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アルメック株式会社

アルメック(カ

  • 31~100人
  • 製造業/その他
  • アルメック株式会社
  • アルメック株式会社
所在地 〒470-1153
愛知県豊明市前後町三ツ谷1361
URL https://www.armec.jp/
社員数 67名
業種 製造業/その他
業務内容
鉄・非鉄金属のリサイクル(収集運搬及び再資源化原料の生産、販売)

健康経営に関する
自社のセールスポイント

健康経営に関する自社のセールスポイント

 当社の経営理念には「社員全員の物心両面の充足と幸せ」とあり、健康経営はまさにこの言葉の具現化です。
 禁煙対策や社内コミュニケーション活性化に15年以上取り組む一方、健康経営に熱心な企業から優れた点を採り入れるなど、取組を迅速かつ強力に進めてきました。また、AS(ARMEC-Satisfaction:ES+CSの造語)向上委員会と管理部を取組の推進役とする等、既存の取組や組織体制を活用し健康経営を軌道に乗せることができました。
 最も注力しているのは「社内コミュニケーション促進」で、社員だけでなく役員も含めた全ての人が対象です。
地元大府市様の取組も存分に活用し、「シティウォーキング大会」参加や情報収集を行っています。その他外部専門家の知見も積極的に導入しています。

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取組状況について

管理職及び一般社員それぞれに対する教育

  • 期間
    2017年05月~現在継続中
  • 取組内容
    ・健康経営スタートにあたっての説明会
    ・オフィスでできるストレッチメニュー講座
    ・バランスの良い食事講座
    ・メンタルヘルス講習
    ・社員総会にて役員より講話、合わせて講師による講演会開催。
    ・情報共有ツール「TUNAG(ツナグ)」を活用した健康コラムの発信。
  • 取組に対する成果
    ・勉強会を通じて健康経営の意義への理解や社員の意識を高め、取組の質を向上。
    ・役員や委員会から日々健康に関する発信を行い、意識向上が図られた。
  • 工夫したところ
    ・社内スタッフでは十分教育できない分野については社外講師を積極的に招き、プロならではの説明によって参加者の満足度向上に努めた。
    ・新規取り組み開始時に全社発信を徹底。
    ・対面での教育だけでなくデジタルツールを用いた情報発信にも注力している。

コミュニケーションの促進

  • 期間
    2006年01月~現在継続中
  • 取組内容
    ・新入社員歓迎会を兼ねたバーベキュー大会
    ・全社員対象の社長面談
    ・誕生月の社員と役員による食事会
    ・社内木鶏クラブ(月刊誌「致知」を用いた読書会)
    ・「リフレッシュ食事会」「みんなでお出かけサポート」補助制度。
     6か月に1度、1人3,000円の補助を会社から支給。
  • 取組に対する成果
    ・食事会や読書会は15年以上前から継続的に実施。任意参加だが高い出席率。
    ・リフレッシュ食事会利用時はエンゲージメントツール「TUNAG」上で報告するルールとし、盛り上がった様子を全社員で共有し利用促進に繋げている。
  • 工夫したところ
    ・従業員満足度向上を目指し、委員会を組織してイベントを運営。委員会や有志が盛り上げ役を買って出てくれることで、全員が楽しさを感じられるイベントに。
    ・情報発信は管理部に担当者を設置し、委員会と管理部が連携して実施。
    ・当社では対面での直接的なコミュニケーションを重視しているが、オンライン朝礼や打合わせも導入。当社の特徴的な取り組みである社内木鶏クラブも同様。

運動機会の促進

  • 期間
    2000年01月~現在継続中
  • 取組内容
    ・毎日の朝礼にてラジオ体操を実施。
    ・2017年より自社ウォーキング大会を開催(任意参加)。毎年11月下旬頃に開催される大府市主催のシティウォーキング大会にも参加し、いずれも約5.0kmを歩いている。
    ・「愛知牧場に行こう!」など、委員会企画でイベントを開催。
  • 取組に対する成果
    ・ラジオ体操の各動作を意識し、見た目にも適度な緊張感が出た。
    ・ウォーキング大会では社員同士のコミュニケーションが図れ、小さな子供さんを連れて参加する社員もおり、非常に和気あいあいと取り組んでいる。
    ・行政のイベントを活用することで準備の負担軽減と共に地域との接点が増加。
    ・ウォーキングに関心が無かった社員からも、「歩いてみると意外に気持ちが良かった」など前向きな意見が多く得られた。
  • 工夫したところ
    ・日常の健康管理ツールとして「あいち健康プラス」の利用を社内へ発信。
    ・ラジオ体操は当番の声掛けで正しい体操の仕方を実践するよう促した。
    ・2020年の自社ウォーキング大会では会社見学を同時に実施し、コミュニケーション促進の場としても活用。小さなお子さんにも楽しんでもらえた。
    ・一つのイベントに複数の意味を持たせるよう意識しており、「愛知牧場へ行こう!」では、運動+心の健康+コミュニケーション促進等の効果を狙った。

