アジアクリエイト株式会社
アジアクリエイトカブシキカイシャ
- 31~100人
- 製造業/その他
所在地 | 〒442-0842 愛知県豊川市蔵子7丁目11番地の15 |
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URL | https://www.asia-create.jp |
社員数 | 35名 |
業種 | 製造業/その他 |
- 業務内容
- プラント配管設計、産業用自動化機械設計・製作をするカスタマイズされた機械が主流となっており自動車産業関連装置、物流用専用装置の販売を行っています。労働安全に関する実体験型の安全教育への取り組みが注目されている中で、我社で設計・製作している安全体感装置販売や労働災害を防ぐ安全体感研修センターを設け全国からの受講者を安全教育を実施しています。
健康経営に関する
自社のセールスポイント
健康経営は、経営理念である「みんなにとって良い会社」とも重なるところがあるため、今後も日常的に質の向上に直接つながる活動の考案をしていきます。さらに、経営の骨組みを支える従業員にとって働きやすくやりがいのある環境を整え、組織風土づくりを目指していきます。
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取組状況について
受診勧奨の取組
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- 期間
- 2024年08月~現在継続中
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- 取組内容
- 役員を含め雇用者全員受診を徹底し、35才以上は付加健診を実施しています。
オプションで50才以上の男性全員に前立腺ガン検査、女性全員に子宮ガン・乳ガン検査を会社負担で行っています。
受診者には開示同意書をもらい、会社に受診結果表が各病院から届いたら社員全員の結果は詳細項目一覧を作成し、基準値外に赤マーク表示し、積極的支援・動機づけ支援をしています。また、再検査者は会社に結果を報告しています。
血糖値/コレステロール値/中性脂肪等は、病院健診センターで栄養指導経歴のある管理栄養士に会社訪問して頂き、個々の面談指導を該当者全員に2ヶ月に一度、1年間指導を実施しています。
新たに医療コンサルの方も入り健診結果の取り組みをしています。
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- 取組に対する成果
- 全員が受診し、健康経営にもつなげています。実際に早期ガンが見つかり、治療が早く助かった者もいます。
管理栄養士などの個別面談では、受診者が当たり前のように食べていた物はカロリーが高く、食事の食べ方・量・カロリーなどの指導を受ける事で健康意識が高まり、翌年の健康診断は変化が見られ改善された者が多くいます。個々の健康意識が高まりました。
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- 工夫したところ
- 健診結果で再検査の場合は、すぐに病院から再検査受診指導と結果詳細を一覧にして赤マーク表示し、血糖値等など一目瞭然で分かる表にまとめています。再検査で治療する場合は、総務と上司が本人と面談するなどし、必要であれば業務内容を変更する事も検討しています。
管理栄養士と医療コンサルの方に本人同意のもとで健診結果を見て頂き、健診結果前年度と比較し改善された方には、毎年8月に健康改善表彰を行っています。
コミュニケーションの促進
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- 期間
- 2024年08月~現在継続中
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- 取組内容
- 我社は設計及び製作で専門技術者の集団であり、個々の優れた能力を伸ばし、経営理念「みんなにとって良い会社」を経営指針としています。
毎年行事の創立記念パーティーでは家族招待をしています。
また自社畑で季節野菜を作り、パーティーやバーベキューの食材に使うなどし社員や家族から大変喜ばれています。毎年昼休みには桜の時期に構内で寿司やオードブルを用意し、会社前で花見を実施しています(会社の前が市が管理している佐奈川桜)
毎日、昼休み後には挨拶実習取組「職場の教養」を輪読し感想を述べ、月間では社員一人ひとりが注意を払うコメントを部署当番制で決めて、指差し呼称コメントを決め実施しています。例えば「体調管理は良いか、ヨシ!」を言葉に出すことを全員で行っています。
毎月第3水曜日は、17時~18時で「木鶏会」を行い、基本的に社員全員参加で「社員教育雑誌:致知」を朗読する月刊行事を行っています。
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- 取組に対する成果
- コミュニケーションの促進を図る取組は社員全員で考え工夫するので、一丸となって楽しくできています。
ユニークなところでは、親睦会(はたちの会→20才代)(サンキュー会→30才代)(フォーティー会→40才代)(ゴールデンクラブ→50才代以上)の各メンバーの中で一番若い者がリーダーとなり、取組を進めていきます(毎年更新)。
社員が朝礼・昼礼で毎日顔を合わせて挨拶する事で、来客された方にも自然と挨拶ができています。
木鶏会では感想を話し合う事で、普段は話をする機会がない人との交流が持てています。
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- 工夫したところ
- 季節ごとに、コミュニケーションの取組目標を決めて実施しています。
親睦行事は、社員が考える事でチームワークを強化しています。
朝礼・昼礼の挨拶実習の訓練で声が大きく出るようにしています。
木鶏会で本を読む訓練と、感想を人に伝え意見を聞き述べる事で言葉の受け止め方を覚える訓練ができ、社員教育にも繋げています。感想文は賞与査定になっているため真剣にまとめてあり、感想文には上長がコメントし、社長が評価し本人に返却しています。
食生活の改善
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- 期間
- 2024年08月~現在継続中
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- 取組内容
