エバー株式会社
エバーカブシキガイシャ
- 101~300人
- 製造業/その他
所在地 | 〒479-0806 愛知県常滑市大谷字猿喰106 |
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URL | https://ever-tokoname.com |
社員数 | 120名 |
業種 | 製造業/その他 |
- 業務内容
- 金属プレス加工による自動車部品の製造。及び溶接加工と金型製造。
健康経営に関する
自社のセールスポイント
従業員および家族への会社の情報、メッセージを発信することで、家族の支援を得て離職防止につながっています。ホワイト企業として認知され採用活動に貢献しています。会社で長く活躍できる環境を整備することで 帰属意識を醸成でき自主性・自発性が発揮され、結果生産性の向上につながっています。
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取組状況について
食生活の改善
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- 期間
- 2020年09月~現在継続中
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- 取組内容
- 健康づくりと食生活の改善のため、野菜・フルーツ・総菜の置き型社食「オフィスで野菜」を導入しました。弊社は2交代制で24時間工場を稼働させているため、夜勤の従業員も利用できるようにしました。また、健康習慣アンケート結果より朝食を食べない人の割合が11%増えたこともあり導入に至りました。
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- 取組に対する成果
- 週に1回入荷する「オフィスで野菜」と月1回入荷する「オフィスでごはん」の2種類がありますが、どちらも週末と月末に完売してしまうほどの人気商品となりました。野菜やフルーツを摂取する従業員が増えている、また健康意識が高まっていると実感しています。
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- 工夫したところ
- 全品100円としました。差額は会社が負担するようにし、従業員通用口の掲示板と2階通路の健康経営掲示板と3階食堂内にあります健康経営コーナーにポスターを掲示して推進しています。飲料自動販売機にはカロリー表示もしています。
運動機会の促進
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- 期間
- 2020年09月~現在継続中
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- 取組内容
- 年1回の健康習慣アンケートにおいて、KPI結果分析より生活習慣7項目の内、「運動」に関して13%とかなり低いことが課題でもあります。業務の安全を推進するにあたり、整理・整頓の「2S」を前提として、また運動機会の増進に向けた健康経営の取り組みとして「美化活動」を実施しています。コミュニケーションを取りながら体を動かし運動を兼ねて会社の美化という一石三鳥の取り組みです。導入前に専務・課長・係長と健康経営推進担当者でトライを実施しました。
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- 取組に対する成果
- 全員参加を目的としていますので、社長・専務・課長・係長も参加をしています。2024年7月26日から毎週金曜日に実施しています。一旦、9月末の上期で終了しましたが、各職場がキレイに保たれる、困りごとや意見が言える場となっている等、従業員から継続して実施をして欲しいとの声が上がりましたので下期も継続して実施しています。
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- 工夫したところ
- ・推進者(社長・専務・課長・係長・健康経営推進担当者)と活動場所と実施メンバーを決めて、全員参加で活動しています。
・コミュニケーションが取れるように小グループにして活動しています。
・本社と古道工場の両工場で実施しています。
他の企業等への健康経営の普及促進
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- 期間
- 2020年07月~現在継続中
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- 取組内容
- 地域や他の企業を巻き込むオープンイノベーションとして常滑商工会議所が毎月開催している「健康経営カフェ」を主導して、市内外の企業と健康経営の事例報告や課題共有を行っています。健康経営推進担当者も現地参加やオンラインで参加しています。
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- 取組に対する成果
- 市内はもちろん、市外・県外から参加される企業が増えました。
弊社も健康経営の事例報告の依頼があり発表をさせていただきました。
また課題解決のヒントを得て、他社の事例を参考にアレンジも加えながら「美化活動」運動機会の促進という取組の形になりました。
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- 工夫したところ
- 健康経営の取組をしている身近な地域の企業と連携し、取り組み事例と情報共有を推進しています。健康経営を通じて企業訪問をした際には「健康経営カフェ」の広告を配布して紹介をしています。健康経営の事例報告もお願いしています。
受診勧奨の取組
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- 期間
- 2000年01月~現在継続中
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- 取組内容
