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矢作産業株式会社

ヤハギサンギョウカブシキガイシャ

  • 301~500人
  • 製造業/その他
  • 矢作産業株式会社
  • 矢作産業株式会社
所在地 〒444-0113
愛知県額田郡幸田町菱池荒子15-1
URL https://www.e-yahagi.com/
社員数 337名
業種 製造業/その他
業務内容
創業以来プラスチック成形一筋に歩み続け、現在、月産約5000種類、約4500万個の自動車部品を作っています。プラスチック専門メーカーとして、自動車用のエアコン部品、エンジン部品、アクセルペダル部品、電動車部品など金型設計製作から製品の製造及び販売を行い、「確かな品質・価値ある商品・プラスチックの矢作産業」をスローガンとして生産活動を実施しています。

健康経営に関する
自社のセールスポイント

健康経営に関する自社のセールスポイント

 創業時からの「健康は幸福(人は財産)」の思いを込めて、長期ビジョン・ロードマップ・年度計画に落とし込み会社全体で認識できる体制を整えています。またすぐに出来ることや気付いたことは、スピード感を持って積極的に取り組むように努めています。コロナの影響で減産減益の中、出来るだけ負担の掛からない取り組みを従業員へ提供し、生産性の低下を招かないようにしています。今後も従業員の健康と共に家計を守ること(雇用の安定)を会社として心がけて、様々な取り組みへチャレンジしていきます。

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取組状況について

管理職及び一般社員それぞれに対する教育

  • 期間
    2011年04月~現在継続中
  • 取組内容
    年に2回、保健師や運動指導士の方を社外からお招きし、社内で安全衛生講話を実施している。また2~3ヶ月に1回の頻度で健康ニュースを社内に発信し、各部署ごとの健康教育に活用している(管理職及び一般社員)。
  • 取組に対する成果
    安全衛生講話受講後、参加者に教育記録を提出させ、理解度を評価している。
    講話に対する理解度は年々上昇しており、また教育記録内の参加者意見から社員の健康意識の高まりを実感している。
  • 工夫したところ
    高血圧、脂質異常、喫煙、腰痛など毎回テーマを変えることにより、より多くの社員の健康意識向上に繋がるよう心掛けて実施している。また、コロナ感染予防対策及び参加しやすさの向上を目的に、WEB上での受講も可能にしている。

保健指導の実施

  • 期間
    2011年04月~現在継続中
  • 取組内容
    毎年、健康状態が一定の基準以下の社員に対して、保健師との個別面談による改善指導を実施している。また、指導の対象外であっても対象になる予兆のある社員も併せて改善指導を行っている。
  • 取組に対する成果
    保健指導実施率は97%(22年度)を超え、対象者一人ひとりの健康を改善する機会に繋がっている。
  • 工夫したところ
    保健指導への理解が低い社員に対しては、個別に社内担当者から保健指導を受ける理由や目的について直接説明し、参加を促している。

メンタルヘルス不調者への対応

  • 期間
    2022年04月~現在継続中
  • 取組内容
    メンター制度を取り入れることによって、新入社員の不満や不安を解消する機会を設けている。新入社員が1人で悩んでしまわないよう月に2回開催し、メンタル不調予防に会社として取り組んでいる。
    また、2年目の社員に対しても個人面談を実施し、定期的なフォローを行っている。
  • 取組に対する成果
    メンター(先輩社員側)への聞き込み調査では、メンティ(新入社員側)の全員から制度を継続して欲しいと意見が出ていることが確認できている。新入社員のストレス発散の1つとなっていることを実感している。
    また、現時点でメンティからのメンタル不調者および離職者0人を維持している。
  • 工夫したところ
    コミュニケーション能力が高い人物をメンターとして採用した。また新入社員が本音で話ができるようなるべく年齢の近い人物を選任している。

受診勧奨の取組

  • 期間
    2011年04月~現在継続中
  • 取組内容
    健康診断結果の悪い社員に対して、個別に受診推奨の案内を出している。
  • 取組に対する成果
    再検査受診者18人/再検査推奨者29人 受診率62.1%(22年度)
  • 工夫したところ
    個別に健診結果が悪かった点を案内し、診察を受ける際に自身の状況を説明しやすくするよう配慮している。

健康増進・過重労働防止に向けた具体的目標(計画)の設定

  • 期間
    2011年04月~現在継続中
  • 取組内容
    過重労働防止を呼びかけ、各職場の管理職が残業時間を管理し、仕事の負荷に偏りのない業務配分を行っている。
  • 取組に対する成果
    残業42時間を超えた回数(全社員)
    600回/年(19年度)
    354回/年(20年度)
    276回/年(21年度)
  • 工夫したところ
    職場ごとに具体的な目標と施策を設けながら、個人へ仕事の負荷が偏らないように改善した。

