名阪急配株式会社
メイハンキュウハイカブシキガイシャ
- 1001人以上
- 製造業/その他
所在地 | 〒486-0817 愛知県春日井市東野町9-7-1 |
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URL | https://www.meihankyuhai.co.jp/ |
社員数 | 1711名 |
業種 | 製造業/その他 |
- 業務内容
- 大手食品商社、外食チェーン、大手物流会社など、さまざまなメーカー、ベンダーからセンター運営・管理を受託し、配送、納品、アフターフォローまでお客様に代わってサービスを提供します。物流センター内では、入庫した商品の検品、保管から納品条件に合わせた商品(製品)の簡単な加工作業も行います。その後、ピッキング、検品後に出庫いたします。
健康経営に関する
自社のセールスポイント
2020年、名阪急配は『明日も行きたいと思える会社を創る』と言う社長のメッセージを軸に、メンタルヘルスにしっかりと向き合う体制を構築しようとしています。心身ともに健康で、実りある豊かな人生を社員全員が歩んでいけるように、健康経営を実践しています。
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取組状況について
受診勧奨の取組
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- 期間
- 2017年01月~現在継続中
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- 取組内容
- 健康診断結果への産業医意見の記載と、それに伴う再検査や精密検査の要受診者を安全衛生委員会内で確認し、必要とされた従業員に対して委員会を通じて通知を実施。
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- 取組に対する成果
- 2017年~従業員の健診受診率が100%達成。
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- 工夫したところ
- 各センターへの健診車の手配及び、日程や部門ごとに異なる勤務帯に合わせた時間の調整をし、無理なく受診できるよう配慮。
管理職及び一般社員それぞれに対する教育
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- 期間
- 2020年04月~現在継続中
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- 取組内容
- メンタルヘルスやハラスメント、健康に関する教育を管理職及び一般社員に実施。
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- 取組に対する成果
- 些細な言動や行動が少しずつ相手との溝を広げていき、ハラスメントやメンタル不調に繋がっていくという事を伝える事で、現場の日常会話に配慮がみられるようになった。
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- 工夫したところ
- 健康・ハラスメント・メンタルヘルス等の動画を作成し定期的な配信とともに集合教育も実施。健康・ハラスメント・メンタルヘルス等のキーワードに触れる機会を増やし、注意を促した。
メンタルヘルス不調者への対応
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- 期間
- 2019年04月~現在継続中
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- 取組内容
- メンタルヘルスに関する外部の専門機関と契約し、臨床心理士が各センターを訪問、相談面談等を実施。
窓口担当を決め、定期的に相談、面談及びセミナーを実施。
不調者の職場復帰に向け医師の意見を踏まえた支援体制の構築と短時間勤務、業務制限等リハビリ出勤を実施。
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- 取組に対する成果
- 本人と職場の両方がうまく補完し合い、リハビリ出勤を経て職場復帰させる事が出来た。各センターへの訪問時にインタビューを実施し動画化、配信する事でセンターや人材の紹介が出来た。
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- 工夫したところ
- メンタルヘルスの階層別セミナー、各センター訪問での周知と相談・面談を繰り返し行い、加えてハラスメントの教育を進めるなど、現場重視で取り組みを実施。訪問時のインタビューなどの動画を配信し、より相談しやすい環境を構築した。
50人未満の事業場におけるストレスチェックの実施
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- 期間
- 2017年01月~現在継続中
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- 取組内容
- 事業所規模に関係なく、健康診断受診対象者全員をストレスチェック受診対象者として実施。
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- 取組に対する成果
- 健康診断とセットで周知する事で従業員の認知は年々上がっている。参加人数の推移を今後注視していく。
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- 工夫したところ
- 紙からwebでの実施に変更した事で、回答しやすくなった半面、デジタルに弱い人が参加し辛くなった感がある。
健康増進・過重労働防止に向けた具体的目標(計画)の設定
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- 期間
- 2020年04月~現在継続中
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- 取組内容
- メンタルヘルスやハラスメントを含めた、幅広い健康的職場環境の構築を目標に、管理者・一般従業員に対し教育を実施、及び年間の実施件数目標を設定。
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- 取組に対する成果
- 従業員の高齢化が徐々に進んでおり、健康増進に対して成果が出にくくなっている。加えて人材不足による過重労働がなかなか削減できない状況ではある。
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- 工夫したところ
- 臨床心理士による各拠点への訪問により、少しづつ心のケアが出来てきたと感じている。配信する動画も明るい内容になっており、相談しやすい環境の構築が出来てきた。
コミュニケーションの促進
