大橋運輸株式会社
オオハシウンユカブシキガイシャ
- 31~100人
- 製造業/その他
所在地 | 〒489-0912 愛知県瀬戸市西松山町2-260 |
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URL | https://www.0084.co.jp |
社員数 | 89名 |
業種 | 製造業/その他 |
- 業務内容
- 一般貨物自動車運送事業、貨物運送取扱事業、油脂仕入販売、一般廃棄物収集運搬業、産業廃棄物収集運搬業、引越サービス、物流情報サービス、労働者派遣事業、不動産賃貸業、古物売買
健康経営に関する
自社のセールスポイント
時代と共に付加価値は変わりますが、その付加価値は人によって作られます。そんな付加価値を提供できる人財を蓄えるため、大橋運輸はES(従業員満足度)の向上を目指しています。
大橋運輸では定年後においても従業員が元気に生活できるよう、食育をはじめ、運動、睡眠、メンタルヘルス、ワークライフバランスなど様々な健康取り組みを実施しております。
令和3年より、地域の皆さんの「健康寿命を延ばす」取り組みとして、「0084地域健康プロジェクト」を実施。
弊社は中小企業ですが、多様な人材が協力し、今後増加する地域課題の解決に事業と従業員を通じて貢献できるよう活動を継続していきます。
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取組状況について
食生活の改善
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- 期間
- 2015年05月~現在継続中
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- 取組内容
- 【健康の土台は食事から!長く働くことの出来る身体作り】
■旬産旬消
旬の食材はおいしく栄養価も高いため、従業員やその家族に旬の野菜や果物を配布。(とうもろこし、りんご、みかん、ブルーべりー、お米など)
■朝ごはん摂食促進
社内でバナナ、ゆで卵、トマトジュースを用意し、朝ごはん摂取のよびかけと血圧対策として取り組んでいる。
■水素水サーバー設置
糖分の多いジュースやコーヒー飲料を減らし、水素水を推奨。自動販売機期には角砂糖の量を表示。
熱中症対策・感染症対策として、ドライバーや作業員に水素水を配布。
■ヤクルトの配布
従業員全員に週2回ヤクルトを配布(腸内環境改善や風邪予防、インフルエンザの感染症対策、免疫力強化作用等)。
■管理栄養士による食育&栄養面談
毎月、社内報に食育に関する記事を掲載。社内管理栄養士LINEより毎週食育情報を発信。マンツーマンの健康栄養相談ツールとしても活用。
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- 取組に対する成果
- 健康情報に触れあう機会を増やすことによって、従業員の健康意識が少しずつ高まり、行動変容が見えるようになりました。
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- 工夫したところ
- ・従業員が定年後も健康で元気に生活できるように、今から健康習慣が身に付くような取り組みを実施しています。
・『旬産旬消』では、配布する食材の健康効果やおいしく簡単な調理法などの情報提供。
・管理栄養士からの情報提供やアドバイスができるようになりました。
運動機会の促進
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- 期間
- 2017年06月~現在継続中
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- 取組内容
- 【健康で働くことの出来る体力作り】
■スポーツクラブの法人会員となり、従業員が利用。利用料金は会社負担。
■女性の筋力アップのため、外部の先生を招き、勤務時間内にヨガ教室を開催。
■社内トレーニングルームを設置。懸垂機、ダンベル、腹筋マシン、バランスボール、なわとび、上昇踏み台などの器具完備。
■スタンディングデスクを設置し、デスクワークの従業員の肩こり、腰痛防止に繋げる。
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- 取組に対する成果
- 従業員の健康意識の向上、筋力アップ・けが防止に繋がっています。
勤務時間内に実施することで、女性の参加者が増えています。
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- 工夫したところ
- 様々な運動機会を増やし、体を動かすだけでなく仕事中にはできない雑談などを通じてコミュニケーションとチーム力の向上が見られました。
運動したい時にすぐできる環境づくり。
メンタルヘルス不調者への対応
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- 期間
- 2014年02月~現在継続中
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- 取組内容
- 【メンタルも治療より予防】
■ 趣味応援企画(仕事と人生を楽しくをテーマに社員の趣味を応援して金銭面を会社が負担)
■ 1年中頑張らない制度(一人に業務が偏らず、みんなでランダムに頑張る制度)
■ 仕事・セクハラ・メンタル面の不調などを含めた仕事悩み相談室の設置
■ 社長直通メール
■ 新入社員1、3ヶ月面談
■ 24時間相談窓口(外部)
■ メンタルサポート(外部)
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- 取組に対する成果
- 仕事と人生を楽しくをテーマに趣味応援企画を運営。社員が趣味を通じてプライベートを充実させ、生きがい、やりがいに繋がった。趣味はストレスの発散にもなるため、メンタルも治療より予防に重点をおいています。
