株式会社エクシング
カ)エクシング
- 1001人以上
- 卸売業
所在地 | 〒467-0855 愛知県名古屋市瑞穂区桃園町3-8 |
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URL | https://xing.co.jp/ |
社員数 | 1098名 |
業種 | 卸売業 |
- 業務内容
- 業務用カラオケ事業
音楽・映像ソフト事業
店舗事業
モバイル・エンタテイメント事業
ホーム・エンタテイメント事業
新規事業開発
健康経営に関する
自社のセールスポイント
エクシングの「経営理念」「経営ビジョン」「行動指針」に示されているように、常に時代に先駆け新しい「JOY!!!(楽しさ!喜び!安らぎ!)」を創造しお客様に提供し続けるためには、また「いつでも、どこでも、誰とでも楽しめる音楽エンタテイメント」を世界中の人々へ広げていくためには、従業員一人ひとりの健康管理が重要であると考えています。
2017年8月、株式会社エクシングはブラザーグループ健康経営理念に準拠し「健康経営宣言」を掲げました。今後は、新たに設置した最高健康責任者のもと、健康経営宣言に基づき、様々な健康づくり活動に戦略的に取り組んでいきます。
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取組状況について
受診勧奨の取組
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- 期間
- 2017年04月~現在継続中
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- 取組内容
- 定期・総合健診の受診率に関しては、毎年100%に近い数字であった事に対して、二次健診の受診率(がん項目)は2020年度は36.1%という低い数字となっていました。病気の発見が遅れる=生産性の低下につながるという考えより、経営層及び管理職のメンバーに状況を把握してもらうために、部門別の二次健診受診率を毎月共有し、上司から二次健診受診の声かけをしてもらうようにています。
一方二次健診対象者には健保の保健師及び人事担当より定期的に受診の声掛けを実施しています。
2021年度より3年続けでアブセンティーズムの低減のために、がん対策企業アクションとのコラボでがん教育セミナーを開催しています。
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- 取組に対する成果
- がん項目の二次健診受診率に関して、2020年度は36.1%でしたが、当時より目標値を80%以上に設定し、受診率向上のための取り組みを継続した結果、2023年度は82.1%と目標値を超えることができました。
精密検査で初期のがんを指摘される従業員が毎年数名いますが、早期発見・早期治療により、長期の休職となることもなく発症前と同じ業務に従事する事が出来ています。
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- 工夫したところ
- 対象者に配布をする二次検査受診勧奨通知の封筒には、「従業員の健康が会社にとって大切」という社長の顔写真入りのメッセージを印刷し、大切な人材であることを従業員に伝えています。
がん教育セミナーでは座学のみ終わらず、がん体験者である従業員からの体験談を本人に話をしてもらったり、他人の健康に対して影響を与えるのはどうすればよいか?を考えるワークショップを行いました。
50人未満の事業場におけるストレスチェックの実施
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- 期間
- 2015年04月~現在継続中
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- 取組内容
- 2015年より毎年50名以下の事業所も対象に全従業員にストレスチェックの実施しています。実施期間は毎年9月の1か月間を設定し、受検率95%を目標値として、未受診者には受検を呼びかけるリマインドメールを発信しています。
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- 取組に対する成果
- 未受検者本人にはリマインドメールを発信、部門長には各部門の受検率を共有し、受検を呼び掛けてもらう事により、ストレスチェック開始当初は50%前後となっていた受検率が2021度には92.6%と改善され、以降は毎年95%前後の受検率となっています。これにより従業員の実態を把握する事が可能となっています。
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- 工夫したところ
- 経営層には会社全体の結果報告を実施していますが、各部門長には結果の見方の説明および結果の詳細、よりよい職場にするために必要な事項などを役職者に対して説明する時間を設けています。
メンタルヘルス不調者への対応
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- 期間
- 2021年04月~現在継続中
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- 取組内容
- メンタル不調にいち早く気付く事ができるように、全従業員の勤務表の内容を確認し、理由が不明瞭な遅刻、休みなどが無いかを毎月確認しています。
現場の上長とは常に連携し、メンバーの不調などに関して情報をいち早く共有できるような体制を整えています。
民間のリワーク機関とも協定を締結し、リワーク機関の紹介、休職者への対応方法のアドバイスを受けられる体制を整えています。
休職中にも、月1回程度本人と連絡を取り、希望者は産業医面談も受けられるような体制も整えています。
復職においては、主治医の復職就業意見書の提出を必須とし、産業医面談実施の上最終的に会社が復職の可否を判断しています。