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- 期間
- 2020年04月~現在継続中
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- 取組内容
- 社内ツールを活用した定期的な管理者面談の実施、ALOHAミーティング(ちょっとした慰労会)の開催等社内交流イベントの企画実施。
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- 取組に対する成果
- 2022年よりスマホでのウォークラリーイベントを実施。歩数に対しての会話を耳にするようになった。
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- 工夫したところ
- 周知動画を1か月の期間中7回程度作成、配信し、参加者の行動を促進した。
治療と仕事の両立支援
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- 期間
- 2020年04月~現在継続中
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- 取組内容
- 業務に復職する前に上司及び産業医の面談を実施。復職後は、定期的に上司と面談を実施し、治療をしながら就労することを会社として奨励。
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- 取組に対する成果
- リハビリ出勤から通常勤務に戻るまで、2年程度を要したが、現在は心の病から復帰し元気に働いて頂けている。その人に寄り添いその人にあったアプローチでケアをした成果だと感じる。
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- 工夫したところ
- 臨床心理士や本社のハラスメント担当・何より現場の方々の温かいフォローなくしては復帰までもってこられなかった。今後も様々な協力体制で丁寧に対応していきます。
食生活の改善
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- 期間
- 2021年01月~現在継続中
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- 取組内容
- 動画による改善の促しと周知。
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- 取組に対する成果
- 動画の反響で、1人の従業員が自身の栄養補給食品を紹介、社内での動画配信となった。少しずつでも影響を与える事が出来ていると感じている。
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- 工夫したところ
- とにかく続ける事が大切だと言うメッセージを何度も繰り返し配信し、中断してもまた始めれば良いと改善を促している。
運動機会の促進
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- 期間
- 2022年10月~現在継続中
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- 取組内容
- スマホでウォークラリーと言うイベントを実施。現在3回目の実施となっている。
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- 取組に対する成果
- 競争する事でさらに歩行の機会を自身で作り、参加者間ではとても盛り上がっていた。不参加者をどう取り込むかが今後の課題。
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- 工夫したところ
- 2回目からエコバッグやクオカードのプレゼントを開始し参加者増を狙っている。
禁煙対策
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- 期間
- 2020年04月~現在継続中
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- 取組内容
- 事業所及び各センター内禁煙と喫煙専用場所(屋外)の設置。
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- 取組に対する成果
- 喫煙率は22年40%から23年は38%に減少。
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- 工夫したところ
- 動画での繰り返しの禁煙の呼びかけた。
従業員の感染症予防
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- 期間
- 2020年03月~現在継続中
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- 取組内容
- 新型コロナウイルス対策以外:予防接種時間の出勤認定。
新型コロナウイルス対策:時差出勤やフレックスタイムによるオフピーク通勤の推奨、各センターへマスクの配布や体温チェックのルール化、席の間隔を空けるなど空間の工夫、学校休校に伴う特別休暇の付与、雇用調整助成金を活用した休業の実施、及び法定を超える支給。
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- 取組に対する成果
- 5類に移行してからの方が各拠点からの罹患情報は増えている。インフルエンザの流行を安全衛生委員会にて注意喚起し、引き続きの手指の消毒・マスク着用を呼びかけている。
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- 工夫したところ
- 動画でワクチン接種や集団接種の呼びかけを実施。
長時間労働への対策
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- 期間
- 2017年04月~現在継続中
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- 取組内容
- 超過勤務時間が一定時間を超えた労働者に対する医師による面接指導の実施。多能工化による特定従業員への業務集中を防止する現場教育の実施。
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- 取組に対する成果
- 2024年から残業時間の削減を余儀なくされるため、現段階でも削減を進めている。が、人材不足は業界全体の問題であり、現場の改善はなかなか進んでいない。事務方はIT推進チームの取り組む業務推進(DX)の力で効率化が図られている。
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- 工夫したところ
- IT推進チームの取り組む業務推進(DX)は弊社の宝だと感じる。