株式会社福利厚生倶楽部中部
カブシキガイシャフクリコウセイクラブチュウブ
- 31~100人
- 医療法人/サービス業
所在地 | 〒456-0003 愛知県名古屋市熱田区波寄町25-1名鉄金山第一ビル |
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URL | https://www.fukuri-chubu.net/ |
社員数 | 34名 |
業種 | 医療法人/サービス業 |
- 業務内容
- 福利厚生アウトソーシングサービス最大手の「福利厚生倶楽部」を運営する株式会社リロクラブと名古屋鉄道株式会社が出資して設立した、福利厚生の代行会社です。
福利厚生に関するお悩みを持つ中部圏の企業様に対して、従来の制度の問題点を解決する新しい福利厚生制度の確立をお手伝いしています。
健康経営に関する
自社のセールスポイント
「健康経営プロジェクトチーム」を結成し、管理栄養士監修のAI健康アドバイスアプリ(以下、健康アプリ)を活用し楽しく健康意識を高めていくためのアイディアを出し合い、運動不足解消や食事改善をテーマに社員参加型の健康経営づくりをしています。
私たちは社員同士で健康について考えて、コミュニケーションを取れる機会を作り、『自分たちで考える。やってみる。振り返る。発信する。』というプロセスを大切にしています。
あえて取り組み内容を決めすぎずに自分たちで考える、選択できる機会を作ることで新たな発見や意識の変化が生まれるような工夫をし、会社全体で健康意識向上に向け、取り組んでいます。
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取組状況について
受診勧奨の取組
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- 期間
- 2023年04月~現在継続中
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- 取組内容
- 健康診断の受診率は100%を達成しており、35歳以上の社員には全員に胃がん・肺がん・大腸がん検診を含む協会けんぽの生活習慣病予防健診を受診してもらっています。
また、人間ドック、がん検診の受診、再検査を促進するため、カフェテリア制度を活用し、これらの健康管理メニューを選択した場合にはポイント数を1.5倍にして還元し、上限30,000円を補助する施策を開始しました。早期発見・早期治療に繋げ、重症化を防いでいけるよう健康管理を促進しています。
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- 取組に対する成果
- 健康診断と一緒にオプション検診を受診した。
ポイント率をあげて補助してくれるのであればと再検査に行ってきた等、社員が自主的に選択して受診をするといった行動変化がありました。
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- 工夫したところ
- カフェテリア制度を活用して人間ドック、がん検診の受診、再検査を補助することによって、自身で受診内容を選択できる幅を持たせることが出来るため、一人一人のニーズにあった補助をする事が出来るように工夫しました。
会社を通さずに予約まで完了できるため、プライバシーにも配慮しています。
食生活の改善
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- 期間
- 2019年04月~現在継続中
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- 取組内容
- 日々の食事記録が出来る「健康アプリ」を社員に提供しています。
また、年に2回、「健康アプリ」を活用したイベントを開催しており、内1回は食生活の見直しをテーマにしています。
期間中、食事バランスや栄養素を意識した補助食品を用意し
2023年には
・食事バランスフォトコンテスト
2024年には
・「不足しがちな栄養素を意識して摂ってみよう」をテーマにチームごとに栄養素について調べてみて、意識して摂取しようという取り組みを実施しました。
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- 取組に対する成果
- チームで食生活について見直しをする期間を作ることで、コミュニケーションを取りながら新たな発見や、バランスの良い食事を摂るための意識向上に繋がっています。
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- 工夫したところ
- 2023年の健康アプリイベントの期間中には「食生活の改善」をテーマに「食事バランスフォトコンテスト」を開催しました。
バランスばっちりな自炊をしたよ。会社近くのお店で食事バランスのとれたランチをとれるよ など、いつもより食事バランスを意識出来たなと思う食事の写真を1人1枚以上エントリーしてくださいと呼びかけた所、社員の皆さんからたくさんの写真が集まりました。
その中からとくに意識向上に繋がる写真を投稿してくれた社員を健康経営プロジェクトメンバーで選定し、表彰しました。
これはどうやって作ったの?すごいね!どこのお店?など、自然と会話が生まれ、楽しい取り組みになりました。
直近では、2024年3月に「不足しがちな栄養素を意識して摂ってみよう」をテーマにチームごとに一つの栄養素を選択し、調べてみて、意識して摂取してみようという取り組みを実施しました。
運動機会の促進
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- 期間
- 2022年10月~現在継続中
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- 取組内容
- 年に2回、「健康アプリ」を活用したイベントを開催しています。
内1回は運動をテーマにしており、社内でチーム分けを行い、チームごとに運動機会を促進する取り組みを実施しています。
運動不足解消をテーマにした時には、チームごとにどんな健康課題に取り組むかを決め、「健康アプリ」で配信される運動動画を見ながら実際に運動をしてみて、やってみてどうだったかを振り返り、レポートにまとめるという取り組みを実施しました。
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- 取組に対する成果
- ストレッチに挑戦したチーム、階段の昇り降りに挑戦したチーム、エクササイズに挑戦したチームなど様々な取り組みが行われました。
チームで集まって、どんな健康課題を抱えている?解消のためにどんなことをするといいだろう?と話し合って決めることによって、コミュニケーションの活性化にも繋がっています。
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- 工夫したところ
- 取り組みの中にPDCAを取り入れることを意識しました。
