株式会社東海労金サービス
カ)トウカイロウキンサービス
- 31~100人
- 医療法人/サービス業
所在地 | 〒460-0007 名古屋市中区新栄一丁目7番12号 |
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URL | http://www.t-rokinservice.co.jp |
社員数 | 90名 |
業種 | 医療法人/サービス業 |
- 業務内容
- 当社は東海労働金庫(東海ろうきん)の唯一のグループ会社として、主に金融業務のサポートを行っています。東海ろうきんは、働く人がつくった営利を目的としない福祉金融機関ですので、健全経営による高い信頼性は、多くの勤労者に支持されています。
当社もこうした企業理念を共にし、安心で確実な経営を推進しています。
社独自のスロ一ガン『小さいけれど働きがいのある会社にしよう』
~総会議案書に示しています。
健康経営に関する
自社のセールスポイント
~従業員の健康は企業の誇り 活気ある職場は従業員の健康づくりから~当社は、2021年健康保険組合連合会東京連合会の実施する制度「健康企業宣言」を行い、2022年健康優良企業「銀の認定」を取得しました。親会社(東海労働金庫)を含む労働金庫業態は健康管理課題を業態共通の経営戦略の一環として位置付けており、子会社である当社も引き続き健康経営に取組んでまいります。具体的には、安全衛生委員会を毎月1回開催し、毎年見直す「社員の健康管理についての具体的行動計画」を基に議論し、議事内容を委員会報告として毎月社員に周知しています(職場回覧および社内システム内に掲載)。この報告には様々な「健康関連情報」も掲載し、社員の健康に対する意識の向上のため工夫しています。従業員委員には委員会前に自由に意見交換をする時間を設け、労働者の貴重な意見を取り上げるよう運営しています。従業員委員の周知と「身近な委員へ意見等をお寄せ下さい」と呼びかけ、社員が自分事として健康管理を意識することを続けていきます。
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取組状況について
受診勧奨の取組
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- 期間
- 2018年10月~現在継続中
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- 取組内容
- 安全衛生委員会では、「労働金庫・関連事業団体における健康管理の基本方針」に基づき「社員の健康管理についての具体的行動計画」とする年間活動計画を作成し、法令で定められた事項だけでなく、自主的な取り組み事項について協議を行っています。保健師も参加し、専門的立場で保健衛生管理について助言をいただいています。
「社員の健康管理について」として会社の健康管理方針を提示し、社員の定期健康診断受診の意識を高めています。健康診断費用はすべて会社負担とし、受診時間は有給となっています。
また、がん検診の勧めとして、厚生労働省や健康保険組合発信の情報を提示して勧奨しています。
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- 取組に対する成果
- 定期健康診断は、毎年100%の受診率となっています。
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- 工夫したところ
- 定期健康診断希望日程の案内時に健康診断事前調査として、社員一人ひとりに「現在の受診状況」「起床時間・就寝時間などの生活情報」「喫煙状況」「自身の今年のスローガン」等を親会社の社内システム(データベース)を利用し答えてもらっています。
定期健康診断実施後の産業医による健診結果判定や保健師面談に活用しています。
保健指導の実施
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- 期間
- 2018年10月~現在継続中
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- 取組内容
- ①フォローアップ対応
全社員の健康診断事前調査と健康診断結果、前年度までのフォローアップ経過を基に産業医に判断していただき、「要精密検査」「再検査」「要治療」の社員には産業医の指示として受診を促し、「フォローアップ報告書」の提出を求めています。
②保健師面談
産業医判定後の多方向からのフォローアップとして、生活習慣や健康課題の相談ができるように、希望者には就業時間内に保健師面談を設定しています。ただし、社員には希望に関わらず、2年に1度は保健師面談を実施するルールを決めています。
③健康診断結果を組合健保に提供し、特定保健指導対象者には初回面談を就業時間内および社内での実施にて案内しています。
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- 取組に対する成果
- ①フォローアップ受診状況および報告書の提出は年々増えています。
②保健師面談を就業時間内に実施するため、少なくとも2年に1度は全社員が保健室に行き相談する機会が確保できています。
③特定保健指導初回面談を実施した社員は、全対象期間指導(5か月間のプログラムで毎月メール等で受けるもの)を受けています。
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- 工夫したところ
- ①安全衛生委員会にて、毎月の議案として「定期健康診断後のフォローアップ報告書提出状況」等の確認をしています。
②保健師面談を有効に活用するため、定期健康診断結果、健康診断事前調査、時期が間に合えばストレスチェック結果を保健師と共有し、面談時に活用してもらっています。
③特定保健指導対象者へのアプローチ等、健康管理担当者だけでは難しい場合は、組合健保に相談しアドバイスをもらっています。
長時間労働への対策
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- 期間
- 2018年10月~現在継続中
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- 取組内容
- 時間外労働の事前申告を徹底し、適正な時間外労働の管理を図っています。「勤怠管理システム」の導入により、時間外労働の管理が容易になり、時聞外労働が多い社員については自動的に警告を示すことができ、管理者が確認し指導できる状態となっています。また、時間外労働の状況も一覧で確認できます。
①毎月の安全衛生委員会にて、議案として各部門の「時間外労働」「有給休暇取得状況」を確認しています。
②労働者の仕事と子育ての両立のための一般事業主行動計画を掲げています。
③2022年度4月には「2022年度ワーク・ライフ・バランス推進運動の取組」を呼びかけ、各職場に貼り紙を掲示しています。時間外労働の削減、毎週水曜日のノー残業デーの取組、年末年始における職場での計画的な有給休暇取得の呼びかけ等に取り組んでいます。
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- 取組に対する成果
- 毎週水曜日のノー残業については、社員の意識も高まってきました。2022年度は前年度より有給休暇の取得率が増えています。
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- 工夫したところ
- 安全衛生委員会報告でも毎月呼びかけを続けており、次年度も継続して取り組んでいきます。
治療と仕事の両立支援
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- 期間
- 2019年04月~現在継続中
