2025/03/03
株式会社中部レキセイ
- 1~30人
- 製造業/その他
横のつながりを深めコミュニケーションを活性化
従業員の健康こそ企業発展の要
サポートを有効活用
受診しやすい環境を整える
まずは「健康意識をもってもらう」ことから取り組み、毎年の健康診断は受診者任せにせず、健康づくり担当者が日程を管理することから始めました。毎年の健康診断に加え、がん検診の受診を促す案内を行い、早期発見に取り組みました。また、健康診断の結果が再検査や要精密検査の従業員には、再検査等に要する時間を出勤と認定し、婦人科健診・検診及び厚生労働省が指針で検診を進める5つのがんを受診する従業員には、特別休暇を付与するなど、受診しやすい環境を整えました。こうした取組みにより、健康診断の受診率は100%、付加検診やがん検診の受診者も大幅に増加しました。
委員会活動で横のつながりを
2024年度から「コミュニケーション委員会」と「美化委員会」を立ち上げ、従業員全員がどちらかの委員会に所属するようにしました。会社はどうしても縦の関係に偏りがちです。委員会という部署の垣根を越えた横の関係をつくることで、社内のコミュニケーション促進を図りました。
コミュニケーション委員会は慰労会や忘年会を、美化委員会は年末の大掃除やペアで行う社用車点検などを、計画・実施しています。最近では、委員会のメンバーが自主的にアンケートを取り、従業員の声を反映した企画を練るなど積極的に活動するようになってきました。コミュニケーションが活発になることで、働きやすい環境をつくるというのが第一の目的でしたが、今後は、活動の中に体を動かすレクリエーションなども取り入れ、健康面での意識も高めていこうと考えています。
コミュニケーション委員会は慰労会や忘年会を、美化委員会は年末の大掃除やペアで行う社用車点検などを、計画・実施しています。最近では、委員会のメンバーが自主的にアンケートを取り、従業員の声を反映した企画を練るなど積極的に活動するようになってきました。コミュニケーションが活発になることで、働きやすい環境をつくるというのが第一の目的でしたが、今後は、活動の中に体を動かすレクリエーションなども取り入れ、健康面での意識も高めていこうと考えています。
SNSやシステムを有効活用
社内専用SNSを通じて、定期的な健康情報の発信や啓発活動を行っています。また、社内掲示板に健康情報を掲載したり、印刷して掲示したりしています。年に1・2回、健康に関するアンケートを実施し、集計結果を保険会社と共有して、現状把握や今後の取組みに活用しています。また、勤怠管理システムを使って残業時間を管理し、業務を可視化して長時間労働をなくすなど、SNSやシステムを積極的に活用しています。
従業員の目に留まる場所に掲示物を
健康づくり担当者の設置が推進のポイント
大きな会社ではないので、健康経営に継続して取り組むために保健師や栄養士を雇ったり、専任者をつくったりすることは難しいですが、兼任でも「担当者」をつくることが大切です。担当者がいることで、責任をもって健康経営を推進していけると考えます。