株式会社シークス
カ)シークス
- 301~500人
- 医療法人/サービス業
所在地 | 〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄3-13-20 栄センタービル4F |
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URL | https://www.seeks.co.jp/index.html |
社員数 | 451名 |
業種 | 医療法人/サービス業 |
- 業務内容
- 主に数年先にリリースされる予定の自動車に関する部品や生産設備を中心に、多岐に渡る設計・開発を行っています。
■ 自動車関連 ■
電子部品搭載設計、排気系機能部品設計、ワイヤーハーネス設計
電子部品開発、各種制御システム開発、電子部品評価・解析
プレス金型設計、プレス工程整備、ダイカスト金型設計、生産設備設計、生産準備、各種CAE解析(成形性解析、強度解析、熱解析など)、3D-CADによる設計データ作成・製図
各種設計ツール開発、技術データ管理、技術マニュアル作成
■ その他 ■
各種メーター中央監視システム設計 など
健康経営に関する
自社のセールスポイント
私たち、株式会社シークスは、社是である「人と技術に誠実であれ」にある通り、はじめに社員一人ひとりを大切にすることに重きを置いております。
当社の事業運営において、「人」は全てに関わる礎であり、生産性の源泉となります。
すなわち、経営の安定的持続および生産性の向上のため、「社員の心身の健康」が最も優先すべき重点事項と考えています。
健康経営への取り組みを通じて、健康づくり支援と組織的な健康活動を推進し、社員の皆さんが活き活きと安心して働ける環境を提供していきます。
そして、私たちは、企業の経営管理と社員の健康管理の両立による持続的成長を実現していきます。
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取組状況について
受診勧奨の取組
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- 期間
- 2022年04月~現在継続中
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- 取組内容
- 1)要精密検査者への管理監督者からの通達
健診の結果、要精密検査となった社員に対し、管理監督者より通達をする仕組みを構築した。
2)がん検診受診率向上を目的としたチラシ掲載
健康診断の希望調査をWeb上で行い、性別や年齢に応じたがん検診のチラシを掲載した。
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- 取組に対する成果
- 1)管理監督者からの通達は2022年度から取り入れており、定量的な結果はまだ出ていないが、患者予備群・治療放置群0人を目標に継続する。
2)がん検診受診率は次の通りとなった。
胃がん検診 70.9%(前年度比-1.4%)
大腸がん検診 73.8%(前年度比+0.2%)
乳がん検診 50.6%(前年度比+11.5%)
子宮頸がん検診51.8%(前年度比+18.4%)
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- 工夫したところ
- 1)要精密検査者を管理監督者へ共有することで、病院受診のための休暇取得をしやすい環境整備を行った。
2)健康診断の希望調査を行う際、性別や年齢に応じたチラシのみが閲覧できるよう設定することで、標的を絞った取り組みとした。
産業医または保健師が健康保持・増進の立案・検討に関与
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- 期間
- 2022年04月~現在継続中
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- 取組内容
- 常勤産業保健師の雇用と、社員の健康をサポートする部署を新設。
健康経営促進に向けた取り組みには、産業医や保険者の意見を踏まえ行ってきたが、2022年より産業保健師を常勤で雇い、社員の健康を保持・増進する取り組みを担う部署を新設した。
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- 取組に対する成果
- 1)健康診断結果の集計・分析からみえる健康課題
2021年度健康診断結果の分析結果から、BMI値と男性の腹囲、肝機能の値が全国平均に比べ悪化傾向にあることが分かった。
2)「デスクワークが多く、運動不足な社員が多い」といった抽象的な情報を根拠づける分析データを示すことで、社員への意識変容を促した。
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- 工夫したところ
- サポートする部署において、既存データを集計・分析することで、自社の健康課題を明示した。
従業員の感染症予防
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- 期間
- 2020年03月~現在継続中
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- 取組内容
- 1)インフルエンザウイルス感染対策
インフルエンザ予防接種に対し、保険者より費用補助あり。
予防接種を行ったが罹患したものに対しての見舞金制度あり。
産業医による予防接種勧奨の案内を社内広報に取り入れている。
2)新型コロナウイルス感染対策
初動を早くすることを重点に、体調不良者や濃厚接触者になった場合直ちに入力できるWeb上のアンケートを作成し、周知した。
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- 取組に対する成果
- 1)インフルエンザウイルス感染対策
全従業員の3割がインフルエンザ予防接種を行った。
2)新型コロナウイルス感染対策
体調不良者となった時点で濃厚接触者を特定しておくことで、検査結果が出る前から対処ができた。結果、社内でのクラスター発生はない。
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- 工夫したところ
- 1)インフルエンザウイルス感染対策
予防接種勧奨の広報を産業医に依頼することで、より説得力のある広報としている。
2)新型コロナウイルス感染対策
感染予防をしながらも、業務を止めないという方針を周知することで、従業員全体の感染予防に対する意識の向上を図った。
50人未満の事業場におけるストレスチェックの実施
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- 期間
- 2015年11月~現在継続中
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- 取組内容
- 1)自社独自のツールを用いて実施している。