- 健康飲料水の業者と提携し、推奨商品を毎週月曜日に社員全員に配布しています。
大変好評です。
また毎年社内アンケートを実施している中で、朝食を食べてこない社員が何名かいる事がわかり対象者と管理栄養士との面談で食べる工夫作りをしました。
食べ易さから野菜入りのサンドイッチや栄養価の高いおにぎりなど、朝必ず食べる癖付けをする事を進めました。
会社全体の健康リテラシーを上げるために、毎月の健康コラムを社内で作り配信をしています。
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- 取組に対する成果
- 1年取組工夫をした結果、社内アンケート実施したところ朝食を食る方が増え食生活改善につながった事と食への意識が高くなりました。
社内発行の健康コラム配信は、家族の方にも配布しています。
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- 工夫したところ
- 小食の方は栄養価の高い食材を選び食べる。
社内健康コラムをより一層詳細に作成し、家族の方にも同じように意識を高める工夫をしています。
50人未満の事業場におけるストレスチェックの実施
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- 期間
- 2024年08月~現在継続中
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- 取組内容
- ストレスチェックの資格を持っている方に依頼し、会社誓約書の作成と労働安全衛生法に基づくストレスチェック制度実施マニュアルに基づき実施し、雇用者全員を対象として職業性ストレス簡易調査票57項目を評価点数式で行いました。今後も継続してストレスチェックを行っていきます。
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- 取組に対する成果
- ストレスチェックを行った事により従業員の意識が高まり、胃腸・不眠など訴える者が自ら定期検査を受けるようになり、成果があったと感じました。完全な個人情報であり非公開式のため、個々に通院した者から申し出がありました。
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- 工夫したところ
- 完全な非公開の個人情報で、個々が把握しメンタルケアや通院して頂くしかなく、産業医が常駐でない為、豊川保健センターに相談しました。東三河地域産業保健センターを紹介して頂き相談しましたが、継続した面談を行うことは難しいとの返答で、中小企業対応の難しさを痛感しました。そこで、アクサ生命に企業で加入しているので、生命保険会社のメンタル相談窓口を活用する事としました。
健康増進・過重労働防止に向けた具体的目標(計画)の設定
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- 期間
- 2024年08月~現在継続中
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- 取組内容
- 過重労働防止に向けた取組として、毎週月曜日8時45分~10時15分までは「工程会議」を実施し、各部署長が全員出席し業務の進捗状況を確認を行います。長い案件であれば1年後の完成品もあるため、常に進捗状況の確認を行い、過重労働を防ぐための応援が必要か、遅延があるかなどの問題を探り、一つ一つをチェックし共有しています。最新の引き合い情報は、独自システム管理で社員全員が共有し活用しています。
毎週週末には、翌週の個々のJootスケジュール管理表を作成し、社員全員が画面で共有(時間単位ごと)ができ、上長→取締役→社長の順に確認・捺印しています。
労務関係で問題がある場合は、すぐに顧問労務士に相談し対応を考えています。
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- 取組に対する成果
- 毎週の工程進捗会議を実施することで、社内案件納期と部品状況と遅延発生と引き合い状況などから個々に負荷がかかり過重労働にならないように、スキルを見極めて人員を選定するなど、部署長の話し合いで決めることができています。
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- 工夫したところ
- 案件が集中した場合に、特に工事員・制御で最終段階の機械動作予定などに余力を持たせた工程表を作成し、工事責任者が追い詰められないように何度も繰り返し話し合いの場を持つことを重視しています。
産業医または保健師が健康保持・増進の立案・検討に関与
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- 期間
- 2024年08月~現在継続中
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- 取組内容
- 愛知協会けんぽより保健師が訪問し個々の指導を継続している。
医療コンサルと提携し、健診結果でより詳細な検査が必要な方には全額会社負担でPET健診を行っています。
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- 取組に対する成果
- 毎年数名の対象者がいますが、健診結果で自分の血管動画など含め詳細説明され治療が必要であれば通院などし、改めて社員の健康管理を会社と家族が一緒に考え行えるようになりました。
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- 工夫したところ
- 自身の健康状態を知る事で健康の大切さ理解して頂く事。
会社として健康経営での経営者と社員と一緒に取り組みを工夫しました。
また社内アンケート結果を自社HPで公表するなど取り組み結果を出すことに一丸となりました。
管理職及び一般社員それぞれに対する教育
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- 期間
- 2024年08月~現在継続中
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- 取組内容
- 管理職には人材開発支援補助金なと使い短期研修を他社の方も含めて管理職の人材育成・人と共感協働する組織づくり研修を行いました。