産業医または保健師が健康保持・増進の立案・検討に関与

  • 期間
    2017年09月~現在継続中
  • 取組内容
    保健師からの提案で「ヘルスマチャレンジ」と題して、9月~11月まで健康強化月間を設けている。期間中は運動・食事・歯の健康について記録を取らせている。
  • 取組に対する成果
    ヘルスマチャレンジの参加率は年々上昇し、社員の健康意識の向上に繋がっている。
  • 工夫したところ
    期間中は運動・食事・歯の健康について情報発信することで、健康意識の向上とそれぞれの項目についての具体的な健康被害について知る機会を設けている。

適切な働き方の実現

  • 期間
    2011年04月~現在継続中
  • 取組内容
    フレックス勤務制度を導入している(コアタイム 10:00~14:15)。
    製造部で応受援を行うことで、生産状況に合わせて柔軟に労働時間を調整している。
    有休の取得を積極的に促している。
  • 取組に対する成果
    月平均残業時間14.4時間(21年度)
    年平均有休取得日数14.3日(21年度)
  • 工夫したところ
    残業が多い社員に対して、上司からフレックス等の利用を推奨している。
    上司が有休を取得することで、全体的に有休が取得しやすい環境づくりに配慮している。

コミュニケーションの促進

  • 期間
    2017年01月~現在継続中
  • 取組内容
    地域(幸田町)の駅伝大会に会社として参加し、地域活性、運動促進、社内外のコミュニケーションを目的として、社員に参加を呼び掛けている。
  • 取組に対する成果
    参加者数24人(22年度)
    6人/1チーム 4チーム出場
  • 工夫したところ
    社員が駅伝に参加しやすいよう運営事務局を設けて、当日のスケジュール管理、荷物運搬、タオル等の支給を行うことで、経験のない社員でも参加しやすいよう工夫した。

食生活の改善

  • 期間
    2011年04月~現在継続中
  • 取組内容
    社内自販機の飲料について、カロリーを抑えたものにした。
    また、自販機にカロリー表示をしている。
  • 取組に対する成果
    健康保険組合が定める「適切な食事習慣」の社員割合54.6%(組合平均46.7%)
  • 工夫したところ
    自販機にカロリー表示をすることで、購入前にカロリーを確認する機会を設けている。

運動機会の促進

  • 期間
    2020年01月~現在継続中
  • 取組内容
    毎朝ラジオ体操を実施している。
  • 取組に対する成果
    ラジオ体操参加率 80%(参加任意)
  • 工夫したところ
    コロナ感染予防に努めながら、全社員がラジオ体操を行うのに十分なスペースを確保して行っている。

禁煙対策

  • 期間
    2011年04月~現在継続中
  • 取組内容
    喫煙場所を制限している。
    (敷地内禁煙、喫煙所1箇所)
  • 取組に対する成果
    喫煙率0.7%低下
    28.0%(21年度)
    27.3%(22年度)
  • 工夫したところ
    社内で定期的に喫煙による健康被害の情報を展開している。
    また、数年に一度社内で保健師による禁煙講習を開催している。

従業員の感染症予防

  • 期間
    2020年01月~現在継続中
  • 取組内容
    新型コロナウイルス感染防止対策として、毎日の体温および体調確認、会議室の人数制限、WEB会議の推奨、各職場アルコール消毒設置、パーテーション設置、検査キット常備、感染者数の把握等で社内感染拡大を防止している。
  • 取組に対する成果
    社内クラスター発生数 0件
  • 工夫したところ
    熱中症やインフルエンザなども合わせて対策しつつ、コロナウイルス感染防止を徹底している。

長時間労働への対策

  • 期間
    2011年04月~現在継続中
  • 取組内容
    社員の労働時間を把握し、残業70時間/月を超える社員に対して個別に面談を実施している。
    目標:残業80時間/月を超える社員0人
  • 取組に対する成果
    残業80時間/月を超えた社員2人(21年度)
    ※対策として全社で多能工化の目標を設定
     年間目標:1工程/人 増加
  • 工夫したところ
    所属職場内だけではなく、職場の垣根を超えた多能工化を行っている。

女性の健康保持・増進に向けた取組

  • 期間
    2011年04月~現在継続中
  • 取組内容
    婦人科健診・検診への費用補助を実施している。
  • 取組に対する成果
    社員1人当たりのがん検診費用の個人負担が、9,000円(21年度)から5,500円(22年度)に減額となったため受診しやすくなった。
  • 工夫したところ
    健診・検診担当者が男性のみであったため女性の窓口を設置し、女性社員が相談や質問をしやすいよう配慮した。

他の企業等への健康経営の普及促進

  • 期間
    2023年02月~現在継続中
  • 取組内容
    社内での健康講話について、地域(幸田町)の広報へ取り上げてもらい、地域内の企業へ健康経営への取り組みの普及促進を図っている。
  • 取組に対する成果
    地域の広報への掲載2回予定(23年2月,4月)
  • 工夫したところ
    他の企業も健康経営に取り組みやすいよう紹介してもらうことを心がけた。

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