名鉄観光バス株式会社
メイテツカンコウバスカブシキガイシャ
- 500~1000人
- 製造業/その他
所在地 | 〒454-0004 愛知県名古屋市中川区西日置2-3-5 名鉄交通ビル7階 |
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URL | https://www.meitetsu-kankobus.co.jp/ |
社員数 | 670名 |
業種 | 製造業/その他 |
- 業務内容
- 一般貸切旅客自動車運送事業
旅行業(観光庁長官登録旅行業第1857号)
労働者派遣事業【事業所】名古屋/春日井/刈谷営業所(認可番号 派 23-303731)
自家用自動車管理業
健康経営に関する
自社のセールスポイント
運輸事業者として「安全・安心・快適」な輸送サービスをお客様に提供し続けていくためには「従業員が心身ともに健康であること」が大前提であると考えています。そのため当社では、産業医や保健師と連携を取りながら、様々な健康保持増進施策を講じ、全社を挙げて従業員の健康支援の取り組みを行っています。
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取組状況について
受診勧奨の取組
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- 期間
- 2009年09月~現在継続中
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- 取組内容
- 健康診断の結果、要受診と判定された従業員に対し、産業医や保健師と連携し、適切に受診指示を行い、事後フォローを実施している。また、生活習慣病予防健診について対象となる年齢の従業員へは健診費用を補助。2016年には医療機関と提携し、当社専用のオリジナル人間ドックを被保険者とその配偶者に特別料金で提供。
配偶者の特定健診の受診を推進するため、社内報への掲載及び従業員へチラシを配布。
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- 取組に対する成果
- 病気の早期発見・治療に結びついており、休職期間の短縮につながっている。オリジナル人間ドックについては制度開始時の受診人数は12名であったが、2021年度の受診人数は71名と増加し、健康管理の意識とともに認知度も高まっている。
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- 工夫したところ
- 生活習慣病予防健診受診補助や当社専用のオリジナル人間ドックは35歳以上を対象。指定期間に受診することにより会社の定期健康診断への置換を可能とし、本人の負担を軽くした。
オリジナル人間ドックは、MRI脳検診をオプションで受診できるようにするなど、2021年度に受診項目を見直すことで受診料をダウンすることができ、より受診しやすくできるようにし、健康管理への関心をより広く持ってもらえるような施策を講じた。
保健指導の実施
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- 期間
- 2011年10月~現在継続中
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- 取組内容
- 保健師より特定保健指導の対象者に受診勧奨を行い、必要に応じて産業医または保健師が保健指導を実施している。
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- 工夫したところ
- メタボリックシンドロームや生活習慣病に関する基礎知識を伝え、自身の健康診断の結果や生活習慣を振り返ってもらい、改善に向け、行動目標・最終的な数値目標を指導担当者と一緒に考えて決定し、取り組み経過を観察し、都度アドバイス・設定した目標の見直しなどを行っている。
従業員の感染症予防
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- 期間
- 2013年04月~現在継続中
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- 取組内容
- インフルエンザ予防接種の費用補助。被保険者は全額、被扶養者は上限3,000円を補助。
新型コロナウィルス感染症対策として、手指消毒薬・環境消毒薬の設置、検温の実施、換気の励行など実施。
新型コロナウィルス対応ガイドラインを作成した。
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- 取組に対する成果
- インフルエンザ予防接種:接種人数2020年度417名 2021年度279名(コロナ禍による影響で減少)
新型コロナウィルス:ガイドラインに沿って適切に対応できている。
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- 工夫したところ
- インフルエンザ予防接種:主な営業所の近辺にある医療機関と提携し、接種者の利便性向上のため、当該医療機関で接種する場合には窓口での精算が発生しないようにした。
新型コロナウィルス:対応ガイドラインの随時見直しを行っている。
50人未満の事業場におけるストレスチェックの実施
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- 期間
- 2016年08月~現在継続中
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- 取組内容
- 労働安全衛生法に定められたストレスチェックの手順に準じて実施。外部委託したストレスチェック調査票による回答方式。回答された内容をもとにストレスプロフィールが作成され、高ストレス者には面接指導の案内をし、本人の希望に基づいて産業医の面接指導を行っている。
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- 取組に対する成果
- 詳細なストレスチェックプロフィールが個人へ配布され、自身のセルフケアにも役立ち、実施の回数を重ねるごとにストレスチェックの受検者数も増えてきている。
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- 工夫したところ
- web方式または記入方式が選択でき、回答しやすいようにした。
健康増進・過重労働防止に向けた具体的目標(計画)の設定
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- 期間
- 2008年07月~現在継続中
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- 取組内容
- 健康診断結果の集計・分析や、協会けんぽが発行するヘルスケア通信簿を活用している。
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- 取組に対する成果
- 各事業場の集計・分析を行い、所属長・当事者への指導や受診勧奨につなげている。
産業医または保健師が健康保持・増進の立案・検討に関与
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- 期間
- 2008年07月~現在継続中
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- 取組内容
- 2009年から保健師が常駐し、休業者や健康診断で所見のあった者への対応や、職場巡視を行うなど産業医と連携をとっている。産業医講話や安全衛生大会を行っている。
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- 取組に対する成果
- 産業医や保健師と連携することにより、対象者や所属長への対応がスムーズにできている。
管理職及び一般社員それぞれに対する教育