健康課題について話し合い、それを改善するためにはどうすれば良いだろうかと考え、どんな効果があっただろうかと振り返ることで、主体性が生まれるように工夫しました。
50人未満の事業場におけるストレスチェックの実施
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- 期間
- 2023年02月~現在継続中
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- 取組内容
- メンタル、フィジカル、エンゲージメント3方向から定期的に社員向けサーベイを実施しています。
各自のストレス値を一定の集団ごとに集計・分析(組織診断)することで、職場環境の改善を検討し、働きやすい職場づくりを目指しています。
労働安全衛生法に定められたストレスチェックだけでなく、エンゲージメントや組織課題の可視化を行い、組織改善につなげています。
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- 取組に対する成果
- メンタルヘルス登録相談機関と提携し、分析結果のフィードバックを受けることで集団ごとのリスク要因を把握することができました。
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- 工夫したところ
- 年に2回、簡易的なストレスチェックを実施し、リアルタイムで不調が出ていないか状態を把握しています。
年に1回、ストレスチェックに加えエンゲージメントなども測定し、より深い要因検討をしています。
また、同時に健康意識調査等の社員アンケートを実施し、社員の声、ニーズの収集をし次年度の計画に活かしています。
健康増進・過重労働防止に向けた具体的目標(計画)の設定
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- 期間
- 2021年04月~現在継続中
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- 取組内容
- 各課題に対し、現状分析と課題解決に向けての計画作成しています。
【主な計画】
①健康づくり体制の強化 自主的に健康づくりに取り組む社風を創る
②アブセンティーズムの予防、プレゼンティーズムの減少
③働きやすい労働環境をつくる
④コミュニケーションの活性化とメンタル不調の予防
また、「健康経営プロジェクトチーム」を様々な部署の一般社員から選出し、総務だけの意見ではなく、計画段階から全社を巻き込んで進める事で、全社的に健康推進に取り組んでいます。
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- 取組に対する成果
- 2021年に「健康経営プロジェクトチーム」を発足しました。
年に2回の「健康アプリ」を活用した健康イベントなどを通し、徐々に「健康経営」が目に見える形で社内に浸透してきています。
様々なアイディアを取り入れることで、マンネリ化、停滞しないように健康経営に取り組むことが出来ています。
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- 工夫したところ
- 健康課題重点項目自己評価として7つの指標を作成し、毎年全社員に、5段階評価で自己評価をつけてもらっています。
①1日3食、栄養バランスを意識した食事を摂るようにしている
②休肝日を設ける・量を控えるなど過度な飲酒にならないようコントロールしている
③睡眠時間を十分摂るようにしている
④気分転換などをしてストレスを貯め込み過ぎないようにしている
⑤喫煙をしない・禁煙している
⑥運動機会を作る・増やすようにしている
⑦「健康アプリ」を活用して毎日記録している
一年間実施してきた健康経営の取り組みによって、社員の健康に対する意識の変化を計測し、次年度の計画に活かしています。
管理職及び一般社員それぞれに対する教育
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- 期間
- 2022年02月~現在継続中
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- 取組内容
- 毎年2月に、社員向けの健康に関するセミナーを協会けんぽに依頼し、開催しています。
2022年 健康診断結果の見方講座
2023年 メンタルヘルス~ストレス対処法~
2024年 眠りについて考えよう 快眠セミナー
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- 取組に対する成果
- 外部講師のわかりやすい説明と、実践してみる機会を設けることで社員の健康への意識および知識が向上しました。
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- 工夫したところ
- 受講後、希望する研修テーマや健康課題についてアンケートを取り社員の声を反映させ、次回以降の教育に活かしています。
コミュニケーションの促進
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- 期間
- 2019年04月~現在継続中
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- 取組内容
- オンライン上で贈り合えるポイント付きサンクスカードを活用して、社員間の「感謝や祝福のコミュニケーション」を促進しています。
なかなか面と向かっては恥ずかしくて伝えづらいことも、カードを介すことで気軽に伝えることができ、コミュニケーションの促進に役立てています。
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- 取組に対する成果
- 手軽に送りあえるので、業務の中のちょっとしたタイミングで感謝や祝福のコミュニケーションが活性化し、チームワークの強化につながっています。
また、自分の部署だけでなく、部署をまたいだコミュニケーションが気軽に取れるので、会社全体が活性化しています。
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- 工夫したところ
- 「ありがとう」「おめでとう」などカードのパターンを複数用意し、さまざまな機会でカードを贈り合えるような形で運用しています。
長時間労働への対策
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- 期間
- 2022年08月~現在継続中
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- 取組内容
- 毎週水曜日をノー残業デーに設定しています。
毎月残業時間の推移を部署ごとに集計し、管理職の会議で共有し、連続して一定の人に残業が集中している状態が起きないよう、未然に防止しています。