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- 工夫したところ
- 新入社員の不安や不満など、入社間もない従業員にとって相談室への連絡は敷居が高いと思われるため、入社1カ月と3ヶ月で面談を実施。不安や悩みが大きくなる前に、解消できるような対策を取っています。
また、複数の相談窓口を設置し相談しやすい場を提供しています。
受診勧奨の取組
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- 期間
- 2016年04月~現在継続中
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- 取組内容
- 【健康診断後の現況報告の徹底】
■健康診断の結果、異常を認められた従業員に対し、再検査・精密検査・治療等を行ったか、また、診察をした医師の意見も記入し提出するよう依頼。
■今後、健康診断の結果が経過観察の従業員に対しても、生活習慣を見直すための指導予定。
■社内の管理栄養士LINEより、健診日案内、再検診の確認、生活習慣のアドバイスを実施。
■毎月産業医、社長、管理栄養士の3者の打ち合わせを実施。従業員の健康、医療などの情報交換実施。
■健康診断のほか、SAS検査、脳MRI検査も実施。
■特定保健指導が必要な方には指導を受けるよう手紙を送付。
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- 取組に対する成果
- 健康状態は、運転業務に支障をきたすおそれがあるため、現況報告を徹底し、管理栄養士より保健指導を実施。従業員の健康管理を行っています。
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- 工夫したところ
- 管理栄養士が産業医と連携を取り、従業員の健康管理をしています。
健康診断の再検査。
50人未満の事業場におけるストレスチェックの実施
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- 期間
- 2020年09月~現在継続中
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- 取組内容
- 高リスクがある従業員には産業医面談を勧奨。
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- 取組に対する成果
- 高リスク従業員に対しては産業医面談を実施し、職場改善に反映しています。成果はまだ見えてません。
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- 工夫したところ
- 高リスク従業員に産業医面談を受けるよう手紙を送っています。
健康増進・過重労働防止に向けた具体的目標(計画)の設定
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- 期間
- 2019年04月~現在継続中
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- 取組内容
- 【健康習慣を身に付け、健康寿命を延ばす】
■健康診断の結果、全体の39%にあたる従業員が肥満と診断されたため、20%に減少させる。
現在、生活習慣病予防のハイリスク者は、60代以上であり、50代は少ない反面、生活習慣病の基となる肥満は20代から始まっています。年代別、特に20代30代からドライバーの特質を加味した上で管理栄養士より食生活及び運動指導を行います。
■社内管理栄養士LINEよりマンツーマンの健康栄養相談実施。
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- 取組に対する成果
- 肥満率は2019年39%→2020年27%→2021年18%→2022年19%→2023年19%になりました。
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- 工夫したところ
- 当社の健康経営は『治療より予防』に重点を置いています。
毎週管理栄養士LINEより健康情報を発信するほか、運動機会を増やすイベントも多数を開催しています。食育と運動の情報を毎週発信することで従業員の健康意識が高まり、肥満率も減少したと考えています。
産業医または保健師が健康保持・増進の立案・検討に関与
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- 期間
- 2018年04月~現在継続中
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- 取組内容
- ■毎月産業医、社長、管理栄養士3者の従業員の健康管理について打ち合わせを実施。
■毎月疲労蓄積チェックを行い高リスクの従業員には産業医面談を勧奨。
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- 取組に対する成果
- 季節ごとに流行る感染症などについて産業医から情報を頂き、事前に従業員に案内できたことで、健康保持に繋がっている
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- 工夫したところ
- 健診結果と産業医の所見をもとに、管理栄養士が個々にわかりやすく状況を説明し行動変容を促す手紙を送り、可能な限り個人面談をしています。
管理職及び一般社員それぞれに対する教育
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- 期間
- 2016年08月~現在継続中
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- 取組内容
- 【専門家からの情報提供】
