金印わさび株式会社
キンジルシワサビ カ)
- 101~300人
- 製造業/その他
所在地 | 〒454-8526 愛知県名古屋市中川区八幡本通2-61 |
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URL | http://www.kinjirushi.co.jp |
社員数 | 117名 |
業種 | 製造業/その他 |
- 業務内容
- 業務用加工わさびをはじめ、わさびに関連する製品を製造・販売するメーカーです。「食品を通じて人類の健康づくりと世界の食文化の向上に貢献しよう」という経営理念のもと、わさびの研究、商品開発、海外への普及活動を行っています。
健康経営に関する
自社のセールスポイント
金印グループでは、創業時より従業員への健康管理意識を高く持っており、健康診断はもちろん、運動の推進、コミュニケーションの活性化を目的に、長年にわたり様々な取り組みを行って参りました。
現在は、特に病気になる前の対策に力を入れており、日々の様子や健診結果から産業医の判断を仰ぎながら受診を促し、病気を未然に防ぐ活動を行っています。
これらの活動を継続的に行い、今後も多様な視点から健康経営に取り組んで参ります。
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取組状況について
コミュニケーションの促進
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- 期間
- 2000年01月~現在継続中
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- 取組内容
- 弊社では、創業以来、従業員のコミュニケーションを大事にしており、現在は慰安旅行と職場懇話会を定期的に実施しています。
■慰安旅行 名古屋市内にあるグループ会社と合同で、日帰りや宿泊を伴う慰安旅行を実施しています。
■職場懇話会 懇話会制度を設け、各部署単位で、毎月~3ケ月に1度、お昼もしくは夜に「懇話会」を開催しコミュニケーションを図っています。
毎年4月にはグループ会社と合同で、創業記念日を兼ねて行っており、金印グループ全社のコミュニケーションの活性化を図っています。
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- 取組に対する成果
- ■慰安旅行は、日ごろ接する機会がない、グループ会社や他部署の方たちと顔を合わせる機会となり、横のつながりも良くなっています。
定期的な慰安旅行は、従業員の中から旅行委員を設定し、企画から当日の進行まで行っています。従業員が主導することによって、参加する従業員の協力体制も強くなり、参加意識も高まります。
旅行委員を経験することで、企画力やリーダーシップを養うことができ、日々の業務にも活かせています。
■懇話会は、日ごろできない仕事以外の話もする機会となり、部署内の雰囲気や風通しも良くなっています。
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- 工夫したところ
- 派遣社員の方も希望者は参加することができ、コミュニケーションを図っています。
運動機会の促進
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- 期間
- 2000年01月~現在継続中
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- 取組内容
- ■ストレッチ体操の実施
当社では、昭和55年頃からオリジナルストレッチ体操を行っています。当時、当社の作業内容などを考慮して愛知教育大学の教授に考案いただいた内容です。
毎日、始業前(7:55~)と、お昼休憩後(12:55~)もしくは午後の休憩後(14:55~)の3回、時間になると音楽が流れ、体操を行えるようにしています。
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- 取組に対する成果
- 特に工場では体を使う作業が多いことから、ケガ・腰痛などの防止対策と運動不足の解消や、心のリフレッシュとなっています。
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- 工夫したところ
- 朝は、全員で中庭に集まり、リーダーの号令に合わせて行っています。朝、大きな声を出すことも体操の一つです。
お昼休憩は交代制であるため、12:55か14:55のいずれかで行うことにしています。
従業員の感染症予防
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- 期間
- 2010年11月~現在継続中
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- 取組内容
- ■感染症対策規則により、本人もしくは同居の家族に感染症が確認された場合は、会社へ届け出てもらいます。また本人の場合は出社を停止しています。
■インフルエンザ予防接種の実施(社内・全額会社負担)。
■アルコール消毒液・マスクを工場入口、食堂等に設置。
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- 取組に対する成果
- インフルエンザ等の感染症に対しての従業員の意識が高まり、感染症の蔓延を防止できています。
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- 工夫したところ
- 予防接種を当日接種できなかった場合は、かかりつけ医で接種し、費用は会社で負担しています。
受診勧奨の取組
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- 期間
- 2000年04月~現在継続中
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- 取組内容
- 社内へ検診車に来てもらい、定期健康診断を実施しています。
35歳以上の方は、協会けんぽの生活習慣病健診を受診しています。
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- 取組に対する成果
- 毎年100%受診しています。
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- 工夫したところ
- 当日やむを得ない事情で受診できなかった場合は、別日程(就業時間内)に提携先クリニックで受診しています。
50人未満の事業場におけるストレスチェックの実施
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- 期間
- 2021年09月~現在継続中
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- 取組内容
- 2021年よりストレスチェックを実施し、全員に用紙を配布しています。任意回答とし、高ストレス者には産業医による面談や厚労省のサイトを案内しています。
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- 取組に対する成果
- 今のところありません。
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- 工夫したところ