- 事業所にて健康診断予定表を組み、予約手配も行い、毎年、健康診断を実施しています。未受診の従業員には後日受診のフォローを確実に行っています。再検査・要精密検査の従業員に受診確認書を発行し、医療機関受診及び確認書の提出を実施しました。要精密検査の従業員には期日付きの提出としました。また健康経営推進チームにて情報共有及び声掛けのフォローも実施。健康診断結果の重要性に関してのフィードバックセミナーを開催しました。更なるフォローとして産業医との連携にて面談フォローを継続して行っています。従業員だけではなく従業員のご家族へも健康診断受診の呼びかけとして、協会けんぽ様の「ご家族にも健診プロジェクト」を実施しています。
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- 取組に対する成果
- 特別な事情を除き毎年受診率100%になっています。
昨年度の健康診断再検査受診率は65%から70%まで上がりました。
従業員から「社長の名前で受診のお手紙が届きました。ありがとうございます。」と話がありました。
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- 工夫したところ
- 健康経営推進担当と推進チームが徹底的にフォローしています。
常滑商工会議所を通じて、健康診断についての相談やアドバイスをいただいています。また社内報の健康経営欄に健康診断結果も掲載し、従業員のご家族にも見ていただけるようにしています。
50人未満の事業場におけるストレスチェックの実施
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- 期間
- 2020年09月~現在継続中
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- 取組内容
- 弊社では本社と古道工場の2つの工場があり、全従業員に対し年一回、ストレスチェックの実施をしています。従業員やその家族のサポートとして、24時間365日対応で相談できる外部機関を設置しました。社内ではキャリア相談窓口を設置しました。
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- 取組に対する成果
- 外部機関の窓口では、家族も一緒にサポートを受けられるので理解も深まりました。社内でキャリアミーティングを行うことで情報が共有され、キャリア相談担当者が従業員に対して気にかけるようになりました。
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- 工夫したところ
- ストレスチェックの結果は、プライバシー保護の観点から健康経営推進担当者から個人に渡され、会社では把握できないため、産業医もしくは外部機関に相談窓口を設置しています。また月に1回キャリア相談担当者においてキャリアミーティングを行い情報共有しています。
健康増進・過重労働防止に向けた具体的目標(計画)の設定
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- 期間
- 2000年01月~現在継続中
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- 取組内容
- 全従業員の残業時間一覧を週2回各部署の管理者へ渡すことで、過重労働防止に向けた小まめなチェックができるようにしています。ロボットラインを導入し、生産性の向上と過重労働の防止に寄与しました。多能工化を推進し、有休の取りやすい環境を整備しました。また、管理職には時間管理セミナーを実施しています。年1回、従業員の健康意識の向上を目的に健康習慣アンケートを実施し、年に2回健康セミナーを社内で開催しています。
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- 取組に対する成果
- 残業時間月平均は、20時間ほど減少しています。多能工化を推進することで、業務分掌を整理することができ、IT推進により業務の効率化が図れました。健康習慣アンケート、セミナーによって健康に対する意識が高まりました。
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- 工夫したところ
- 工数管理をデータで行うことで、忙しさ等を可視化しています。
ITを利用した業務の自動化をしています。
産業医または保健師が健康保持・増進の立案・検討に関与
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- 期間
- 2000年01月~現在継続中
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- 取組内容
- 再度改めて産業医と提携し、2か月に1回来社していただき、安全衛生委員会への参加、工場内パトロールを行い、意見や指導をしていただいています。
また、健康診断の結果における再検査フォローの実施として産業医による面談の実施を継続して行っています。
産業医と健康経営推進担当との連携を図り、従業員の心と身体の健康づくりに向けた対策として、健康増進・生活習慣病予防対策や感染症予防対策等のお話をしていただき、意見交換の実施や指導をしていただいています。
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- 取組に対する成果
- 従業員の健康づくりへの意識が高まり、産業医への質問や意見が多く出るようになり、指導の話もしていただいています。今では安全衛生委員会の開催時間が足りない程になりました。
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- 工夫したところ
- 安全衛生委員会開催の前に産業医と社長、健康経営推進担当者との打ち合わせを実施しています。また従業員との面談も行っています。
管理職及び一般社員それぞれに対する教育
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- 期間
- 2000年01月~現在継続中
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- 取組内容
- 管理職及び一般従業員それぞれに対し研修を行い、その中の研修の項目に、時間管理、健康について反映させています。年に1回健康習慣アンケートを実施し、年に2回セミナーを開催しています。月に1回の全体朝礼にて健康経営について啓蒙しています。