■毎月、管理栄養士及び歯科大学学生による記事を社内報に掲載。専門家からの情報を提供しています。また、給与明細に食育情報を同封し、従業員とその家族に情報提供を行っています。
■健康診断の結果、健康の保持に努める必要がある従業員に対し、保健指導と併せ栄養面や食事の摂り方など指導をしています。
■セミナーや講習参加
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- 取組に対する成果
- 専門家からの豊富な情報を従業員に提供。また、管理栄養士から、一人ひとりの健康状態に合わせた指導。
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- 工夫したところ
- 健康担当として管理栄養士の雇用。
適切な働き方の実現
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- 期間
- 2015年02月~現在継続中
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- 取組内容
- 【生活環境に合わせた柔軟な勤務体制】
■子育てや介護、不妊治療等様々な事情によりフルタイム勤務が難しい従業員に対し、ワークライフバランスを保ちながら働けるよう柔軟な勤務体制を認めています。
■障がい者、LGBTQ、外国籍労働者、高齢者、子育て期労働者などを含め、多種多様な人材が能力を最大限発揮できるような職場環境作りに取り組んでいます。
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- 取組に対する成果
- 仕事と家庭の両立が難しく、就職を躊躇っていた優秀な人材の雇用に繋がりました。
柔軟な勤務体制を認めることにより、女性従業員の増加に繋がりました。
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- 工夫したところ
- 週3日、1日4時間勤務、午後勤務などの生活環境に合わせた勤務体制を認め、勤務体制により不平等な取扱いはしないことを就業規則に明記しています。
また、短時間勤務でも単純作業のみではなく責任ある仕事を任せています。
コミュニケーションの促進
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- 期間
- 2018年07月~現在継続中
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- 取組内容
- 【家族参加のイベント開催】
■運送会社の業務は、1人での作業が多く、勤務形態や勤務時間もバラバラなため、日頃、従業員同士のコミュニケーションを取ることが難しい。また、残業や夜勤業務等により、家族との時間もなかなか作れないため、家族参加のイベントを開催し、コミュニケーションの促進を図ります。
■社内通貨制度
業績に応じて社内通貨を発行。
各事業所のイベント時に使用し、個人負担ゼロで参加できます。
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- 取組に対する成果
- 勤務地や勤務形態など様々だが、多くの従業員やその家族の参加があり、コミュニケーション促進の場となっています。
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- 工夫したところ
- 従業員のみの参加ではなく、家族参加のイベントを開催。(従業員同士だけではなく、家族とのコミュニケーション促進のため。)
治療と仕事の両立支援
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- 期間
- 2016年04月~現在継続中
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- 取組内容
- 疾病を抱える従業員が、入院や通院、療養のため、休暇や勤務日の振替、勤務時間の変更等従業員にあわせたサポートを行っています。
(治療と仕事の両立について、一人ひとり疾病の症状や治療法等様々であることから、社内ルールは決めず随時面談をし、従業員にとって何が最善の方法かを考え対応している。)
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- 取組に対する成果
- 現在、がん等の疾病を抱えた従業員やLGBTQ従業員、不妊治療をしている従業員など通院のため、勤務日の振替や勤務時間の変更、有給休暇の取得等を行っています。また、療養のための休暇後、職場復帰をし配置転換も考慮しています。
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- 工夫したところ
- 従業員一人ひとり疾病の症状や治療法等様々であることから、従業員とのコミュニケーションが重要だと考え、制度は設けず柔軟に対応しています。
保健指導の実施
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- 期間
- 2018年07月~現在継続中
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- 取組内容
- 【定期健診の結果、保健指導が必要とされた対象者に対して、管理栄養士による保健指導の実施】
■定期健診の結果、管理栄養士が産業医と連携を取り、従業員一人ひとりに合わせた食事の摂り方や運動量、方法等を含めた保健指導を行っています。
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- 取組に対する成果
- 多くの従業員に保健指導が実施できるようになりました。
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- 工夫したところ
- 管理栄養士の雇用
禁煙対策