- ストレスチェックの必要性につて、管理職に説明会を実施しました。
産業医または保健師が健康保持・増進の立案・検討に関与
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- 期間
- 2016年04月~現在継続中
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- 取組内容
- 健康診断内容について、経営者の意向を産業医と保健師に相談し、法定健診内容に検査項目を追加して行っています。健康診断結果は、産業医と保健師が確認し、就業判定を行っています。生活習慣病の恐れがある方に保健師による指導を受けさせています。
特に病気の予兆がある方については、産業医に再診結果を確認いただき、各人の症状に応じて業務制限を行ったり、通院の経過を報告したりして連携をとり、大病にならないよう健康管理を行っています。
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- 取組に対する成果
- これまでは、健診結果を気にかけていない方が多く見受けられましたが、産業医からの判定ということで、速やかに再診を受けられる方が多くなりました。また、従業員の持病について深く確認しづらいところがありましたが、産業医が介入することにより、通院状況などを詳しく確認できるようになり、業務への配慮を行えるようになりました。
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- 工夫したところ
- 産業医からの判定結果は、速やかに経営者へも報告し、身体に負担をかけない業務への配慮を迅速に行えるようにしています。
適切な働き方の実現
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- 期間
- 2016年04月~現在継続中
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- 取組内容
- 年次有給休暇の取得推進の一環として、次の取り組みを行っています。
■会社カレンダーに「計画的有給休暇」を年3日間設定。
■個人の「記念日休暇」を年2日間取得する制度の制定。
「計画的有給休暇」は、祝日や土曜日の出勤日を充て、連休となるよう設定しています。
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- 取組に対する成果
- 計画的に有給休暇を取得することができ、有給申請しやすい雰囲気になりました。
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- 工夫したところ
- 記念日休暇は2ケ月前より(前日まで可)としているため、従業員が前もって休暇を計画しやすくしています。
治療と仕事の両立支援
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- 期間
- 2016年07月~現在継続中
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- 取組内容
- 勤務時間内に通院可能な環境の整備として、年次有給休暇(年間5日分)を1時間単位で取得できるようにしています(通院に限らず私用でも取得できます)。
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- 取組に対する成果
- 通院しやすい環境となり、治療との両立の一助となっています。
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- 工夫したところ
- 出勤時、退勤時、就業途中のいずれかの時間帯に取得でき、前日までの申請を可としています。
保健指導の実施
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- 期間
- 2016年04月~現在継続中
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- 取組内容
- 健康診断により、協会けんぽから保健指導の対象者となった者の連絡があった際、社内で就業時間内に指導を受けられるようにしています。
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- 取組に対する成果
- 対象者は全員指導を受け、健康への意識が高まっています。
禁煙対策
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- 期間
- 2014年04月~現在継続中
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- 取組内容
- 屋内全面禁煙
屋外に喫煙場所を設置
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- 取組に対する成果
- 屋内に煙は入ってこない状態です。来客の方も同様です。
長時間労働への対策
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- 期間
- 2016年10月~現在継続中
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- 取組内容
- 毎月の残業時間を労務担当者が確認し、超過勤務時間が80時間を超える労働者に対しては、本人の申し出の有無にかかわらず産業医面接指導を受けさせることにしています。
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- 取組に対する成果
- 現在のところ対象者はおりません。
メンタルヘルス不調者への対応
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- 期間
- 2016年10月~現在継続中
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- 取組内容
- メンタルヘルス不調者による職場復帰の希望が主治医による診断書と合わせて提出された際、産業医との第三者面談を社外で行います。
産業医、人事担当、職場長を含めて復帰後の業務について検討し、必要に応じて、短時間勤務や負担のない業務から復帰するようにします。
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- 取組に対する成果
- 復帰後も産業医と相談しながら、体調に合わせて業務の変更を随時行いました。通常業務が行える段階まで復帰できた方もおります。
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- 工夫したところ
- 人事、職場長、産業医と密な連携をとっています。
女性の健康保持・増進に向けた取組
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- 期間
- 2000年01月~現在継続中
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- 取組内容
- ■休暇の設定
就業規則 第42条にて「女性に関する休暇の設定」を定めています。
(生理日、妊産婦健診時、出産時 等)