共同実施者として、産業医の他にメンタル顧問医も配置している。
2)集団分析は、厚生労働省のツールを用いて、部署ごとに分析している。
より正確な集団分析ができるよう、回答率をあげる取組を行っている。
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- 取組に対する成果
- 1)メンタル顧問医と提携していることで、面談を希望する社員への迅速な対応が可能となった。
2)結果回収率は88.0%(前年度比-0.6%)であった。
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- 工夫したところ
- 1)分野ごとに提携を行うことで、より専門的な支援を行っている。
2)部門長と回答率を共有することで、部門長からの受検勧奨を行った。
健康増進・過重労働防止に向けた具体的目標(計画)の設定
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- 期間
- 2015年04月~現在継続中
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- 取組内容
- 社員の健康増進に特化した部署にて、次年度の目標設定をし、安全衛生委員会にて取り組み内容などの審議を行っている。
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- 取組に対する成果
- 複数年の結果を比較した上で目標値を設定することで、より社員に寄り添った取り組みとなった。
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- 工夫したところ
- 安全衛生委員会にて審議をすることで、より社員の意見も反映された取り組みとした。
管理職及び一般社員それぞれに対する教育
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- 期間
- 2015年04月~現在継続中
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- 取組内容
- 1)ラインケアとして、社内外の講師によるメンタルヘルス対策の講義を定期的に行っている。
2)セルフケアが行える厚生労働省のメンタルヘルスツールを社内広報にて周知している。
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- 取組に対する成果
- ラインケアとセルフケアに対する教育を継続的に実施していくことで、メンタルヘルス疾患を予防することにつながると考えている。メンタル疾患罹患率1.7%(前年度比+0.3%)
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- 工夫したところ
- 1)専門家に講義を依頼することで、より専門的なアプローチを可能としている。
2)メンタルヘルスツールをストレスチェックの時期と併せて案内することで、より自分事として考えられるようにしている。
適切な働き方の実現
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- 期間
- 2002年10月~現在継続中
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- 取組内容
- ワークライフバランスを重視した取り組みとして、フレックスタイム制度を推奨している。
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- 取組に対する成果
- フレックスタイム制度を推奨することで、社員の働きやすさ向上を目指しているが、尺度を用いていないため、今後の課題として、ワークエンゲージメントなどで社員の満足度を測り、より社員に寄り添った対応を検討していく必要がある。
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- 工夫したところ
- コアタイムを非設定とすることで、時間外労働時間を休日にすることが可能となり、ワークライフバランスの充実を図っている。
コミュニケーションの促進
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- 期間
- 2001年09月~現在継続中
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- 取組内容
- コミュニケーション促進を目的とした交流会に対しての金銭的支援を行っている。
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- 取組に対する成果
- 2021年度は、全従業員の45.8%がこの制度を利用した。
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- 工夫したところ
- オンラインでの交流会も対象に含めるなど、感染対策も行いながらの取り組みを考案している。
治療と仕事の両立支援
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- 期間
- 2002年10月~現在継続中
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- 取組内容
- 1)治療と仕事の両立のため、フレックスタイム制度の推奨と、有給休暇の積極的取得を促している。
2)職場復帰支援として、外部医療機関と提携し、リワークプログラムを実施している。
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- 取組に対する成果
- 1)平均有給休暇取得率92.2%(前年度比+1.9%)
2)リワークプログラムを実施し、職場復帰後も再度休職することなく継続して働くことができている。
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- 工夫したところ
- 健康経営の指標のひとつに有給休暇の平均取得日数を入れており、取得しやすい環境づくりを行っている。
保健指導の実施
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- 期間
- 2022年04月~現在継続中
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- 取組内容
- 健康診断結果の事後措置として、産業医が定めた基準により、保健指導の実施対象者に対し実施している。
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- 取組に対する成果
- 対象者の8割以上の方へ保健指導を実施した。
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- 工夫したところ