復職条件は平日5日間、8時間のフルタイムに耐えられる体力まで戻っている事としていますが、実際の復職時には体の慣らし期間として短時間勤務からの就業を可能としています。
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- 取組に対する成果
- 長期休職からの復職においては再発率が高く、結果的には退職につながってしまう可能性が高い状況において、休職中、復職前、復職後のフォローをすることにより、復職後再発をすることなく、元職場において休職前と変わらない働き方ができている従業員が数名います。
復職面談には本人了承のもと上司に同席をしてもらう事によって、復職後のフォローに関して産業医、人事担当、現場が一体となってフォローする体制ができています。
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- 工夫したところ
- 復職面談には本人了承のもと上司に同席をしてもらう事によって、復職後のフォローに関して産業医、人事担当、現場が一体となってフォローする体制ができています。
管理職及び一般社員それぞれに対する教育
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- 期間
- 2023年04月~現在継続中
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- 取組内容
- 2023年より健康経営に関するeラーニングを年に1回実施しています。管理職向け、一般社員向けとそれぞれ内容を変え、一般社員向けは「花粉症」「歯の健康」「がん予防」「食生活」「女性の健康」を教材としてます。管理職向けに関しては、一般職向けの内容に、「部下の健康管理」「従業員のメンタル管理」を意識させる教材をプラスしています。
法改正が毎年実施されている育児介護休業法のeラーニングも年に1回実施し、管理職向けには、部下から育児休暇、介護休暇を申出された場合の対応方法も教材に含んでいます。
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- 工夫したところ
- eラーニングに関しては、全員が受講しなければ終了できないという社内のルールを利用して、セミナーではなくeラーニングにて教育を実施する事により、毎年全従業員が受講する体制を整えています。
適切な働き方の実現
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- 期間
- 2020年04月~現在継続中
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- 取組内容
- 在宅勤務制度に関して短時間勤務者及び介護者に限定して開始しましたが、コロナ禍に入り全従業員を対象としました。コロナ終息以降も在宅勤務制度を全従業員可とし、従業員のワークライフバランスを実現しています。
2022年4月より、先に導入していたスタッフ職に続いて営業職においてもフレックスタイム制度を導入し、プライベートと仕事のバランスがとりやすい職場環境づくりを実現しました。
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- 取組に対する成果
- フレックスタイム制度の理解が深まるとともに業務の繁忙期・閑散期に合わせた就業時間の調整が浸透し、ワークライフバランスを意識した働き方ができるようになってきています。年休取得に関しても、有休取得率が51.9%から61.3%、平均有休取得日数も10.1日から11.8日と改善しています。普通残業時間(平均)においても2022年度と比較して営業職は2時間、スタッフ職は2時10分と短縮されています。
コミュニケーションの促進
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- 期間
- 2020年04月~現在継続中
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- 取組内容
- 上司と部下のコミュニケーション促進を目的とした「1on1ミーティング」を、全従業員に対して月1回の実施を必須とする事により、コミュニケーションの向上を図っています。
東京本社においては、月2回、就業後にコミュニケーションスペースを利用し、他部署・経営トップとのコミュニケーションを深め「誇りを持てる会社」にする為の部門の括りを超えた対話会実施しています。
東京および名古屋本社においてはフリーアドレスオフィスを実現しています。
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- 取組に対する成果
- 2021年度のストレスチェックでは「1on1ミーティング」の効果が表れ、上司及び同僚のコミュニケーション数値が改善されました。
フリーアドレスオフィスの実現と合わせて少人数用会議ブース、個人ブース、コミュニケーションスペース等様々な就業スタイルに合わせた職場環境を整備する事により、簡単な打ち合わせなどが気軽に出来るようになりました。
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- 工夫したところ
- 就業後に開催される対話会は、コミュニケーションスペースにおいて軽食を用意し、就業時の雰囲気とは変えて誰もが気軽に参加できるような空間を用意しています。
保健指導の実施
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- 期間
- 2021年04月~現在継続中
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- 取組内容
- 血圧及び血糖値に関して社内独自の就業制限基準値を設定し、会社で実施される健診の結果で基準値を超えていた場合には就業制限を発令しています。就業制限は本人了承のもと上長にも共有をしています。
