アジアクリエイト株式会社
アジアクリエイトカブシキカイシャ
- 31~100人
- 製造業/その他
所在地 | 〒442-0842 愛知県豊川市蔵子7丁目11番地の15 |
---|---|
URL | https://www.asia-create.jp |
社員数 | 31名 |
業種 | 製造業/その他 |
- 業務内容
- プラント配管設計、産業用自動化機械設計・製作をするカスタマイズされた機械が主流となっており自動車産業関連装置、物流用専用装置の販売を行っています。労働安全に関する実体験型の安全教育への取り組みが注目されている中で、我社で設計・製作している安全体感装置販売や労働災害を防ぐ安全体感研修センターを設け全国からの受講者を安全教育を実施しています。
健康経営に関する
自社のセールスポイント
健康経営は、経営理念である「みんなにとって良い会社」とも重なるところがあるため、今後も日常的に質の向上に直接つながる活動の考案をしていきます。さらに、経営の骨組みを支える従業員にとって働きやすくやりがいのある環境を整え、組織風土づくりを目指していきます。
すべて開く閉じる
取組状況について
受診勧奨の取組
-
- 期間
- 2018年03月~現在継続中
-
- 取組内容
- 役員を含め雇用者全員受診を徹底し、35才以上は付加健診を実施しています。
オプションで50才以上の男性全員に前立腺ガン検査、女性全員に子宮ガン・乳ガン検査を会社負担で行っています。
受診者には開示同意書をもらい、会社に受診結果表が各病院から届いたら社員全員の結果は詳細項目一覧を作成し、基準値外に赤マーク表示し、積極的支援・動機づけ支援をしています。また、再検査者は会社に結果を報告しています。
血糖値/コレステロール値/中性脂肪等は、病院健診センターで栄養指導経歴のある管理栄養士に会社訪問して頂き、個々の面談指導を該当者全員に2ヶ月に一度、1年間指導を実施しています。
2009年までは健診車で一般健診をしていましたが、社員に肺がんの進行末期ガンが見つかり6ヶ後に亡くなった経緯があったため、以降は自宅近くの病院健診センターを指定し付加健診を含め受診推奨をしています。
-
- 取組に対する成果
- 全員が受診し、健康経営にも繋げられています。実際に早期ガンが見つかり、治療が早く助かった者もいます。
管理栄養士などの個別面談では、受診者が当たり前のように食べていた物はカロリーが高く、食事の食べ方・量・カロリーなどの指導を受ける事で健康意識が高まり、翌年の健康診断は変化が見られ改善された者が多くいます。改善後も、続けて管理栄養士指導を望まれる者は継続して行っています。例えば、38才男性で毎朝菓子パンを食べて、野菜嫌いで肉が大好物の者では、中性脂肪値814/血圧155-98と異常数値であったが、管理栄養士指導を1年行った結果、中性脂肪214/血圧124-80と改善し、治療薬は使用せずに食事と運動の併用で改善でき、現在も管理栄養士指導を継続実施しています。
-
- 工夫したところ
- 健診結果で再検査の場合は、すぐに病院から再検査受診指導と結果詳細を一覧にして赤マーク表示し、血糖値等など一目瞭然で分かる表にまとめています。再検査で治療する場合は、総務と上司が本人と面談するなどし、必要であれば業務内容を変更する事も検討しています。
また、生きていく為には体が基本で、病気になってしまった事で全ての歯車が壊れる怖さと食の大切さを伝えられるよう、面談者とのコミュニケーションを意識するように経営者から管理栄養士に依頼しています。
コミュニケーションの促進
-
- 期間
- 2018年03月~現在継続中
-
- 取組内容
- 我社は設計及び製作で専門技術者の集団であり、個々の優れた能力を伸ばし、経営理念「みんなにとって良い会社」を経営指針としています。
毎年行事の創立記念パーティーでは家族招待もあり、ゲームやミニ音楽ステージなどを取り入れています。
構内で行うバーベキューは、材料・器具すべて揃えて家族や子供を含めて行う事で、より一層の横の繋がりを作ることができ、総務進行で毎年昼休みに社内で寿司やオードブルを用意し、桜を見ながら実施しています(会社の前が市が管理している佐奈川桜)
毎日、昼休み後には挨拶実習取組「職場の教養」を輪読し感想を述べ、月間では社員一人ひとりが注意を払うコメントを部署当番制で決めて、指差し呼称コメントを決めて実施しています。例えば「体調管理は良いか、ヨシ!」を言葉に出すことを全員で行っています。
