社会福祉法人名古屋市身体障害者福祉連合会
シャカイフクシホウジンナゴヤシシンタイショウガイシャフクシレンゴウカイ
- 101~300人
- 医療法人/サービス業
所在地 | 〒456-0022 愛知県名古屋市熱田区横田2丁目4番16号 |
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URL | http://meishinren.or.jp/ |
社員数 | 113名 |
業種 | 医療法人/サービス業 |
- 業務内容
- 名古屋市内において最も古い団体で、最大の会員数を持つ身体障害者の当事者団体です。また、会員の障害も、肢体・聴覚・視覚・内部等様々な障害があります。障害の有無にかかわらず誰もが安心して暮らせるよう、地域や組織とのつながりを大切にし、開かれた法人運営をめざしています。
健康経営に関する
自社のセールスポイント
当法人の理念「一人ひとりを大切に 誰もが地域で安心して暮らせる社会をめざす ~地域でつながりともに歩む名身連」に基づき、「障害のある人もない人も、大人も子供も、男性も女性もすべての人の「個」を大切にしていきます。これは職員に対しても同様で男女問わず、障害の有無に関わらす誰もが健康で働きやすい職場を目指しています。その取り組みを行う決意・行動指針として「健康経営宣言」を策定し、職員とその家族の健康を第一に考え、心身ともに健やかでいきいきと過ごせるよう支援をしています。また、名身連は2021年2022年と2年連続で健康経営優良法人(大規模法人)に認定されました。引き続き健康経営に向けて努力してまいります。
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取組状況について
適切な働き方の実現
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- 期間
- 2015年04月~現在継続中
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- 取組内容
- 障害により労働時間に制限のある方については、その方の身体状況やメンタル状況に応じて時間の調整を行ったり、育児や介護を行っている職員には時短勤務制度や時間外労働の制限制度が設けられております。福祉サービスを提供しているため、どの職員もテレワークできる訳ではありませんが、必要に応じてテレワークを行える環境を整えています。
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- 取組に対する成果
- 令和4年3月1日現在で、障害のある方で労働時間を調整している職員4名、育児時短勤務をされている職員4名、育児休暇を取得されている職員は毎年1名ずつおり、5年前に男性職員が育児休暇を取得しています。また、テレワークを活用した職員(障害による、お子さんの体調不良による、感染症濃厚接触者となる)は6名です。
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- 工夫したところ
- 当法人には、様々な個人的事情のある職員がいるため、その一人一人に合った制度をつくることで制度が充実し、現在では適切な働き方を実現できるものとなっています。
従業員の感染症予防
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- 期間
- 2020年02月~現在継続中
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- 取組内容
- インフルエンザや、ノロウイルスに感染した方に対しての感染症休暇は以前より設けていましたが、新型コロナ感染に伴う休暇制度や時差出勤、テレワーク、就業時間中に予防接種を受けに行く、その後の体調不良者には有給休暇とは別に休日を与える制度を設けています。その他、インフルエンザ予防接種者には、その費用の一部を法人が毎年負担する制度も設けています。
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- 取組に対する成果
- コロナ感染者や濃厚接触者となった方が数名いらっしゃいますので、制度やテレワーク環境を活用して欠勤にならない対応をとりました。また、毎年実施しているインフルエンザ予防接種助成は全職員の約3分の1が活用されています。
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- 工夫したところ
- コロナ感染が急拡大したことにより法人の制度もスピード感を持って決定し、職員周知したことで安心して自宅療養等していただける環境を整えることができました。
女性の健康保持・増進に向けた取組
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- 期間
- 2000年04月~現在継続中
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- 取組内容
- 健康診断を毎年受けていただき、必要に応じて産業医や保健師に繋ぐ仕組みとしています。また、職員の福利厚生として全国の社会福祉法人が加入できる福利厚生センターに加入しており、そのサービスの一つに電話による健康相談が受けられたり、健康グッズ(自分が欲しいグッズが選択できます)が毎年支給されています。
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- 取組に対する成果
- 健康診断の結果を受けて、保健師指導が毎年数名の職員に実施されています。健康グッズは、職員皆さんが毎年取得されています。
コミュニケーションの促進
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- 期間
- 2020年04月~現在継続中
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- 取組内容
- 法人内・部署内職員に聴覚障害者や視覚障害者がいるため、コミュニケーションをスムーズにとる手段としてMicrosoft Teamsを活用して業務を進めています。
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- 取組に対する成果
- Microsoft Teamsを活用したことで、障害者とのコミュニケーションツールとして取り入れた仕組みが法人内・部署内全体の職員とのコミュニケーションツールにもなっています。
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- 工夫したところ
- 初めは、法人内の1部署のみでMicrosof Teamsを取り入れましたが、活用することでメリットが大きかったため、法人内に波及できるよう働きかけています。
治療と仕事の両立支援
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- 期間
- 2015年04月~現在継続中
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- 取組内容
- 障害により労働時間に制限のある方については、その方の身体状況やメンタル状況に応じて時間の調整を行ったり、必要に応じてテレワークを行える環境を整えています。
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- 取組に対する成果
- 令和4年3月1日現在で障害のある方で労働時間を調整している職員4名、テレワークを活用した職員(障害による、お子さんの体調不良による、感染症濃厚接触者となる)6名となっています。
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- 工夫したところ
- 当法人には様々な個人的事情のある職員がいるため、その一人一人に合った制度をつくることで制度が充実しています。
保健指導の実施
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- 期間
- 2017年04月~現在継続中
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- 取組内容
- 毎年の健康診断の結果を受けて、保健師による指導が入る仕組みとしています。
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- 取組に対する成果
- 毎年、3名から5名の対象者に実施しています。
禁煙対策
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- 期間
- 2005年04月~現在継続中
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- 取組内容
- 名古屋市が取り組んでいる、建物内全面禁煙実施施設にいち早く登録し、喫煙場所は建物外としています。
長時間労働への対策
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- 期間
- 2018年10月~現在継続中
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- 取組内容
- 法人全体で、時間外労働の上限目標を設定しています。時間外労働を希望する職員に対しては事前に管理者の承認を得てから実施するルールとし、申請回数や時間の多い職員については管理者がその都度仕事の分配を調整し、決まった職員が時間外労働を長時間することがないようにしています。
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- 取組に対する成果
- 法人全体職員の平均時間外労働時間は、目標値の半分となっています。
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- 工夫したところ
- 管理者の承認を得るルールとしました。また、申請回数や時間の多い職員は管理者が仕事を調整し、長時間にならないようにしています。
メンタルヘルス不調者への対応
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- 期間
- 2000年04月~現在継続中
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- 取組内容
- メンタルヘルスだけではなく、体調不良者がいる場合は産業医につなぐ仕組みとしており、職員にも周知しています。また、休職後に復職を希望される職員についても、復職支援の仕組みを設けています。