受診勧奨の取組

  • 期間
    2000年01月~現在継続中
  • 取組内容
    ・健康診断はパート含む全従業員が対象で、受診率100%。
    ・健診結果について産業医による意見聴取を実施(地域産業保健センター様活用)。
    ・2018年より得られた所見について当社独自の書面を対象者へ交付し再受診を促進。
  • 取組に対する成果
    ・書面を交付するようになって、再受診をより強く明確に促せるようになった。
    ・従来は結果を意識する社員が少なかったのが、管理部へ再受診の報告をしてくれる社員が現れ、個々の健康に対する意識の高まりを実感。
  • 工夫したところ
    ・単に再受診を促す書面とするのではなく、受診したこととその結果を管理部へ連絡するための記入欄を付けて、履歴管理ができるようにした。これによって次回の意見聴取時に産業医への結果報告が可能となり、年ごとの連続性が発生。

50人未満の事業場におけるストレスチェックの実施

  • 期間
    2017年05月~現在継続中
  • 取組内容
    ・当社では50名を超える事業場は無いが、2017年より全事業所(大府工場・豊明工場・寺前倉庫)でストレスチェックを自主的に実施。
  • 取組に対する成果
    ・健康経営担当者と部門長、労働安全衛生委員会で結果を共有し、対策を検討。
    ・業務の性質上体力的な厳しさを感じる社員の割合が比較的多いことがわかり、機械化、自動化を推進して作業環境を改善。
  • 工夫したところ
    ・メンタルヘルス講習も実施し、単なるチェックで終わらないよう意識。
    ・2018年にデジタルによる回答に変更したところ回答率が下がってしまったため、翌年から再び紙ベースに戻して実施。

健康増進・過重労働防止に向けた具体的目標(計画)の設定

  • 期間
    2016年04月~現在継続中
  • 取組内容
    ・年間(4月1日~3月31日)の有給休暇取得率を50.0%超にする。休暇の取得促進によって過重労働を防止し、余暇を有意義に使ってもらうのが狙い。
  • 取組に対する成果
    ・年間休日を90日台から徐々に増やし、2018年8月からは110日として休みを取りやすい環境づくりを実施。一方で生産性をより高め、有給休暇を取得しやすくした。
  • 工夫したところ
    ・誕生日休暇、記念日休暇という形で特別な日に休暇を取るスタイルを提案。
    ・取得日数が少ない社員に対しては各部門長より声掛けをし、取得を促進。
    ・2020年8月より、古い日程から消化するよう変更して失効を防止。

適切な働き方の実現

  • 期間
    2009年04月~現在継続中
  • 取組内容
    ・ノー残業デーの設定。毎週木曜日をノー残業デーとし、一般社員は定時(17時)、管理職は19時までに退社という時間設定を行っている。
    ・育児・介護休暇の取得を奨励。
  • 取組に対する成果
    ・全社的に早めの退社ができている。一方で管理職の時間外労働が比較的目立つ。
    ・2024年に男性社員2名が当社で初めて男性の育児休暇を取得。
  • 工夫したところ
    ・木曜日の午前中に、意識付けのため「TUNAG」を用いてノー残業デーをアナウンス。

保健指導の実施

  • 期間
    2017年05月~現在継続中
  • 取組内容
    ・健診結果に何らかの所見が見受けられた者は、協会けんぽ様の保健指導を実施。
    ・管理部が本人との取り次ぎを行って日程調整を行う。指導は就業時間内(7時50分~17時00分)に社内の会議室で実施。
  • 取組に対する成果
    ・管理部が取り次いで指導を受けるよう促すことで、社員の関心度が向上。
    ・以前は指導を面倒だと捉える社員が多いように感じられたが、健康経営の浸透により、指導内容を活かそうという雰囲気が現れてきた。

食生活の改善

  • 期間
    2017年05月~現在継続中
  • 取組内容
    ・社内自販機の商品ラインナップを見直し、缶コーヒーや清涼飲料水を減らして特保飲料やお茶、水、野菜ジュース等健康に配慮した飲料の取り扱いを増加。
    ・自販機にはジュースに含まれる砂糖の量やカロリーを示したポスターを掲示し、健康に配慮した飲料へのシフトを促している。
  • 取組に対する成果
    ・以前は缶コーヒーなどが多く、砂糖入りの飲料が大半であったので、それらの取り扱い数が減っただけでも効果があった。
    ・協会けんぽ様の「好事例集」にも掲載。
    ・夏場は暑さ対策として会社補助による販売価格低減を実現。
  • 工夫したところ
    ・自販機は定期的にラインナップ変更があるので、ポスターの取り換えと合わせて管理部が内容をチェックしている。