毎月第3水曜日は、17時~18時で「木鶏会」を行い、基本的に社員全員参加で「社員教育雑誌:致知」を朗読する月刊行事を行っています。
-
- 取組に対する成果
- コミュニケーションの促進を図る取組は社員全員で考え工夫するので、一丸となって楽しくできています。
ユニークなところでは、親睦会(はたちの会→20才代)(サンキュー会→30才代)(フォーティー会→40才代)(ゴールデンクラブ→50才代以上)の各メンバーの中で一番若い者がリーダーとなり、取組を進めていきます(毎年更新)。
社員が朝礼・昼礼で毎日顔を合わせて挨拶する事で、来客された方にも自然と挨拶ができています。
木鶏会では感想を話し合う事で、普段は話をする機会がない人との交流が持てています。
-
- 工夫したところ
- 季節ごとに、コミュニケーションの取組目標を決めて実施しています。
親睦行事は、社員が考える事でチームワークを強化しています。
朝礼・昼礼の挨拶実習の訓練で声が大きく出るようにしています。
木鶏会で本を読む訓練と、感想を人に伝え意見を聞き述べる事で言葉の受け止め方を覚える訓練ができ、社員教育にも繋げています。感想文は賞与査定になっているため真剣にまとめてあり、感想文には上長がコメントし、社長が評価し本人に返却しています。
食生活の改善
-
- 期間
- 2018年03月~現在継続中
-
- 取組内容
- 健康飲料水の業者と提携し、推奨商品を毎週月曜日に社員全員に配布しています。
管理栄養士と業者とコラボし、カロリー計算などを含め体に良い品で弁当を作って頂き、社員全員に配布しアンケートも実施しています。
出張管理栄養士を活用し、バランスを考慮した料理をケータリング方式で社内実施しました。特に一人暮らしの者には偏った食事が多く、栄養バランスを考え発酵食品や雑穀米、米粉ロールパンなどにこだわり作って頂きました。
会社全体の健康リテラシーを上げるために、毎月の食コラムの配信と管理栄養士による栄養カウンセリングを実施しています。
-
- 取組に対する成果
- ケータリング方式は2回行い、アンケートを実施したところ大好評でした。食生活改善の為に健康を意識する目的で実施しましたが、今後も継続していきます。
管理栄養士の食コラム配信は、特に一人暮らしの者が興味を持ち好評です。
-
- 工夫したところ
- 新型コロナウイルス感染症拡大時には、管理栄養士と業者のコラボ弁当に切り替えました。
社員は男性が多いため、ボリュームがあり品数を多くし、大豆入りひじき飯、野菜春巻き、カボチャサラダ、人参酢あえ物など、工夫をして頂きました。
食コラム配信を、毎月給与明細に入れる社内報にも記載し、家族の方にも見て頂けるようにしました。
毎月の食事カウンセリングについては、出来るだけ業務の負担にならないように1回のカウンセリング時間を短くし、参加率の向上に努めています。
50人未満の事業場におけるストレスチェックの実施
-
- 期間
- 2021年07月~現在継続中
-
- 取組内容
- ストレスチェックの資格を持っている方に依頼し、会社誓約書の作成と労働安全衛生法に基づくストレスチェック制度実施マニュアルに基づき実施し、雇用者全員を対象として職業性ストレス簡易調査票57項目を評価点数式で行いました。今後も継続してストレスチェックを行っていきます。
-
- 取組に対する成果
- ストレスチェックを行った事により従業員の意識が高まり、胃腸・不眠など訴える者が自ら定期検査を受けるようになり、成果があったと感じました。完全な個人情報であり非公開式のため、個々に通院した者から申し出がありました。
-
- 工夫したところ
- 完全な非公開の個人情報で、個々が把握しメンタルケアや通院して頂くしかなく、産業医が常駐でない為、豊川保健センターに相談しました。東三河地域産業保健センターを紹介して頂き相談しましたが、継続した面談を行うことは難しいとの返答で、中小企業対応の難しさを痛感しました。そこで、アクサ生命に企業で加入しているので、生命保険会社のメンタル相談窓口を活用する事としました。
健康増進・過重労働防止に向けた具体的目標(計画)の設定
-
- 期間
- 2018年03月~現在継続中
-
- 取組内容
- 過重労働防止に向けた取組として、毎週月曜日8時45分~10時15分までは「工程会議」を実施し、各部署長が全員出席し業務の進捗状況を確認を行います。長い案件であれば1年後の完成品もあるため、常に進捗状況の確認を行い、過重労働を防ぐための応援が必要か、遅延があるかなどの問題を探り、一つ一つをチェックし共有しています。最新の引き合い情報は、独自システム管理で社員全員が共有し活用しています。