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- 期間
- 2013年05月~現在継続中
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- 取組内容
- ■各営業所を屋内禁煙
■受動喫煙防止のため、屋外喫煙所を設置
■禁煙サポート活動
■禁煙外来費用会社負担
■喫煙に伴う健康被害のポスター作成
■健康手当として非喫煙者に手当を支給
■2025年より禁煙者採用
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- 取組に対する成果
- 少しずつですが、喫煙率の減少。入社後禁煙チャレンジャーが増えています。
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- 工夫したところ
- ・従業員が通院しやすい自宅近くの禁煙外来の情報提供
・毎月手当を支給し禁煙に対する意識の向上
・社報に本人の顔写真入りコメントを掲載し他社員の協力、賞賛、同調を得る
従業員の感染症予防
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- 期間
- 2017年11月~現在継続中
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- 取組内容
- ■新型コロナウイルス感染症対策
マスク配布、消毒液設置。
CO2検知器、加湿器、オゾン空気清浄機、手洗いチェッカーなど設置
■インフルエンザ予防接種1回分の費用を会社が負担。
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- 取組に対する成果
- 集団感染予防に繋がった。
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- 工夫したところ
- 従業員に感染症注意喚起
設備や機械の導入。
長時間労働への対策
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- 期間
- 2016年10月~現在継続中
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- 取組内容
- 【業務内容などの変更を視野に入れた業務管理】
■時間外・休日労働時間45時間超の従業員全員に、月1回疲労の蓄積を所属長の面談により確認し、認められた場合には、『疲労蓄積度チェックリスト』を実施。疲労の蓄積がみられる従業員は、産業医または、本人が希望する医師の面談指導を推奨しています。
■長時間労働対策として、一月の拘束時間を日々管理し、時間外・休日労働時間の60時間超が予想される場合は、所属長による面談を行い、便の見直しや業務内容の変更などを視野に入れた業務管理を行います。
■繁忙期には、他部署の従業員によるサポート体制を整えることにより、長時間労働削減に繋げます。
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- 取組に対する成果
- 運送会社は、どうしても時間外労働が多くなってしまうため、便の見直しや業務内容の変更等を視野に入れた業務管理、また、他部署からの応援等を行うことにより、僅かではあるが時間外労働の削減に繋がっています。
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- 工夫したところ
- 他部署の従業員によるサポート体制
女性の健康保持・増進に向けた取組
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- 期間
- 2019年04月~現在継続中
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- 取組内容
- ■婦人科検診の受診勧奨
■婦人科検診の費用全額補助
■にしたんクリニックと連携(従業員と家族も含め卵巣検査)
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- 取組に対する成果
- 婦人科検診の受診率UPに繋がりました。
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- 工夫したところ
- 乳がんや子宮頸がんは、早期発見・早期治療を行うことにより、ほとんどが治る病気と言われているため、受診勧奨や費用を全額補助することで、一人でも多くの従業員が受診できる環境を整備しました。
他の企業等への健康経営の普及促進
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- 期間
- 2012年11月~現在継続中
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- 取組内容
- ■健康経営に関するセミナー登壇。
■中学生の職場体験受け入れ時、管理栄養士による「栄養について」の講習実施。
■採用活動時に、大橋運輸の主な取組みとしてPRしています。
■健康経営取組の質問、取材対応、大学の卒論取材対応。
■社内の健康経営を地域住民の健康寿命をのばす活動へ
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- 取組に対する成果
- ・従業員だけではなく、多くの方に大橋運輸の健康経営が認知されました。
さらに、大橋運輸の取組みを知り、セミナー依頼や取材等が増加しました。
・地域住民に運動できる場、相談できる場を提供することで健康意識向上に繋がった。
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- 工夫したところ
- ・社内外で大橋運輸の健康経営の情報発信方法(セミナーや取材、HP等)
・地域住民に健康情報をお届け。