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ピックアップ取組好事例

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2024/03/31

日本システム開発株式会社

  • 301~500人
  • 医療法人/サービス業

アプリ活用が健康づくりのモチベーション

ウェルビーイング経営を推進し、社員ファーストを目指す

ウェルビーイング経営を推進し、社員ファーストを目指す
日本システム開発(NSK)は、1985年に名古屋で創業した、情報系・組込み系のシステム開発やAIサービスを手掛ける独立系ソフトウェア開発会社です。創業の精神【社員が働きたいと思う魅力溢れる会社を創ろう】より、2022年からウェルビーイング経営を推進し、【健康】【人間関係】【働きがい】を3本柱として、社員が幸せに働ける会社づくりを行っています。

独自の制度で健康増進を図る

独自の制度で健康増進を図る
当社は長時間パソコンで作業するエンジニアが多く、運動が不足しがちなため、「NSK健康マイレージ」というオリジナル制度を創設し、健康増進と健康習慣の定着を図っています。この制度は、運動・食事・喫煙・定期健康診断の受診など、各項目のポイントに応じて報奨金を支給するものです。
2023年2月1日~28日の1か月間には、「あいち健康プラス(企業版)(以下、アプリ)」を活用したオンラインウォーキング大会を開催しました。開催期間が長く、どこかに赴く必要がない気軽さが受けて、多くの従業員が参加しました。参加者全員に参加賞、上位20位までの個人にプレゼント、部門別で優勝した部には金一封を贈呈し、祝賀会を開くなどコミュニケーションの活性化も図りました。参加者からは「大会を機に運動が習慣化できた」「今後も開催してほしい」など前向きな感想がありました。

アプリ活用で定量的に歩数を計測

アプリ活用で定量的に歩数を計測
ウォーキング大会終了後も、ほぼ100%に近い従業員がアプリを継続利用しています。「あいち健康プラス」は、無料で利用できる点が魅力です。アプリを活用して、日々の歩数を1か月単位で集計、1年間単位で順位づけを行い、優秀者を表彰しています。従業員の歩数については、愛知県へデータ提供を依頼しています。アプリで歩数を「グラフ化」して推移を確認できることや、自分の歩数だけでなく他の従業員の歩数もわかるため「あの人、毎月頑張っているな」「もっとランキング上位を目指したい」などと思えることが、モチベーションにつながるようです。アプリ内で、名古屋城・茶臼山高原・伊良湖岬など、愛知県内の観光名所を巡るバーチャルウォークができるのも好評です。当社は、何事も定性的ではなく、定量的に評価したいという風潮があるので、歩数を定量的に管理できること、大会終了後もウォーキングを意識する社風が根づいたことは、アプリ活用の大きなメリットと感じています。

社内システムでコミュニケーションを促進

社内システムでコミュニケーションを促進
2018年頃から「絆システム」という社内システムを使い、感謝の気持ちにポイントを付与してメッセージが送れる仕組みを導入しています。例えば、「○○さんに仕事を依頼したら、とてもいい対応をしてくれたので、100ポイントと共にサンクスカードを送ろう」といった使い方をします。ポイントの額や数という観点ではなく、「ひと手間かけて送る」ことで感謝の気持ちが伝わりやすく、その後の円滑な業務遂行や信頼関係の構築に役立っています。絆システムのTOP画面は月替わりで絵を変え、カードの絵柄も季節ごとにバリエーションをもたせるなど、楽しんで使える工夫をしています。また、絆システム内に「みんなの広場」を設け、日常の写真を投稿したり、それに対して感想やGoodボタンを押せるようになっています。在宅勤務や社外勤務が多く、従業員同士が直接言葉を交わすことが難しい当社では、とても使い勝手の良いシステムです。

マインドマップで思考を「見える化」

マインドマップで思考を「見える化」
円滑なコミュニケーションを図るため、気軽に発言でき、相手の意見を否定せず、傾聴することをモットーに、月1回30分程度の少人数ブレーンストーミングを行っています。新入社員は「3年後の自分」がどうありたいか、上司と相談しながら時間をかけてアウトプットを作っていきます。若い人が意見を言いやすいよう、事前にテーマを伝え、図や絵を用いて自分の考えを伝える「マインドマップ」を作成してから会議に臨みます。思考を「見える化」することで上司にも伝わりやすく、発言しやすい雰囲気が自己実現や生産性向上につながり、仕事をする上で良い循環が生まれます。

先進技術の活用により残業時間を削減

2018年頃から労働時間の削減に取り組み、現在は完全週休二日制で平均残業時間は月16時間程度まで減りました。開発工程に標準的なISOの管理手法や基準を導入して合理性・生産性を高め、開発を補助するAI等も活用して、工数の削減を図っています。このような従業員の健康に配慮した会社運営により、経済産業省が実施する「健康経営優良法人」に2022年から3年連続で認定されています。

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