毎週週末には、翌週の個々のJootスケジュール管理表を作成し、社員全員が画面で共有(時間単位ごと)ができ、上長→取締役→社長の順に確認・捺印しています。
労務関係で問題がある場合は、すぐに顧問労務士に相談し対応を考えています。
-
- 取組に対する成果
- 毎週の工程進捗会議を実施することで、社内案件納期と部品状況と遅延発生と引き合い状況などから個々に負荷がかかり過重労働にならないように、スキルを見極めて人員を選定するなど、部署長の話し合いで決めることができています。
-
- 工夫したところ
- 案件が集中した場合に、特に工事員・制御で最終段階の機械動作予定などに余力を持たせた工程表を作成し、工事責任者が追い詰められないように何度も繰り返し話し合いの場を持つことを重視しています。
適切な働き方の実現
-
- 期間
- 2018年03月~現在継続中
-
- 取組内容
- 毎月1週~3週の水曜日をノー残業とし、定時で帰社する日を設けています。
社員・契約社員一律に手当と休暇を一元化し、有休・誕生日休暇・慶弔休暇など取りやすい環境にしています。
ファミリーフレンドリー認証で、家庭と両立支援を会社で実践しています。
-
- 取組に対する成果
- 介護をしている者はデイサービス利用時間に合わせ、男性育児中の者は保育園送迎などにフレックスタイムを活用しています。
-
- 工夫したところ
- 介護や子を持つ共働き家庭での連続休暇を取得する場合に、業務に支障が発生する時にはテレワークなども設けるなどの工夫をしています。
治療と仕事の両立支援
-
- 期間
- 2018年03月~現在継続中
-
- 取組内容
- 長期入院後のリハビリ等の治療が必要な者には、フレックスタイムのコア9時~15時を利用し通院可能としています。業務に支障が出ない、負荷をかけないようなスケジュールで進め、応援依頼実施をしています。
-
- 取組に対する成果
- 本人の体調を随時面談し、会社で把握する事を大切に実施しています。
長期入院後は、無理をしないような組織体制作りと定期面談をして、業務内容を確認し負荷をかけないような業務とするなど、治療完治後のスムーズな流れができています。
-
- 工夫したところ
- 2年前に社員が椎間板ヘルニア手術をし、3週間の入院翌日に業務に復帰しましたが、数日後に再度歩行できなくなり再手術をした経緯があり、会社全体として両立支援不足であったと認識し実施しています。応援依頼はシルバー人材、外注者などを活用しています。
保健指導の実施
-
- 期間
- 2018年03月~現在継続中
-
- 取組内容
- 健康診断結果を協会けんぽに提出し、保健師指導通知がされた者に全員実施しています。面談は一度ですが、電話やメール配信など継続した管理も行っています。
-
- 取組に対する成果
- 保健指導により、日々の自己管理と目標数値を掲げる事ができるようになり、健康に向けて実践する大切さを実感できるようになりました。6ヶ月間で3キロの減量目標や、毎日体重を測定し、海藻類やキノコ類を日々の献立に入れるようになっています。
保健師指導は訪問実施していますが、健診結果の通知より少し遅れて行うので、先に支援指導として管理栄養士の個人面談を行っています。
-
- 工夫したところ
- 必要に応じ、長期計画で定期電話での保健師指導を実践しています。
保健師指導は1回なので認識が薄くなることもあるため、管理栄養士の個人面談も両建てで実施しています。
運動機会の促進
-
- 期間
- 2018年03月~現在継続中
-
- 取組内容
- 我社は設計を主とした業務で技術者が多く長時間座り続け、アンケートを実施すると運動不足と答える社員が多いため、社内ウォーキングイベントを実施し、3人1チームでコミュニケーションを取りながら1時間歩きました。
2022年も、地域貢献でゴミ拾いをしながら佐奈川を歩く計画を立ています。
-
- 取組に対する成果
- アンケート結果は好評だったため、継続して取り組みする事が決まりました。普段は話ができないチームでのグループ分けも成功しました。
-
- 工夫したところ
- 年代を大きくグループ分けして、沢山の話題が出てコミュニケーションが取れること、歩くスピードをお互いに気付き合えるように配慮しました。
禁煙対策
-
- 期間
- 2018年03月~現在継続中
-
- 取組内容
- 喫煙率を下げる事を目的とした継続的な保健指導や、実際に禁煙した人の話を社内研修で発表する場を設けました。
