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株式会社青山製作所

カ)アオヤマセイサクショ

  • 1001人以上
  • 製造業/その他
  • 株式会社青山製作所
  • 株式会社青山製作所
所在地 〒480-0198
愛知県丹羽郡大口町高橋1-8
URL https://www.asj-fasteners.co.jp/
社員数 2104名
業種 製造業/その他
業務内容
ボルト・ナット・樹脂製品等、自動車用ファスナーの製造・販売をしています。従来からの従業員の健康増進活動はもちろんのこと、2019年からは「健康いきいき職場づくり」の考えを基に、「いき職!活動」をスタートしました。「いき職!活動」では、ストレスチェックの組織分析を元に、各部署で取組みを考えてもらい、従業員が健康でいきいきと働くことのできる職場環境を目指しています。 従業員のいきいき・心身の健康、職場の一体感を向上させることで、従業員の幸福度と会社の生産性がアップすることを目指しています。

健康経営に関する
自社のセールスポイント

健康経営に関する自社のセールスポイント

従来からの従業員の健康増進活動はもちろんのこと、2019年からは「健康いきいき職場づくり」の考えを基に、「いき職!活動」をスタートしました。「いき職!活動」では、ストレスチェックの組織分析を元に、各部署で取組みを考えてもらい、従業員が健康でいきいきと働くことのできる職場環境を目指しています。 従業員のいきいき・心身の健康、職場の一体感を向上させることで、従業員の幸福度と会社の生産性がアップすることを目指しています。

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取組状況について

50人未満の事業場におけるストレスチェックの実施

  • 期間
    2020年08月~現在継続中
  • 取組内容
    ストレスチェック後の職場環境改善の取組みとして、『健康いきいき職場づくり活動(略して『いき職!活動』)を実施している。毎年6月にストレスチェックを実施し、8月に説明会を開き、臨床心理士によるストレスチェック集団分析結果の説明と具体的な『いき職!活動』の進め方を管理者に展開している。具体的な取組みとして、部署ごとの組織分析(いきいき判定レポート)を管理者に配付し、各部署での取組みを決めてもらい、年度末にかけて活動をしてもらっている。また、良い取組み事例を横展開するツールとして、該当部署の管理監督者・従業員にヒアリングさせてもらった内容をストーリー仕立てにして作成した「いき職のすすめ」を展開している。
  • 取組に対する成果
    部署での取組みの結果を12月に中間報告、3月に最終報告をもらうことにしているが、活動当初は、活動に対して「かなりできた」と回答した部署が2.5%しかない状況であったが、取組みを継続していくうちに「いき職!活動」に対する知名度が上がり、徐々に取組みがより部署の弱点に特化した具体的な内容となった。その結果、ストレスチェックによる総合健康リスクのポイントから改善傾向にある。

管理職及び一般社員それぞれに対する教育

  • 期間
    2023年04月~現在継続中
  • 取組内容
    2023年度社内の人事制度見直しに伴い、新たな教育制度を構築した。それまでは研修を実施していても研修間の繋がりの弱さ、昇格前の育成不足及び研修参加後の実践不足が課題となっていた。新制度では、「MAST」の枠組みに沿って教育体系を刷新すると共に、必要な能力・役割は原則「昇格前」の研修で習得し、座学と職場実践を効果的に組み合わせることで、研修内容の確実な習得を促進できるようにしている。また、メンタルヘルス教育においても2024年度から階層別教育を開始し、階層に応じた必要な知識を身に付けることで、キャリアが積みあがると同時にレジリエンスが高められる教育の仕組みを構築して進めている。
  • 工夫したところ
    研修受講後に知識の定着・実践での活用を目的として課題を出している。忘却曲線の観点からあえて研修終了後2週間目に受講者に再度資料の振り返りをしてもらい、業務に活かすための目標を立ててもらう。そして、3ヵ月目に目標に対しての達成度を記入してもらうことで、研修内容の定着を図っている。

禁煙対策

  • 期間
    2020年04月~現在継続中
  • 取組内容
    2020年に2025年会社敷地内全面禁煙を宣言し、5年かけて徐々に喫煙可能時間の制限や喫煙所の縮小を進めてきた。喫煙制限に伴い、サポートも充実させている。年に1回「脱たばこ!作戦」を開催し、禁煙希望者を募り、禁煙外来全額補助、離煙パイプ(13,000円相当)、ニコチンパッチ無料配付を実施している。
  • 取組に対する成果
    2020年から禁煙希望者が少しずつ増え、喫煙対策をしていなかった2014年に52%であった喫煙率は2024年時点で36.3%に減少している。
  • 工夫したところ
    毎年6月に全喫煙者に手作りリーフレットを配付し、禁煙サポートの紹介・喫煙の健康リスクについて周知している。

受診勧奨の取組

  • 期間
    2015年04月~現在継続中
  • 取組内容
    健康診断の有所見データの重症度に応じてレベル1~4にレベル分けをして、レベルに応じたフォローのしくみをつくっている。レベル3・4については、100%受診を求め、状況に応じて速やかに産業医面談を行い、必要に応じて就業制限をしている。
  • 取組に対する成果
    再検通知書の回収率、受診率の大幅アップ。
  • 工夫したところ
    再検通知書をレベルに応じて色紙に印刷し、危機感を感じてももらえるようにしている。