特定保健指導において、2024年度より業者を変更する事により、PCやスマホで、どこからでも気軽に参加ができるようにし、参加も8時〜22時(土日祝含) のすき間時間で参加ができるようにしました。
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- 取組に対する成果
- 前の業者の時には、参加時間が平日の18時までとなっていたため、深夜業に従事する従業員は就業中の参加となり、業務の調整が必要となり参加が難しい状況でしたが、2024年度より就業時間外での参加が可能となり、参加率は大きく上昇し50%に満たなかった参加率が85%を超えるようになりました。
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- 工夫したところ
- 全従業員の6割近くが深夜業勤務の従業員となるため、特定保健指導の参加時間を土日を含む22時までとすることにより、対象者が参加しやすい体制を整えました。
運動機会の促進
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- 期間
- 2020年04月~現在継続中
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- 取組内容
- 年に2回健保組合主催で開催されるウォーキングイベントに参加をしています。職場で、家族で、チームを組んでみんなでウォーキングを楽しむことができ、歩数ランキングや仮想マップでゴールを目指し、毎日の歩数をUPする事ができます。
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- 取組に対する成果
- イベントへの参加は任意としていますが、健保組合、職場の上長、同僚からの参加呼びかけにより、年々参加者は増加傾向にあります。2024年度は前年の139名(12.7%)から204名(18.5%)と70名近く参加者が増加しました。
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- 工夫したところ
- 「チームミッション7,500歩達成賞」を設定する事によって、個人ではなく職場の同僚、家族とともに日々のウォーキングに取り組む事ができます。
チーム全員の個人平均歩数が7,500歩以上できた場合には500円分のQUOカードをプレゼントしています。
禁煙対策
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- 期間
- 2018年04月~現在継続中
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- 取組内容
- 喫煙率低減を目的とした『禁煙を応援したあなたも!「褒賞金100万円」山分け』キャンペーンを実施しました。
禁煙サポーターと禁煙希望者がペアで申込みをし、喫煙者はサポーターの支援を受けながら3ヶ月の禁煙にチャレンジし、3ヶ月の禁煙成功者は褒賞金100万円を山分けしました。
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- 取組に対する成果
- 禁煙に関しては色々な施策を実施していますが、喫煙率40%をなかなか下回る事ができませんでしたが、本イベントにより25名が禁煙に成功し、初めて40%を切ることができました。
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- 工夫したところ
- 喫煙により重篤な病気が発症となるケースも散見され、会社はもとより家族の方々にとっても辛い状況となる事からも、喫煙者の家族もサポーターの対象とし、喫煙者の家族には、社長より家族あてへのメッセージ(禁煙は、なかなか1人では困難なため、ご家族の皆様の温かい支えをいただきたい)を自宅に送付し、キャンペーンへの参加を勧奨するイベントとしました。
従業員の感染症予防
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- 期間
- 2021年01月~現在継続中
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- 取組内容
- 本社において毎年インフルエンザの集団予防接種を希望者に対し実施しています。合わせて健保組合員には1人当たり2,000円の補助金を支給しています。
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- 工夫したところ
- 2,000円の補助金に関しては、接種後領収書を添えて申請をする必要があるが、健康保険組合の本部が置かれている愛知県に限定して、補助券を配布し接種時の窓口で補助券を出す事により2,000円が引かれるようにし、接種後の申請の負荷を軽減し接種しやすい環境を整えています。
長時間労働への対策
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- 期間
- 2022年01月~現在継続中
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- 取組内容
- 月45時間以上の残業実施者に関して、対象者を毎月ピックアップし、3回を超えた従業員に関しては対象者の上長に改善計画書の提出を必須としています。
フレックスタイム制度を有効に活用してもらうために、定期的に説明会を実施しています。
部門別の年休の取得率及び取得日数、実働時間及び普通残業時間の推移を可視化し、毎月部門長に展開をしています。
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- 工夫したところ
- 人事システム入替に合わせてPCのON・OFFの情報を勤務表に表示し本人のみでなく上長も常に確認する事ができる事によって、サービス残業の潜在化を防止しています。