禁煙対策

  • 期間
    2017年05月~現在継続中
  • 取組内容
    ・屋外に喫煙スペースを設けて分煙を実施。「建物内禁煙」を2005年より実施。
    ・春と秋に各1週間の禁煙週間を設けており、喫煙スペースの灰皿を撤去して「敷地内全面禁煙」としている。
  • 取組に対する成果
    ・喫煙率は約30%とまだ高いものの、一日あたりの喫煙量は減少傾向。
    ・取組を更に強化して禁煙達成者を増やしたい。
  • 工夫したところ
    ・ポスターの掲示等で告知しているほか、終了後はアンケートを配布し意見を収集。
    ・たばこ会社の協力を得て禁煙セミナーを実施。健康への害が大きい紙巻たばこから比較的害が少ないといわれる電子たばこへの乗り換え促進。更にその後の禁煙達成へ向けた情報提供を実施した。

長時間労働への対策

  • 期間
    2015年08月~現在継続中
  • 取組内容
    ・ジョブローテーション実施。人材交流で個々のスキルを伸ばし「特定の人しかできない仕事」を減少で生産性向上。人手不足感解消と長時間労働削減を目指している。
    ・管理部においては「1業務2名体制構築」を目標に部門内ローテーションを実施。
  • 取組に対する成果
    ・免許の都合で特に人手不足感がある物流部の仕事を他部署社員がフォローするなど、業務効率が向上。大型免許の資格取得率も向上。
    ・従来は自部門の業務中心で物事を考える傾向が強かったのが、ジョブローテーションを本格化後は相互理解が深まり、コミュニケーションが円滑になった。
  • 工夫したところ
    ・定められた時間数に収まるよう、早出残業の調整をきめ細かく行い、繁忙期でも超過しないよう注意している。

メンタルヘルス不調者への対応

  • 期間
    2017年05月~現在継続中
  • 取組内容
    ・各種ハラスメント防止規定において相談窓口・対応責任者を規定し、体制を整備。
    ・「こころの健康づくり計画」を策定、中長期的取組として対応。
  • 取組に対する成果
    ・幸いにしてメンタルヘルス不調者は出ておらず、相談事例はない。
  • 工夫したところ
    ・導入にあたっては「メンタルヘルスセミナー」を開催して社員への周知を徹底。

女性の健康保持・増進に向けた取組

  • 期間
    2015年08月~現在継続中
  • 取組内容
    ・女性の働きやすい環境づくり。更衣室や工場併設のお手洗いを整備。機械化推進によりケガ防止や体力的負担軽減を目指す。
    ・管理部では広く高機能のデスクや人間工学に基づいた椅子の採用等で事務職特有の疲労を軽減。OA機器整備で生産性UP+業務時間短縮。女性専用休憩室も完備。
    ・育児・介護休業規程の整備により、安心して働ける体制の構築。
  • 取組に対する成果
    ・女性の配属により作業環境改善が加速。手作業だったものを機械化し、無理な姿勢での作業や体力を要する作業を削減。
    ・女性が働きやすい環境づくりをきっかけに暑さ寒さ、粉じん対策など細かな所まで目が行き届き、「誰もが健康で安全に作業ができる環境づくり」の流れが定着。管理部ではデジタル化も進展。
  • 工夫したところ
    ・女性が活躍できる会社であることを社内外へ示すため「あいち女性輝きカンパニー」認証を取得。

他の企業等への健康経営の普及促進

  • 期間
    2015年08月~現在継続中
  • 取組内容
    ・「経営品質」の考え方を採用(健康経営は「社員重視」カテゴリ、他に顧客本位・社会との調和・独自能力)。毎期末に取組レポートを発行して情報発信。
    ・会社見学来訪者向けに健康経営の取組や意義を発信、普及促進を実施。
    ・行政(主に大府市様)や協会けんぽ様との連携も意識し、表彰などの実績を挙げている。「好事例集」掲載などによって間接的に普及促進に貢献。
    ・2019年1月に名古屋商工会議所で、2023年11月に西尾保健所様にて事例発表。
  • 取組に対する成果
    ・各種表彰や優良企業認定は自社イメージアップに大きくプラス。学生に対しても積極的にPRし、高評価を頂くと共に着実に採用へ繋げている。
    ・健康経営への関心が高い企業ほど当社の各種取り組みに理解を示して頂け、健康経営が企業間の交流を深めるきっかけとなっている。
  • 工夫したところ
    ・企業向け説明では、「社員の健康が安全や生産性の向上など、全ての課題を解決するための大前提」と定義づけをし、一定のコストがかかっても社員の健康改善・増進に取り組むことの重要性を説明している。
    ・当社の取組実績を詳細に説明し、具体性を持たせている。

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