健康増進・過重労働防止に向けた具体的目標(計画)の設定

  • 期間
    2020年04月~現在継続中
  • 取組内容
    年度初めに「低リスク者率:肥満・血圧・脂質・糖・喫煙において39歳以下: 全てaランク(正常)40歳以上: bランク(やや注意)以上」「良い生活習慣の数:喫煙・運動・食事・飲酒・睡眠の5つの生活習慣において「良い生活習慣」をいくつ行っているかをカウントして従業員の平均を出す」「非喫煙率:タバコを吸わない人の割合」を目標値とし、それぞれの施策を年間通して実施。

産業医または保健師が健康保持・増進の立案・検討に関与

  • 期間
    2014年04月~現在継続中
  • 取組内容
    会社の機能方針において、産業保健職が衛生活動に関する施策を立案・実施している。

適切な働き方の実現

  • 期間
    2020年04月~現在継続中
  • 取組内容
    社内プロジェクトとして、「働き方改革分科会」「従業員が元気に働ける会社づくり分科会」を立ち上げ、テレワーク推進・有給取得促進・育児休業後の時短勤務の期間拡大など働きやすい環境づくりを進めている。

コミュニケーションの促進

  • 期間
    2020年01月~現在継続中
  • 取組内容
    ・部活動への部費制度があり、それぞれの部活動を支援している。
    ・新しく社員が入職した際、歓迎会費用の補助金がある。
    ・2wayコミュニケーションと題して、職場上長と部下が定期的に面談形式でコミュニケーション取る場を設定している。
    ・年に1回「スパイラルアップ」という会社グループが集まる催しがあり、入社3年目社員が皆で協力して1つの自作動画を作成している。

治療と仕事の両立支援

  • 期間
    2020年01月~現在継続中
  • 取組内容
    長期で病欠した社員が復職する際は復職支援者会議により本人の状態の情報共有をし、復職プログラムによりリハビリ出社ができるようにしている。半日勤務期間は給与6割補償制度を実施している。また、テレワークの活用や復活有休制度の利用ができ、治療と仕事の両立支援を実施している。

保健指導の実施

  • 期間
    2014年04月~現在継続中
  • 取組内容
    健保の保健師と連携し、年齢に関係なく40歳未満の人に対しても基準にあてはめて対象となった場合、特定保健指導を実施している。

食生活の改善

  • 期間
    2019年04月~現在継続中
  • 取組内容
    ・カフェテリア形式の社員食堂のため、選択するおかずが、どうしても好きな物ばかりに偏るため、サラダバー100円を導入し、野菜を100円で食べ放題にしている。
    ・ダブル炭水化物を防止するために、炭水化物コーナーを作り、品目ごとで色分けした★でカロリーを表示して、ダブル炭水化物とカロリー過多を予防している。
  • 取組に対する成果
    従来のサラダの販売数よりもサラダバーの販売数が2倍になり、従業員の野菜摂取量は大幅にUPした。
  • 工夫したところ
    コーンやポテトサラダなど彩り良い食材も添えることで購買意欲を引き出し、野菜の摂取量を増やすよう工夫した。

運動機会の促進

  • 期間
    2014年01月~現在継続中
  • 取組内容
    ・スポーツクラブとの法人契約により安価でジムの利用ができるようにしている。
    ・毎年9月~11月に「健康づくりキャンペーン」として、運動・食事・歯磨きの取組みを実施し、部署対抗でゲーム感覚で参加できるよう取組みを促進している。

従業員の感染症予防

  • 期間
    2019年01月~現在継続中
  • 取組内容
    ・社内で三密を避けられるよう環境整備をしている。(サテライトオフィスの設営・時差休憩による食堂利用・オンライン会議の推奨・テレワーク導入など)

長時間労働への対策

  • 期間
    2013年01月~現在継続中
  • 取組内容
    産業保健職が人事から70時間超えの従業員リストを受け取り、該当者にアンケートを実施。回答を点数化し、一定値を超えた場合は本人の希望がなくても産業医面談・保健職面談を行っている。

メンタルヘルス不調者への対応

  • 期間
    2014年01月~現在継続中
  • 取組内容
    産業保健職(保健師・看護師・公認心理師)が常駐し、メンタル不調者の相談対応を行っている。長欠することになった社員については、長欠開始時、長欠中・復職時のフォローを充実させている。また、復職プログラムを策定し、復職時にはリハビリ勤務で段階を踏んで復職できるようにしている。
  • 取組に対する成果
    長欠者数は増加傾向だが、以前に比べて長期化が防げており、比較的短期間で復職できる人が多くなっている。

女性の健康保持・増進に向けた取組

  • 期間
    2014年01月~現在継続中
  • 取組内容
    ・女性がん検診を推奨し、全額補助を行っている。
    また、健保の提供する巡回バスによる女性がん検診を受けることができる。
    ・2021年から育児休業後の時短勤務期間を小学校3年生まで拡大し、子の看護休暇制度も導入した。
    ・事務補助職の女性が総合職に転換できるよう制度の見直し。

他の企業等への健康経営の普及促進

  • 期間
    2019年04月~現在継続中
  • 取組内容
    仕入先に対して、青山製作所の健康経営の取組みについて展開するとともに、各企業の健康活動の取組み状況を調査し、必要に応じて、産業保健職が援助するしくみを整えている。

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