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- 取組に対する成果
- 朝礼時に管理職が従業員の体調を確認するようになり、管理職から積極的にコミュニケーションを取る環境ができています。
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- 工夫したところ
- アクサ生命保険㈱および社会保険労務士と連携し、定期的に相談する場を設けました。
適切な働き方の実現
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- 期間
- 2001年01月~現在継続中
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- 取組内容
- 会社の課題を整理し計画を取りまとめ、従業員自身の能力向上を目指しワークライフバランスを実現していきます。評価制度を整備して、従業員自身のキャリアアップを念頭に面談を実施しています。ルーティンワークを見直し、限定正社員制度(短時間正社員就業規則)を整備し、副業を可能にしました。60歳から65歳の定年延長に併せて、退職金規程を見直し、長く働きやすい職場環境を整備しました。
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- 取組に対する成果
- 社会の中での会社の役割・使命の理解が進み、会社への帰属意識が高まりました。地域への会社の認知が向上しました。業務の効率化~生産性の向上、お互い様の風土が醸成しつつあります。
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- 工夫したところ
- ・対外活動として、学校の課外授業などに積極的に参加し、会社の役割を再認識しています。
・ルーティンワークの改善として、RPA(Robotic Process Automation)を積極的に取り組むことで、ルーティンワークの工数を低減しています。ルーティンワークの改善例として、タブレットへのデータ入力へ変更し工数を低減しています。また、VBA(Visual Basic for Applications)を活用し自動入力化することで、残業一覧の集計等の工数を低減しています。
・地域コミュニティを利用し、会社行事を開催しました。
・限定正社員制度(短時間正社員就業規則)を構築しました。
・事業所内キャリアコンサルタント育成研修を経て社内キャリア面談を実施しています。
コミュニケーションの促進
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- 期間
- 2018年09月~現在継続中
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- 取組内容
- 弊社の経営報告会で、「健康経営セミナー」と「趣味の共有」を実施しています。「趣味の共有」は全国の大学生とのインターンシップから提案された取り組みを実践しました。セミナーではメンタルヘルス編やマネー編を行い、「趣味の共有」では第一回に経営者・上司(社長・専務・課長)、第二回に新入社員、第三回に外国人実習生の自己紹介や趣味等をパワーポイントで発表していただきました。初回では従業員の趣味の写真をスライドショーで映しました。
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- 取組に対する成果
- 自身や趣味を知ってもらうことで会話のきっかけづくりができ、コミュニケーションがとりやすい環境ができました。
休憩時には、従業員同士が趣味の話で盛り上がり、プライベートでの約束をしている場面も見受けられました。
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- 工夫したところ
- 「趣味の共有」の第一回で、経営者や上司から従業員に趣味等のプライベートな部分を発表していただきました。第二回は新入社員、第三回は実習生に発表していただきました。今後も引き続き取り組みが実施できるように、経営報告会で発表する枠を作りました。
治療と仕事の両立支援
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- 期間
- 2019年03月~現在継続中
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- 取組内容
- 治療を優先しつつ、体調にあわせたシフトを構築しています。
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- 取組に対する成果
- 健康経営を通じて相手を思いやる職場環境になりました。
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- 工夫したところ
- 治療が必要な従業員と定期的にヒアリングを実施し、上司と情報共有しています。
保健指導の実施
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- 期間
- 2019年07月~現在継続中
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- 取組内容
- 協会けんぽの情報を活用して従業員に周知し、産業医とのヒアリングを実施し、適切な指導をすることで、かかりつけ医への受診を勧奨しています。
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- 取組に対する成果
- 健康診断の判定結果および数値の改善につながりました。
対象者及び希望者全員の保健指導が実施出来ました。
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- 工夫したところ
- 健康宣言をしたことで、協会けんぽからの定期的な情報を享受しています。
健康経営推進担当者から従業員へフォローを実施しました。(対象者に紙で保健指導の連絡をし、その結果を提出してもらい、提出しない対象者には再度実施するよう促しています。)
禁煙対策
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- 期間