- 対象者へ連絡する際には、上長も含めてメールを行うことで、業務調整などを円滑に行えるよう工夫した。
食生活の改善
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- 期間
- 2021年11月~現在継続中
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- 取組内容
- 食生活改善に向けたEラーニングを実施してる。
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- 取組に対する成果
- 1)結果回収率は87.5%であった。
2)2021年度が初回実施であったため、複数年での比較ができていないが、次年度以降、分析を行い、結果に応じた対策をしていく。
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- 工夫したところ
- 食生活だけでなく運動習慣も問う等、生活習慣病予防に特化した内容としている。
運動機会の促進
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- 期間
- 2018年06月~現在継続中
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- 取組内容
- 1)フィットネス教室を複数回開催し、運動機会の定着を促している。
2)保険者と共同で、アプリを用いて1か月間の歩数を競うイベントを実施している。
3)ウォーキング大会を開催し(コロナ禍では中止)、家族も参加できるイベントを考案している。
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- 取組に対する成果
- ウォーキングイベントでは、家族も含めて150人ほど参加した。今後も継続して運動していく取り組みを考案していく。
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- 工夫したところ
- オンラインでのフィットネス教室に切り替えるなど、感染対策をしながら運動を継続できる取り組みとした。
禁煙対策
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- 期間
- 2020年10月~現在継続中
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- 取組内容
- 1)2020年10月より本社を敷地内全面禁煙とした。
2)世界禁煙デーに合わせて広報資料を作成し、全従業員へメールにて周知を行っている。
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- 取組に対する成果
- 全従業員における喫煙率は20.4%(前年度比-0.3%)であり、年々減少傾向となっている。
長時間労働への対策
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- 期間
- 2002年10月~現在継続中
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- 取組内容
- 1)管理監督者による徹底した管理を行っている。
2)フレックスタイム制度を採用し、コアタイムを非設定としている。
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- 取組に対する成果
- 2021年度の平均月間所定外労働時間は18時間となっている。
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- 工夫したところ
- 管理監督者に管轄内の全社員の月次時間外労働状況を通知している。
メンタルヘルス不調者への対応
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- 期間
- 2007年04月~現在継続中
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- 取組内容
- 1)社内と社外に相談窓口を設置し、周知している。
2)産業医の他、臨床心理士、精神保健福祉士と連携しサポートしている。
3)3次予防として、職場復帰される際にクッションとなるよう一旦本社の技術センターに復帰できる仕組みを構築している。
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- 取組に対する成果
- 社内と社外の双方に相談窓口を設置することで、社内へ相談しにくい社員も活用できている。2021年度の相談件数は15件であった。
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- 工夫したところ
- 相談窓口の周知活動として、毎月発行される社内広報にて通知している。
女性の健康保持・増進に向けた取組
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- 期間
- 2022年04月~現在継続中
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- 取組内容
- 女性に多いがんである乳がんと子宮がんの検診受診率が、胃がんや大腸がんに比べて格段に低いことから、婦人科がんに対するヘルスリテラシーの向上支援として、女性のがん検診の受診勧奨を行った。
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- 取組に対する成果
- 健康診断の希望調査を行う際に、婦人科がん検診の必要性、受診を検討すべき年齢等を記載し受診勧奨を行った。結果、どちらも10%以上の受診率の向上につながった。
健康診断の希望調査時に受診勧奨を行うことに効果があったといえる。
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- 工夫したところ
- 今後は、更なる受診率向上に向けて制度等検討すると共に、受診結果での継続した支援を行うことで、早期発見・早期治療へつなげる。
他の企業等への健康経営の普及促進
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- 期間
- 2015年10月~現在継続中
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- 取組内容
- ホームページで健康経営の取り組み成果について公表している。また、社内報でも取り組みについて取り上げている。
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- 取組に対する成果
- ホームページへ掲載することにより、取引先や同業他社への健康経営の普及促進につながっていると考える。