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- 取組内容
- 当社は「私傷病(メンタルを含む)の治療と仕事の両立支援」として、社員へ配慮・支援プログラムを作成、産業医・保健師の対応も含め総務人事部の担当者が相談窓口となっています。社員が治療前・治療中・治療後の就業等、両立が可能となるよう支援しています。半日有給休暇と時間単位有給休暇取得はすでに導入しており、通院や治療可能な環境を整備しています。
①管理監督者を対象とした研修を保健師や外部講師に依頼し、管理監督者会議の前に実施することで基本的に100%の参加を達成しています。
②メンタルヘルスセルフケアについては、安全衛生委員会報告で毎月情報をお知らせしています。また、組合健保の委託している「こころとからだの電話相談窓口」や厚生労働省の「こころの耳」を紹介しています。
③2021年度からはストレスチェックの実施を年1回から2回へ変更しました。また、2022年度からは実施結果について可能な範囲で安全衛生委員会での意見交換をしており、それぞれの職場を中心に気になる点や必要な改善方法を考えています。
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- 取組に対する成果
- 何人かの社員が休職後も支援プログラムを利用し復職に至り、短時間勤務・配置転換を経て通常勤務に戻っています。
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- 工夫したところ
- まずは社員が休職に至らないように、ヘルスリテラシーの向上、社員自身がセルフケアに努められるように、定期的に情報を提供しています。
食生活の改善
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- 期間
- 2021年10月~現在継続中
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- 取組内容
- ①組合健保より送付された食に関するポスター掲示や、健康や栄養を考えた料理の記事を職場で回覧しています。
②食堂にある自動販売機に並んでいる飲料の販売業者へ健康飲料について調査し、可能な範囲で健康飲料を取り入れました。今後、健康飲料の種類についての特徴などを社員に周知していきます。
③安全衛生委員会報告のトップページに、役員や社員からの「健康に関する寄稿」を掲載しました。
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- 取組に対する成果
- 食に関しての健康情報を取り入れる社員が増えました。
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- 工夫したところ
- 食生活や生活の知恵など、職場で身近な社員からの発信をきっかけにコミュニケーションがとれるよう、また社員一人ひとりが健康に対する意識を持てるように、安全衛生委員会報告の内容を充実させました。
運動機会の促進
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- 期間
- 2021年04月~現在継続中
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- 取組内容
- 健康づくりアプリ「あいち健康プラス」を利用し、社員に「歩く」ことの呼びかけをしています。ニックネームで登録できるため、社員同士のコミュニケーションのきっかけにもなり、アプリの利用促進に繋がっています。
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- 取組に対する成果
- 取組を2年続けて全社員の約半数に近い社員の登録があり、今後も継続していきます。
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- 工夫したところ
- アプリ利用促進キャンペーンを実施し、登録を促しています。
禁煙対策
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- 期間
- 2019年04月~現在継続中
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- 取組内容
- 社員の約85%が働く東海労働金庫本店ビル内での受動喫煙対策として、喫煙場所と時間のルールを設定しました。喫煙の健康への影響を特に受動喫煙の健康への影響を重点に置き、情報提供を継続しています。
喫煙者のこころに響きますようにと願いを込めて禁煙対策を実施しています。
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- 取組に対する成果
- 喫煙場所と時間のルールが厳守されているため、非喫煙者の健康は守られています。
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- 工夫したところ
- 組合健保から送付された啓蒙ポスターや、「喫煙の害」などの情報を安全衛生委員会報告に取り上げることで社員に周知しています。
また、保健師の作成する健康ニュースにも「受動喫煙対策」を取り上げてもらっています。
従業員の感染症予防
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- 期間
- 2020年04月~現在継続中
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- 取組内容
- 職場の環境対策(アクリル板の設置、可能な範囲での就業前の検温の実施、アルコール消毒液の設置・配付、定期的な換気、手洗い・がいの推奨、懇親会の禁止等)や当社の新型コロナウイルス感染予防に対するルールを設定し、状況が変わるごとに社員に周知しています。
本社入り口にはパルスオキシメーターを設置し、社員に体調管理の意識を促しています。
また、インフルエンザ予防接種費用の一部補助や、新型コロナウイルスワクチン接種時の特別休暇を付与しています。
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- 取組に対する成果
- 積極的に予防対策を講じることができました。
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- 工夫したところ
- 罹患した場合、濃厚接触者になった場合などへの詳しい対応を決めておき、社員に周知することで、状況に応じた対応ができるようにしています。各職場における管理監督者からの感染等の状況報告を総務人事部で受理し、感染の状況を一元化することで、勤怠管理にも役立てています。
女性の健康保持・増進に向けた取組
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- 期間
- 2022年08月~現在継続中
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- 取組内容
- 2022年8月に他の労働金庫の保健師と合同で、「女性の健康支援セミナー」を開催しました。
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- 取組に対する成果
- 合同開催のため、当社の規模では企画ができない講師の貴重な講義を視聴できました。
視聴後のアンケートは、視聴した社員のみならず視聴できなかった社員にも実施し、今後の研修開催に活用できる意見が得られました。
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- 工夫したところ
- 東海ろうきんの研修システムの利用や視聴会場を複数設営し、社員一人ひとりが都合の良い時間に視聴できるようにしました。