山八商事株式会社
ヤマハチショウジカブシキガイシャ
- 1~30人
- 製造業/その他
所在地 | 〒443-0044 愛知県蒲郡市宝町3番12号 |
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URL | https://ys-group.co.jp/company/ |
社員数 | 30名 |
業種 | 製造業/その他 |
- 業務内容
- 不動産開発・賃貸業
寝具・インテリア製品製造・販売
健康経営に関する
自社のセールスポイント
不動産事業とホームファッション事業を手掛ける当社は、「人生を豊かにする会社」という経営理念のもと、健康な状態で就業することが豊かさの基本と考え、健康経営に取り組んでいます。
当社では通年、試行錯誤を繰り返しながら新しい取り組みを検討し実施しています。
既存の施策はアンケート調査などによって利用状況を確認し、従業員からの意見を汲み上げ、制度運用への反映と見直しを行っています。
また、健康維持とともに運動機会増進に向けても注力しています。気負わず楽しみながら継続できるような施策を考えています。
人材は大切な経営基盤です。従業員の健康状態を良好に保ちモチベーションが高い状態で仕事に向き合うことが会社の業績向上にも資すると考えています。
今後も、従業員一人ひとりの能力を最大限に発揮してもらうため、より良い労働環境づくりに努めていきます。
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取組状況について
受診勧奨の取組
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- 期間
- 2019年04月~現在継続中
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- 取組内容
- 健康診断において再検査項目が発生した従業員には、人事総務部から本人に対して書面にて受診勧奨の連絡をしている。受診勧奨対象者に対しては再検査の受診日と結果の報告を徹底し、個々における具体的な改善対策の立案を行っていることを確認している。
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- 取組に対する成果
- 健康診断にて再検査項目が発生した従業員の再受診率は100%を達成している。また再受診の際に、無理のない具体的な改善目標を書面に落とし込み、後日でも目標の再確認ができる状態にすることで、指導項目が放置されることがない仕組みとしている。
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- 工夫したところ
- 再検査項目が発生した従業員に対して、再検査のアポイントを入れるよう人事総務部より定期的に確認し、社員の自主性に完全に任せることなく、確実に再受診までの流れを作ることを心掛けている。
50人未満の事業場におけるストレスチェックの実施
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- 期間
- 2020年11月~現在継続中
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- 取組内容
- 身体的な健康維持と同時に心の健康維持も不可欠という会社方針のもと、50人未満の中小企業ではあるが毎年ストレスチェックを実施。高ストレス判定者に対しては産業医との面談を斡旋している。
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- 取組に対する成果
- 積極的なストレスチェックへの対応が進んでおり、最終的には一人残らず継続的かつ自主的にチェックを行うことで、メンタルヘルス不調者を把握する体制ができている。不調者発生時の相談窓口の設定も行ったことから、実際に発生した場合も慌てることなく対応できるフローを組み立てることができた。
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- 工夫したところ
- メンタルヘルス不調は、一般的にはネガティブなイメージ(恥ずかしい・情けない・精神的に弱い・ストレス耐性がない)が強く、ストレスチェックに際しても意図的に強がるような回答をすることがないよう、ストレスチェック開始前に代表者自らメンタルヘルスの維持の重要性について従業員全員に対して情報発信の場を作った。具体的には、①誰にでも発生する可能性があること ②恥ずかしいことではないこと ③不調を少しでも感じたら我慢することなく対策を講じることが重要であること について説明し、全ての豊かさの根元は肉体的・精神的な健康の維持にあることを説明することで、精神的な負担を軽減することを心がけている。
運動機会の促進
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- 期間
- 2021年10月~現在継続中
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- 取組内容
- 体力測定イベントを社内で行ったり、スマホアプリを用いたウォーキングイベントへの参加など、気負わず楽しみながらできるような施策を考え実施している。
その他にも、ストレッチ店舗で利用できる優待券の補助や、事務所内に簡単なストレッチやトレーニング機器を設置するなどしている。
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- 取組に対する成果
- 体力測定で自身の体の状態や身体能力を実感し、データを可視化したことで運動への意識が高まった。
ウォーキングイベントには3分の2の従業員が参加し、普段より少し多く歩くことを意識できた。アプリに表示されるランキングや歩数を参加者同士で話すことでコミュニケーションの向上にもつながった。
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- 工夫したところ
- 体力測定は就業時間中に行い、ウォーキングイベントはアプリを用いて年2回、それぞれ1か月間行った。一日の平均歩数8,000歩達成者に報奨を用意し、参加者のモチベーション維持につなげた。
健康増進・過重労働防止に向けた具体的目標(計画)の設定
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- 期間
- 2019年09月~現在継続中
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- 取組内容
- 過重労働防止について、残業時間管理を人事総務部だけではなく会社経営陣が参加するグループ経営会議で詳細に報告している。残業時間の圧縮及び残業時間が発生する要因の分析を行い、対策まで毎回確認する仕組みをとっている。
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- 取組に対する成果
- 上長が部門全体の残業業務内容を把握し、残業が多い社員に対してはヒアリングを行い、業務内容の軽減や人員配置などの見直しを行うことができている。
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- 工夫したところ
- 事前残業申請時に、必ず上長から社員へ残業業務内容の確認を行うよう徹底している。
管理職及び一般社員それぞれに対する教育
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- 期間
- 2023年02月~現在継続中
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- 取組内容
- メンタルヘルスセミナーを受講し、基本的知識やストレス対処法などを学んだ。