屋内就業場所は全面禁煙で、喫煙可能場所は別途設置していますが、総務でポスターを貼ったり口頭で禁煙を促しています。
-
- 取組に対する成果
- 全体朝礼などで発信し、禁煙アンケートなどを複数回実施したところ、徐々に喫煙者は減少してきています。
-
- 工夫したところ
- 社内全体朝礼で発信したり、一人でも禁煙者を多くするようにポスターを貼ったり禁煙外来を紹介したりと、声掛けをするようにしてます。
従業員の感染症予防
-
- 期間
- 2018年03月~現在継続中
-
- 取組内容
- 新型コロナウイルス拡大防止対策における対応(出張・工事・来客)は社内通達で発信し、社長からも都度説明し対策を徹底しています。濃厚接触者は休暇取得、PCR検査、子供がいる家庭のテレワーク実施など発信しています。
毎朝の体温チェック、会社全体のドアノブの消毒徹底(シルバー人材依頼)、手洗い消毒実施、換気、会議室は全てパーティションを徹底し、間隔をあけての会話など会社一丸となって徹底して取り組んでいます。
インフルエンザ予防接種料金は、会社が半分負担し業務中に接種しています。
-
- 取組に対する成果
- 雇用者のコロナ感染者の該当はなく、個々で自覚して予防対策実践が行えています。
-
- 工夫したところ
- 経営者が都度感染に関する通達を配信し、緊急会議を行い説明を行っています。
掃除を徹底するため、シルバー人材に依頼しています。
長時間労働への対策
-
- 期間
- 2018年03月~現在継続中
-
- 取組内容
- 独自のシステム管理で、個々の業務内容と入退社時間などを全員が共有しています。
毎日、各部門長が昼礼で退社時間を届出申請書に入力し、長時間労働への対策を行い、上長が電子印で承認しています。
-
- 取組に対する成果
- 退社時間届で上長が把握でき、必要に応じチーム応援の依頼が行えています。
-
- 工夫したところ
- 毎日、各部署で必ず昼礼を行う時間を15分~30分設けています。現場工事の帰社時間の把握と、業務負荷の確認も行うようにしています。
メンタルヘルス不調者への対応
-
- 期間
- 2020年05月~現在継続中
-
- 取組内容
- メンタルクリニックに通院している者には、月労働時間範囲を設定し、体に負担をかけない業務(社外との接点をなくす)に切り替え、補佐業務にしています。また、給与や賞与は他社員と同様にしています。調子が優れない場合は、早退できるような勤務体制にしています。
月1回、上長と面談を実施しています。
-
- 取組に対する成果
- 上長含め、周りが配慮できるようになり、薬の副作用で調子が悪い時にも、他の社員が総務や上長に報告し早退を促しています。
-
- 工夫したところ
- 当初の診断書記載時には、会社社員も含め病院主治医と三者面談を行い、会社も状況を把握するようにしています。
女性の健康保持・増進に向けた取組
-
- 期間
- 2018年03月~現在継続中
-
- 取組内容
- 経営指針書で「社員共育:自立と自律」をテーマにしており、専門家による女性セミナーを毎年社内で実践しています。
特に、女性従業員から冷えや疲れやすいと言った声が多かったことから外部専門家へ依頼し、女性従業員の対象者一人ひとりに個別で血流測定を行い、アドバイスしました。
-
- 取組に対する成果
- 女性ならではの悩みや、女性ホルモン・肌トラブルなどの気を付けたい五行の体質のセミナーを行い、自身の血流状況の画像を見る機会を設けることで、個々の改善意欲の向上につながりました。また、後日女性従業員に管理栄養士による個別の食事カウンセリングも行ったところ、生活習慣や体調の改善が見られました。
-
- 工夫したところ
- 女性の年齢幅は広いのですが、若い方が運動不足などで不調が見られることが多かったため、メンタルも含めて女性特有の指導とセミナーを行いました。
習慣的な健康づくりの考え方を軸に置き、社長、総務、健康経営アドバイザー兼管理栄養士が連携し、健康づくりの計画立案をしています。
他の企業等への健康経営の普及促進
-
- 期間
- 2021年03月~現在継続中
-
- 取組内容
- 建設業で健康経営認定を目指している企業から問い合わせがあり、我社の取組の説明と、できるところから実践する旨を話し合いました。
-
- 取組に対する成果
- 日中の工事業務などが多いため、労務士の助言も頂きながら働き方改革から始めていくことを決めました。
-
- 工夫したところ
- 業態の違いはありますが、社員の健康管理と業務時間のスケジュール管理などの基本が必要だと伝えています。