他に中堅社員、一般社員と分け産業心理カウンセラ-を招いての研修を行いました。
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- 取組に対する成果
- 管理職はチームワーク力、仕事力を高める、特にメンタルヘルス対策を踏まえてのコミュニケーションを高める研修を行った成果は出ています。チームメンバーの成長を促す関わり方には部下と個々で面談するなどしている。中堅社員・一般社員には挨拶・マナー・メンタル心理学など自分との向き合い方など半年にかけた研修は相手を思い仕事を進める大切さなど取り組み成果が出ている。
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- 工夫したところ
- 中堅と若手には、研修後のフォローとして産業心理カウンセラ-の方と個々で面談をする機会を設け、上司や部下との向き合い方などメンタルに力を注ぎました。
適切な働き方の実現
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- 期間
- 2024年08月~現在継続中
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- 取組内容
- 毎月1週~3週の水曜日をノー残業とし、定時で帰社する日を設けています。
社員・契約社員一律に手当と休暇を一元化し、有休・誕生日休暇・慶弔休暇など取りやすい環境にしています。
ファミリーフレンドリー認証で、家庭と両立支援を会社で実践しています。
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- 取組に対する成果
- 介護をしている者はデイサービス利用時間に合わせ、男性育児中の者は保育園送迎などにフレックスタイムを活用しています。
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- 工夫したところ
- 介護や子を持つ共働き家庭での連続休暇を取得する場合に、業務に支障が発生する時にはテレワークなども設けるなどの工夫をしています。
治療と仕事の両立支援
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- 期間
- 2024年08月~現在継続中
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- 取組内容
- リハビリ等の治療が必要な方には、フレックスタイムのコア9時~15時を利用し通院可能としています。業務に支障が出ない、負荷をかけないようなスケジュールで進め、応援依頼実施をしています。
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- 取組に対する成果
- 本人の体調を随時面談し、会社で把握する事を大切に実施しています。
長期入院後は、無理をしないような組織体制作りと定期面談をして、業務内容を確認し負荷をかけないような業務とするなど、治療完治後のスムーズな流れができています。
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- 工夫したところ
- 各部署を専門チ-ム組織に分けた事で業務を共有し両立支援できる体制づくりを実施し、また外部応援依頼はシルバー人材、外注者などを活用しています。
保健指導の実施
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- 期間
- 2024年08月~現在継続中
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- 取組内容
- 健康診断結果を協会けんぽに提出し、保健師指導通知がされた者に全員実施しています。面談は一度ですが、電話やメール配信など継続した管理も行っています。
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- 取組に対する成果
- 保健指導により、日々の自己管理と目標数値を掲げる事ができるようになり、健康に向けて実践する大切さを実感できるようになりました。6ヶ月間で3キロの減量目標や、毎日体重を測定し、海藻類やキノコ類を日々の献立に入れるようになっています。
保健師指導は訪問実施していますが、健診結果の通知より少し遅れて行うので、先に支援指導として管理栄養士の個人面談を行っています。
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- 工夫したところ
- 必要に応じ、長期計画で定期電話での保健師指導を実践しています。
保健師指導は1回なので認識が薄くなることもあるため、管理栄養士の個人面談も両建てで実施しています。
運動機会の促進
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- 期間
- 2023年08月~現在継続中
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- 取組内容
- 我社は設計を主とした業務で技術者が多く長時間座り続け、アンケートを実施すると運動不足と答える社員が多いため、社内ウォーキングイベントを実施し、3人1チームでコミュニケーションを取りながら1時間歩きました。
毎年地域貢献でゴミ拾いをしながら佐奈川を歩く計画を立ています。
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- 取組に対する成果
- アンケート結果は好評だったため、継続して取り組みする事が決まりました。普段は話ができないチームでのグループ分けも成功しました。
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- 工夫したところ
- 年代を大きくグループ分けして、沢山の話題が出てコミュニケーションが取れること、歩くスピードをお互いに気付き合えるように配慮しました。
禁煙対策
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- 期間
- 2023年08月~現在継続中
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- 取組内容
- 喫煙率を下げる事を目的とした継続的な保健指導や、実際に禁煙した人の話を社内研修で発表する場を設けました。