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- 取組に対する成果
- 「ストレス対処法やセルフケアの重要性を再認識した」「動画内で紹介された簡単なエクササイズも実践したい」との声が多かった。最初の不調に気づくことが大切なので、有意義だった。
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- 工夫したところ
- 長時間の講座だったため、VODで業務の隙間時間に分割して視聴も可とし、各々のタイミングで期間内に視聴を完了するよう継続的な声掛けを行った。
コミュニケーションの促進
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- 期間
- 2000年02月~現在継続中
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- 取組内容
- 誕生日に、互助会からプレゼントするイベントを実施している。全体でお祝いすることで、コミュニケーションの活性化を図っている。
育児休業中の従業員も対象として自宅に送付し、イベントの内容は社内SNSで共有している。
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- 取組に対する成果
- 誕生日プレゼントを家に持ち帰ることで、家族とのコミュニケーションの時間にもつながっている。
事業所が離れている従業員ともSNSを通して交流が図れている。
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- 工夫したところ
- 誕生日プレゼントは、所属部署の上長から日頃の労いのコメントを添えて手渡ししている。
また、社内SNSでその様子を共有し、所属事業所とは別の事業所で働く従業員同士のコミュニケーションの場にもなっている。
保健指導の実施
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- 期間
- 2018年04月~現在継続中
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- 取組内容
- 健康診断実施機関から保健指導のための来院を呼びかける仕組みを作り、メタボリックシンドロームや生活習慣病に対して従業員自身の改善意識を高める仕組みを作った。
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- 取組に対する成果
- 生活習慣病が引き起こす重篤な病気について、従業員本人に理解してもらう場ができた。その上で保健師と日常生活の振り返りを行いながら、無理なく継続的に改善できる具体的な目標設定を行っている。
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- 工夫したところ
- 生活習慣を改善することなくこのままの生活を続けると、どのような結果に結びつくのかを理解する点から指導を開始してもらう。また業務時間中に保健指導を受けることを容認することで、健康診断の結果が出てから間を開けることなく保健指導を対象者全員が受診することができている。
食生活の改善
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- 期間
- 2021年12月~現在継続中
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- 取組内容
- 健康的な食生活への改善を会社として支援するため、毎月一回をサラダランチDayに設定。希望者に対し会社費用負担にて昼食にサラダを提供している。
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- 取組に対する成果
- 野菜を習慣的に食べない、もしくは苦手意識を持っていた従業員にとって意識の変化に繋がっている。
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- 工夫したところ
- サラダランチDayを設定するにあたり、この制度の意図を社内SNSで発信した。意識して積極的に野菜を摂取し、健康的な食生活を意識する機会となるように呼び掛けた。
従業員の感染症予防
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- 期間
- 2014年11月~現在継続中
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- 取組内容
- 年に1回、会社の費用負担によるインフルエンザ予防接種を実施している。
また、新型コロナウイルス流行時から、隔月に不織布マスクを無償配布している。
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- 取組に対する成果
- インフルエンザの罹患率は全国平均で8~10%程度だが、当社では毎年1人程度(約3%)の罹患に抑えられている。
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- 工夫したところ
- インフルエンザ予防接種は職場に医師が往診するように手配し、予約の手間と業務上負担の軽減につながっている。
新型コロナウイルス感染予防についても、不織布マスクの一定量備蓄、テレワークの継続により、感染者が拡大した際にも心理的に不安定な状態にならないように配慮している。
メンタルヘルス不調者への対応
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- 期間
- 2020年11月~現在継続中
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- 取組内容
- 外部機関と提携し、対面や電話によるカウンセリングを行うメンタルサポートサービスを導入。
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- 取組に対する成果
- いつでも相談できる体制が整っており、メンタルヘルス不調に対する心配要素を軽減することができている。
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- 工夫したところ
- サービスに関する資料やアプリの登録から使用方法などを社内SNSへアップし、全体ミーティングの場で詳細を説明。積極的な活用を促し、心の問題を早期に解決するよう周知した。
女性の健康保持・増進に向けた取組
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- 期間
- 2020年11月~現在継続中
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- 取組内容
- 事務所内に女性専用の休憩スペースを設置。
また、女性の健康課題に対する対策の一環として生理研修を実施。
女性特有の健康問題を理解を促進し、性別を問わず働きやすい職場になることを目指し、女性の健康基礎知識と生理用品などについて学んだ。
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- 取組に対する成果
- 気兼ねなく利用できるスペースがあることで、女性特有の体調不良に対して心配要素を解消し、心理的な不安を軽減できている。
生理研修については、デリケートな問題であるが、正しい知識を身につけることで職場の心理的安全性が向上すると考えている。
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- 工夫したところ
- 休憩スペースにソファーやクッションを配置し、女性特有の体調不良の際にすぐに休める環境を整備した。
仕切りがあることで外からの目線もシャットアウトすることができるスペースになっている。