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- 期間
- 2018年09月~現在継続中
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- 取組内容
- 月に1回、協会けんぽメールマガジンを配信
社内報に「ほけんだより」の掲載
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- 取組に対する成果
- 健康保険の給付制度の解説や季節に合った話題を提供することで、興味を持ってもらえている。
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- 工夫したところ
- 「ほけんだより」は各事業場の衛生担当者が季節に合った題材を選んでわかりやすく解説を行っている。
適切な働き方の実現
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- 期間
- 2008年07月~現在継続中
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- 取組内容
- 残業の事前申告制度やフレックスタイム制度、時差出勤制度を設けている。
任意のタイミングで取得できる休暇制度を設けている。
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- 取組に対する成果
- 制度を利用して、仕事の緩急に合わせた働き方ができている。
乗務職については、勤務割付をしている担当部署により月の拘束時間がコントロールできている。
コミュニケーションの促進
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- 期間
- 2015年04月~現在継続中
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- 取組内容
- クラブ活動支援としてスポーツ活動や文化活動に対して年間活動資金の一部を負担。現在はマラソンクラブやDIYクラブなど16のクラブが活動を行っている。
2016年からファミリー感謝デーとして、従業員とその家族を対象とした謝恩イベントを開催。BBQや抽選会など実施。
コロナ禍により、2020年度からクラブ活動の自粛、ファミリー感謝デーの開催は見合わせている。
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- 取組に対する成果
- 普段、交流がない部署の従業員同士のコミュニケーション促進に役立っている。
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- 工夫したところ
- 2019年のファミリー感謝デーは南知多ビーチランドで実施。小さいお子さんにも楽しんでいただけるよう、地引網等のレクをいろいろ用意した。
治療と仕事の両立支援
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- 期間
- 2008年07月~現在継続中
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- 取組内容
- 年次有給休暇とは別に使用条件が定められている積立休暇を取得できる制度がある。
高額療養費に該当する治療費の補助を行っている。
産業医・保健師が面談を行い復職までのフォローを行っている。
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- 取組に対する成果
- 長期にわたる休業においては、積立休暇の取得や補助金を受けられることにより本人の経済的負担を軽くできている。
運動機会の促進
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- 期間
- 2008年12月~現在継続中
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- 取組内容
- 毎年12月頃にバレーボール大会、3月頃にソフトボール大会を実施。地区ごとにチームを組み、リーグ戦方式で試合を開催。さらにクラブ活動支援により、スポーツ活動を促進している。
コロナ禍により2019年12月のバレーボール大会を最後に実施を見合わせている。
「あいち健康プラス」アプリを活用しウォーキングイベントを開催。
参加人数34名(アプリ登録者数124名)
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- 取組に対する成果
- 日頃の運動不足解消とともに、各地区対抗による熱い戦いは同僚との絆を深めている。
ウォーキングイベント:アプリを活用することで実績が見える化され、モチベーションアップにつながった。
禁煙対策
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- 期間
- 2017年04月~現在継続中
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- 取組内容
- ニコチン依存症に係るスクリーニングテスト(TDS)で、ニコチン依存症と診断され、一定の要件を満たした従業員が、名鉄病院「禁煙外来」で治療を開始し、禁煙を達成すると、受診費用を補助。
事業場ごとに屋内全面禁煙・喫煙室の設置を行っている。
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- 取組に対する成果
- 2021年10月より、名鉄病院禁煙外来が新規受付を一時中止している。再開されるまで禁煙外来受診補助も受付を中止している。
禁煙率は若干減少している。2020年度26.2% 2021年度25.2%
長時間労働への対策
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- 期間
- 2009年08月~現在継続中
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- 取組内容
- 1ケ月当たりの時間外・休日労働時間が80時間を超える者が発生した場合は「疲労度チェックリスト」を記入してもらい、その内容に応じて産業医面談等を実施する枠組みを構築している。
メンタルヘルス不調者への対応
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- 期間
- 2015年12月~現在継続中
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- 取組内容
- 法定のストレスチェックを活用するとともに、相談窓口を設置し、不調者に対し面談・声かけや、産業医の意見を踏まえた支援体制の整備を行っている。
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- 取組に対する成果
- 時間は要するが、復職できている。
女性の健康保持・増進に向けた取組
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- 期間
- 2013年04月~現在継続中
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- 取組内容
- 協会けんぽの生活習慣病予防健診を活用し、40歳と50歳の対象者に乳がん検診・子宮がん検診の受診費用を補助している。
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- 取組に対する成果
- がんの早期発見につながった従業員もおり、短期の治療・復職につながっている。
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- 工夫したところ
- 指定期間に受診をすることにより会社の定期健康診断への置換を可能とし、本人の負担を軽くした。