屋内就業場所は全面禁煙で、喫煙可能場所は別途設置していますが、総務でポスターを貼ったり口頭で禁煙を促しています。
会社半分補助で禁煙治療費を負担する取り組みを始めました。
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- 取組に対する成果
- 全体朝礼などで発信し、禁煙アンケートなどを複数回実施したところ、徐々に喫煙者は減少してきています。
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- 工夫したところ
- 社内全体朝礼で発信したり、一人でも禁煙者を多くするようにポスターを貼ったり禁煙外来を紹介したりと、声掛けをするようにしてます。
従業員の感染症予防
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- 期間
- 2021年08月~現在継続中
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- 取組内容
- インフルエンザ予防接種料金は、会社が半分負担し業務中に接種しています。
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- 取組に対する成果
- 予防接種を推奨している結果として感染者は少ない。
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- 工夫したところ
- 就業規則等に必要な予防接種をとった上で特別休暇わ付与する文面を追加しました。
長時間労働への対策
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- 期間
- 2021年08月~現在継続中
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- 取組内容
- 独自のシステム管理で、個々の業務内容と入退社時間などを全員が共有しています。
毎日、各部門長が昼礼で退社時間を届出申請書に入力し、長時間労働への対策を行い、上長が電子印で承認しています。
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- 取組に対する成果
- 退社時間届で上長が把握でき、必要に応じチーム応援の依頼が行えています。
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- 工夫したところ
- 毎日、各部署で必ず昼礼を行う時間を15分~30分設けています。現場工事の帰社時間の把握と、業務負荷の確認も行うようにしています。
メンタルヘルス不調者への対応
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- 期間
- 2021年08月~現在継続中
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- 取組内容
- メンタルクリニックに通院している者には、月労働時間範囲を設定し、体に負担をかけない業務(社外との接点をなくす)に切り替え、補佐業務にしています。また、給与や賞与は他社員と同様にしています。調子が優れない場合は、早退できるような勤務体制にしています。
月1回、上長と面談を実施しています。
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- 取組に対する成果
- 上長含め、周りが配慮できるようになり、薬の副作用で調子が悪い時にも、他の社員が総務や上長に報告し早退を促しています。
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- 工夫したところ
- 当初の診断書記載時には、会社社員も含め病院主治医と三者面談を行い、会社も状況を把握するようにしています。
女性の健康保持・増進に向けた取組
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- 期間
- 2024年08月~現在継続中
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- 取組内容
- 経営指針書で「社員共育:自立と自律」をテーマにしており、専門家による女性セミナーを毎年社内で実践しています。
女性よりセミナーアンケートを取り実施をしている
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- 取組に対する成果
- 女性ならではの悩みや、女性ホルモン・肌トラブルなどの気を付けたい五行の体質のセミナーを行い、自身の血流状況の画像を見る機会を設けることで、個々の改善意欲の向上につながりました。また、後日女性従業員に管理栄養士による個別の食事カウンセリングも行ったところ、生活習慣や体調の改善が見られました。
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- 工夫したところ
- 女性の年齢幅は広いのですが、若い方が運動不足などで不調が見られることが多かったため、メンタルも含めて女性特有の指導とセミナーを行いました。
習慣的な健康づくりの考え方を軸に置き、社長、総務、健康経営アドバイザー兼管理栄養士が連携し、健康づくりの計画立案をしています。
他の企業等への健康経営の普及促進
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- 期間
- 2022年08月~現在継続中
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- 取組内容
- 保健所・市役所からの取り組み状況問い合わせ、他社からも健康経営認定を目指している企業から問い合わせがあり、我社の取組の説明と、できるところから実践する旨を話し合いました。
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- 取組に対する成果
- 自社の取組を自治体や他社から問い合わせもあり、健康経営の大切さを広げてきました。
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- 工夫したところ
- 業態の違いはありますが、社員の健康管理と業務時間のスケジュール管理などの基本が必要だと伝えています。