鳴海製陶株式会社
ナルミセイトウカブシキガイシャ
- 101~300人
- 製造業/その他
所在地 | 〒458-8530 愛知県名古屋市緑区鳴海町字伝治山3 |
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URL | https://www.narumi.co.jp |
社員数 | 226名 |
業種 | 製造業/その他 |
- 業務内容
- 名古屋市緑区鳴海町に本社をおく高級洋食器メーカー。創業は1946年。特にボーンチャイナは日本で最初に量産化に成功。また、結晶化ガラス工業材料などのガラス製品の扱いも拡大。「食」という原点を見つめつつ、生活空間創造企業を目指しています。
健康経営に関する
自社のセールスポイント
2020年9月に健康経営宣言をおこないました。当社は、健康経営という言葉が使われる前から、従業員や家族の健康維持・促進には地道に取り組んできました。福利厚生に関する制度はひと通り整備しています。運用についての画一的なルールはありませんが、反面、その人の状況を考慮して弾力のある運用をしています。
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取組状況について
運動機会の促進
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- 期間
- 2012年04月~現在継続中
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- 取組内容
- 健康保険組合と共同し、スポーツクラブ利用者に対し利用料を補助。また指定する運動を3か月継続して実施した人に対し奨励金を支給する「健康カード」など、動機付けを実施。(両者ともに~2023年3月で終了)
2021年「あいち健康プラス」に企業登録。
2022年労働組合と協同で健康ウォーキング&みかん狩りバスツアーを実施。
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- 取組に対する成果
- スポーツ施設利用補助は11名が「健康カード」の奨励金を受けた。
2021年「あいち健康プラス」は2021年17名の従業員が参加登録をした。
2022年バスツアーは48名の従業員が参加した。
従業員の感染症予防
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- 期間
- 2013年11月~現在継続中
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- 取組内容
- インフルエンザ予防のため、健康保険組合と協同して会社の会議室を使い、就業時間内に会社で予防接種を受けられるようにした。個人負担は無し。また会社で受けられない人には最高4,000円の補助を実施。扶養家族にも3,000円の補助を実施している。新型コロナウイルス感染予防のため、会議室・食堂にアルコール消毒液を配置。従業員は検温して出社することを継続中。食堂の机も6名用を4名利用に制限し、黙食用と雑談用の机を分けている。
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- 取組に対する成果
- 職場内でのインフルエンザ集団感染がなくなり、業務に支障をきたすことがなくなった。
2021年は134名、2022年191名が接種し感染拡大の予防に取り組むことができた。
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- 工夫したところ
- インフルエンザ予防接種を受けるために仕事を抜けることに対する職場の協力体制をつくること。
長時間労働への対策
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- 期間
- 2019年01月~現在継続中
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- 取組内容
- 毎週水曜日を「ノー残業DAY」と定め、水曜日の昼休みと終業直前に「本日はノー残業DAYです」と構内放送でアナウンスしている。また終業時刻後に人事担当者が抜き打ちで職場巡視を実施。さらに安全衛生委員会で、毎月30時間以上の時間外労働の状況を報告し、委員会メンバーで改善策を審議。
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- 取組に対する成果
- 2021・2022年は80時間/月を超過するものはいなかった。
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- 工夫したところ
- 時間外労働が多い職場の責任者と人事担当の責任者とが改善に向けて話し合う場を設け、職場の声を聴くようにした。
毎週水曜日の巡視は継続して実施。
受診勧奨の取組
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- 期間
- 2010年04月~現在継続中
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- 取組内容
- 配偶者の受診勧奨を推進するため、9月~翌年2月に実施。
健康保険組合から受診案内と申込書を本人宛に送付し、健診機関への予約は健康保険組合が代行にて実施。
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- 取組に対する成果
- 配偶者の特定健診の受診は、2020年度は58.2%、2021年度は83.9%。
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- 工夫したところ
- 保険者が発行する機関誌を通じて受診奨励を実施。
未受診者には繰り返し受診案内を送付して受診を促進。
50人未満の事業場におけるストレスチェックの実施
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- 期間
- 2016年01月~現在継続中
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- 取組内容
- 同じ事業者を利用して50人未満の事業場にも同様に実施している。
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- 取組に対する成果
- 全員がストレスチェック実施。
健康増進・過重労働防止に向けた具体的目標(計画)の設定
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- 期間
- 2020年09月~現在継続中
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- 取組内容
- 2020年9月に「健康経営宣言」をおこない、その中で健康増進と過重労働防止を宣言。
管理職及び一般社員それぞれに対する教育
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- 期間
- 2019年04月~現在継続中
