるセミナー開催を行って頂き、笑いあり、失敗ありなど、身近に感じるようなセミナーが実施できた。
運動機会の促進
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- 期間
- 2017年11月~現在継続中
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- 取組内容
- 2023年から中期経営計画に全社目標として、朝のラジオ体操を行う活動に取り組んでいます。年に一度、コミュニケーションも踏まえた全社員参加でのボーリング大会実施。(会社補助)また、会社の福利厚生の一環として、社員有志によりスポーツチーム(野球など)を作り、ユニフォーム作成費、施設利用費等の補助を行い、スポーツ活動を推進する。スポーツチームは野球に限らずどんなスポーツでもOK 現在は、野球チーム、バスケットチームが活動中
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- 取組に対する成果
- 中期経営計画に入れる事で社員がラジオ体操に取組やすくなった。ボーリング大会では、毎年行っている為、参加率も良く、交流の場として有効な取組。
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- 工夫したところ
- 社員参加でのボーリング大会の参加率を上げる為、成績により表彰、景品授与を行っています。
禁煙対策
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- 期間
- 2018年05月~現在継続中
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- 取組内容
- 名古屋市の保健所の医師による講習会を勤務時間内に社内の会議室で行いました。建物内禁煙を目標に、受動喫煙になりそうな場所の灰皿は撤去しました。春日井市の営業所では、春日井保健所から受動喫煙防止対策施設の認定を受け、ステッカーを貼っています。
喫煙に関するアンケートを社内で実施し、禁煙希望者を把握した。
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- 取組に対する成果
- 2021年の喫煙率が、29%だったのが2022年は26%に減りましたが、2023年では横ばい状態。2025年には、20%を目標に取り組んでいきたいです。
禁煙希望者アンケートでは、希望者がほぼいない状況の為、今後の喫煙率を下げる対策が課題となっています。禁煙希望者が多い場合、禁煙外来などの補助を検討。
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- 工夫したところ
- 人の出入りのある受動喫煙の恐れのある場所の灰皿はすべて撤去し、それ以外の灰皿のある場所には、禁煙・受動喫煙防止の内容のポスターなどを掲示しています。
従業員の感染症予防
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- 期間
- 2016年09月~現在継続中
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- 取組内容
- インフルエンザ予防接種の料金を、全社員に年に一度補助しています。
新型コロナウイルス感染症予防対策の為、トイレと炊事場は、すべてペーパータオルを使用しています。
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- 取組に対する成果
- インフルエンザにより重症化したという情報はありません。
新型コロナウイルスに感染して重症化したという情報はありません。
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- 工夫したところ
- インフルエンザ流行前、予防接種を受けはじめる前、9月末には、各所属長を通しメールをして、従業員に周知徹底を図っています。
長時間労働への対策
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- 期間
- 2000年04月~現在継続中
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- 取組内容
- ノー残業デー、誕生日休暇の取得促進のメールを総務部より送っています。
基幹システム(勤怠管理システム)導入により、長時間労働者を管理部門で早めに把握できる。
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- 取組に対する成果
- 誕生日休暇の取得率は向上しています。
長時間労働者の所属長に対して、いち早く業務調整を行う指導が出来るようになった。
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- 工夫したところ
- 誕生日の前日に所属長にメールを送り、休暇促進の旨を伝えています。誕生月の中で前後にスライドして取得を促しています。
勤怠システムから長時間労働者警告が出ます。
メンタルヘルス不調者への対応
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- 期間
- 2016年03月~現在継続中
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- 取組内容
- 社外相談ダイヤルの開設や、残業の多い社員には聞き取りなどを行っています。
高ストレス者に対して、産業医の面談を行って頂くよう連絡しています。
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- 取組に対する成果
- メンタルヘルス不調での休職者はでていません。
高ストレス者1名が産業医の面談実施。
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- 工夫したところ
- 月ごとに健康を内容にしたメールを各部署の担当者に発信して、情報の共有や、息抜きに見てもらっています。
他の企業等への健康経営の普及促進
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- 期間
- 2018年09月~現在継続中
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- 取組内容
- 外部団体が開催する『健康経営会議』や『ウェルビーング共創サミット』、産業保健センターが開催するセミナーに参加し、意見交換実施やディスカッションを公聴しています。
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- 取組に対する成果
- 外部団体が行っている会議等に参加する事で、他の企業の取組事例やディスカッションを聞く事が出来、自社に活かす事が出来る。
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- 工夫したところ
- 社外ホームページに健康宣言やセミナー開催情報を掲載