- 2019年10月~現在継続中
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- 取組内容
- 屋外に喫煙所を2箇所設け分煙を実施しています。また毎月22日を禁煙デーとし、喫煙所を封鎖し啓蒙活動を行っています。
禁煙外来治療費用の全額補助を行っています。
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- 取組に対する成果
- 非喫煙者の前でタバコを吸うことがなくなり、受動喫煙のリスクが無くなりました。禁煙デー(22日)を設定したことで、タバコを吸う本数を減らす意識が出てきています。
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- 工夫したところ
- 健康習慣アンケートを実施し、喫煙者向けに禁煙セミナーを行っています。
従業員の感染症予防
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- 期間
- 2020年04月~現在継続中
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- 取組内容
- 新型コロナウィルス等の感染症の感染拡大を受け、非接触型の体温計を用いて始業前の検温とアルコール消毒液を設置しました。発症した際に対応できるようにマニュアルも作成しました。事務所に加湿器と空気清浄機を設置し対策しています。安全衛生委員会で産業医より指導をお願いしています。
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- 取組に対する成果
- 事前に感染症予防に取り組んでいたことで、社内に感染者が出た時に排他的にならず、相手を思いやるという風土が出来ました。
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- 工夫したところ
- 出退勤を管理するタイムカード設置場所の前に、新型コロナウイルス感染症に関するBCP対策マニュアルを掲示しました。また、非接触体温計を常備し、体調管理を徹底しました。
安全衛生委員会で産業医に質疑応答の時間を設けました。
長時間労働への対策
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- 期間
- 2016年09月~現在継続中
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- 取組内容
- 各部署の管理者が従業員の残業をしっかりと管理していますが、全従業員の残業時間一覧を週2回各部署の管理者へ渡すことで、過重労働防止に向けた小まめなチェックがよりできるようにしています。
また毎週水曜日をノー残業デーと設定しました。
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- 取組に対する成果
- 時間管理の浸透により、生産性の向上が図られました。
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- 工夫したところ
- 工数管理をデータで行うことで、忙しさ等を可視化しました。
メンタルヘルス不調者への対応
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- 期間
- 2020年07月~現在継続中
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- 取組内容
- 「健康経営サポートパッケージ」電話相談窓口(24時間365日)や「キャリア支援制度」社内相談窓口を設置して、健康づくりの支援から心のケアをしています。
また、経営報告会では「健康経営セミナー」メンタルヘルス編を実施しました。
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- 取組に対する成果
- 家族の安心につながり、家族にもサポートしてもらえています。
「健康経営セミナー」メンタルヘルス編を実施後、アンケートを行い、従業員の感想や意見を聞くことができました。
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- 工夫したところ
- 入社の際には、新入社員に「健康経営」についての説明及び「健康状況のアンケート」を行っています。また、「健康経営サポートパッケージ」電話相談窓口と「キャリア支援制度」社内相談窓口の案内用紙を配布して伝えています。
女性の健康保持・増進に向けた取組
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- 期間
- 2017年02月~現在継続中
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- 取組内容
- 弊社はあいち女性輝きカンパニーを2017年2月に取得しています。県内企業等における女性の活躍促進を図る「あいち女性の活躍プロモーションリーダー」を委嘱されています。尚、女性健康診断では、検診項目「乳がん検診」「子宮頸がん検診」を追加し、受診場所も社内から半田市医師会健康管理センターでの施設健診へ変更しました。また、費用は会社負担として受診を行う制度を導入し、健康で安心して長く働ける会社を目指しています。
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- 取組に対する成果
- 婦人科系検診の女性従業員受診率100%を達成しています。
アンケートを実施し、40歳以上は毎年受診、40歳以下は希望者のみ受診することに決定しました。アンケートの回答からは、女性特有の検査項目は気になっている事だったので有難かった、健康を気にてくれていると実感できて嬉しい等の声がありました。
女性従業員の増加および職域の拡大、テレワークへの取組を実施しています。
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- 工夫したところ
- キャリアプラン・ライフプランを社内のキャリア面談を活用して行っています。
本社女性化粧室の新設も行いました。
尚、取引先など外部への周知・啓発をしています。