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- 取組内容
- ・年に1回実施するコンプライアンスに関する社内研修のなかで、メンタルヘルスやハラスメント防止とあわせて健康経営の教育を実施。
・各種健康に関する情報発信の実施。
社内イントラネットへ提示を適宜実施。
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- 取組に対する成果
- ・年1回の研修は2021年12月に実施。
・月2回は適宜掲示。
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- 工夫したところ
- 社内イントラネットにアクセスできない工場勤務者は工場内掲示板に掲示。
適切な働き方の実現
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- 期間
- 2019年01月~現在継続中
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- 取組内容
- 「この人でないと分からない」業務を無くすべく、同じ人が同じ仕事を長期わたって担当する体制を改めるべく、業務のローテーションをおこなっている。一つの業務を複数人ができる体制とすることで、業務が一人に集中して時間外労働が増えるのを防ぐことができ、有給休暇も取得しやすい環境を目指している。
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- 取組に対する成果
- 現在進行中。
コミュニケーションの促進
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- 期間
- 2021年11月~現在継続中
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- 取組内容
- 数年に及ぶコロナ禍でコミュニケーション不足が顕在化。
・従業員家族の職場見学会(ファミリーDAY)の実施。
・健康ウォーキング&みかん狩りバスツアーの実施。
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- 取組に対する成果
- ・ファミリーDAYは2021年と2022年は50名の従業員と家族が参加。
・バスツアーは48名の従業員と家族が参加。
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- 工夫したところ
- 感染のリスクを避けるため飲食は伴わずに屋外で出来る行事を企画・実施した。
治療と仕事の両立支援
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- 期間
- 2012年04月~現在継続中
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- 取組内容
- 未使用で消滅してしまう年次有給休暇を30日間まで積み立てることができる「積立有休」の制度があり、病気治療のために5日以上連続して休む場合には有給休暇より優先して取得できる。また半日有給休暇制度や生産部門を除いてフレックスタイム制を導入しており、これらを利用することで治療に専念することができる。またその人に応じて仕事量や担当業務の見直しもおこなっている。
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- 取組に対する成果
- 制度を利用して治療を続けながら働いている従業員あり。
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- 工夫したところ
- 制度を整えても上司や同僚の理解が得られなければ続けられないので、上司や同僚の理解と協力を得られるよう啓蒙した。
保健指導の実施
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- 期間
- 2019年01月~現在継続中
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- 取組内容
- 健康保険組合が主体となり、該当者に対し保健指導を実施。
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- 取組に対する成果
- 2020年は5名が保健指導を受けた。
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- 工夫したところ
- 食事改善と運動の必要性を、身をもって体験できるプログラムを策定し実施。
禁煙対策
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- 期間
- 2013年04月~現在継続中
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- 取組内容
- 喫煙に関するアンケートを実施。
・喫煙者に対し「紙たばこから電子タバコに変更しませんかキャンペーン」を健康保険組合と共同で実施。
・健康保険組合提供「オンライン禁煙プログラム」の参加者募集を支援。
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- 取組に対する成果
- イベントを通じて喫煙者に呼びかけることで喫煙に対する意識付けができた。
メンタルヘルス不調者への対応
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- 期間
- 2012年04月~現在継続中
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- 取組内容
- 本人が治療中であれば主治医の判断で、治療開始前であれば産業医の意見に基づいて対応。休んで療養する場合には上司が適宜訪問して状況を確認。仕事を続ける場合には診断書や産業医の意見に従い、その人に応じた職場のフォロー体制をつくっている。柔軟な対応実施。
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- 取組に対する成果
- 復職し元気に働いている社員あり。
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- 工夫したところ
- いつでも気軽に話せる担当窓口を設けた。
女性の健康保持・増進に向けた取組
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- 期間
- 2019年04月~現在継続中
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- 取組内容
- 育児休業を取得し、子育てを行いながら女性労働者が就業を継続できるよう、育児短時間勤務(1時間の短縮)を子が小学校3年生の4月まで取得できるようにした。
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- 取組に対する成果
- 4人の子育てをしながら就業する女性あり。