ニチイコンサルタント株式会社
ニチイコンサルタントカブシキガイシャ
- 31~100人
- 医療法人/サービス業
所在地 | 〒491-0837 愛知県一宮市多加木2-9-3 |
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URL | https://www.nichii.co.jp/ |
社員数 | 52名 |
業種 | 医療法人/サービス業 |
- 業務内容
- 愛知県を拠点とする建設コンサルタント企業として、測量業務および土木設計業務を中心に、社会インフラの整備・維持に貢献しています。創業以来40年以上にわたり、地域の官公庁や民間企業に対して土木技術サービスを提供しています。
【主な事業内容】
(測量)
基準点測量、地形測量、用地測量、路線測量、深浅測量など
(土木設計)
道路・河川砂防・造成など、インフラに関する各種設計
(3次元計測技術)
ICT・BIM/CIMの活用による効率的かつ高品質な計測・設計支援
(補償コンサルタント業務)
土地・建物等の調査・評価を通じた円滑な用地取得の支援
健康経営に関する
自社のセールスポイント
ニチイコンサルタント株式会社は、「確かな技術で未来を創る」という企業理念のもと、社員の健康を重要な経営資源と位置づけ、全社で健康経営に取り組んでいます。当社では、①健康診断結果に基づく受診勧奨、②職場内の円滑なコミュニケーションの促進、③感染症予防対策の徹底を重点施策として掲げ、具体的かつ継続的な取組を展開しています。加えて、定期的な運動機会の提供、長時間労働の是正や禁煙対策にも取り組み、社員の心身の健康維持を多面的に支援しています。管理職にはラインケアの研修、一般社員には生活習慣改善やセルフケアの教育を今後推進し、それぞれの立場に応じた意識向上を図って参ります。社員一人ひとりの声を大切にしながら、柔軟かつ迅速な施策展開を行える点も当社の強みです。今後も健康経営を通じて、社員とその家族が安心して働ける職場づくりに取り組み、地域とお客様の信頼に応え続けてまいります。
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取組状況について
受診勧奨の取組
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- 期間
- 2015年04月~現在継続中
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- 取組内容
- ・年1回の定期健康診断の全社員受診を計画し、スケジューリングをする。
・健診結果に基づき、再検査や精密検査の必要がある社員には、個別通知と
面談を実施し、再受診を積極的に促す。
・特定保健指導の対象者に対しては、希望に応じて保健師・管理栄養士とのフォロー面談機会を提供する。
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- 取組に対する成果
- 年1回の定期健康診断の全社員受診を義務化し、受診率100%を継続している。
特定保健指導の対象者については、希望者が例年少ないために、利用状況については継続してモニタリングしていく。
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- 工夫したところ
- 全社員が漏れなく定期健康診断を受診するように、指定医療機関に総務部が一括して受診予約をしている。業務都合で予約日に受診ができない場合は個別に調整することとし、日程に変更があった場合でも情報共有を図り変更内容について管理している。再検査が必要な場合は、再検査を受けられるように業務調整を行うよう促すことにより、再検査を受けやすい職場環境としている。
コミュニケーションの促進
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- 期間
- 2020年04月~現在継続中
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- 取組内容
- ・月1回の1on1や、部署内ミーティングを通じた上司・部下の対話の場を設置
・社内チャットや社内掲示板で、健康情報・雑談含むライトなコミュニケーションを促進
・各部の年度予算計画のなかで、安全衛生についても目標設定項目としている。
・全社イベントや各部懇親会などの対面コミュニケーションも適度に実施することで、顔のみえるコミュニケーションも重視している。
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- 取組に対する成果
- 日頃のコミュニケーションを通じて、体調管理に対する意識が向上している。体調に不安がある場合は上司、同僚に伝えやすい職場環境になり、チーム内でフォローをしながら健康面に気を付けて業務を推進している。特に、現場作業においては年々熱中症リスクが高まることから、睡眠や食事の確認、作業中の水分補給など声掛けをするようになり成果が出ている。
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- 工夫したところ
- 部署の年度計画シートにおいて安全衛生を1つのテーマとして掲げて毎年レビューすることとしている。部署の安全衛生に関する計画を所属メンバーにも落とし込み、また、メンバー各自の目標管理シートではコミュニケーションに関する項目を入れることで、会社として健康・コミュニケーションを推進する姿勢を示している。全社イベントや懇親会については、忙しい部署や若手に配慮し、参加必須ではない任意参加型イベントとすることで、心理的安全性を確保した。
従業員の感染症予防
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- 期間
- 2020年10月~現在継続中
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- 取組内容
- ・インフルエンザ予防接種の費用補助を実施
・手指消毒、マスクの常備、現場や事務所の換気・清掃の徹底
・発熱時の在宅勤務推奨、体調不良時に無理せず休める体制整備
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- 取組に対する成果
- インフルエンザ予防接種の費用補助により、予防接種の受診者が増加した。感染症が流行する時期には、手洗い・マスクの着用をするなど従業員自身で予め判断し、予防する行動がとれるようになった。また、発熱や体調不良時には在宅勤務をするなど、出社することなく業務を行う環境が整備された。
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- 工夫したところ
- 社員が不調を訴えやすいよう、チャットを導入して気軽に連絡できる体制とした。
チャットは体調管理に関する専門チャンネルを作成し、そのうえで日々の検温状況や体調についての報告をすることで、勤務状況を把握しやすい環境を整備した。
また、リモート環境で業務をするために、リモート用PC、社内サーバー、クラウドストレージサービスなどを整備した。
運動機会の促進
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- 期間
- 2018年04月~現在継続中
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- 取組内容
- ・朝のストレッチ、ラジオ体操の推奨
・社員交流を兼ねたスポーツイベントの実施
・各種運動系サークル活動の費用補助
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- 取組に対する成果
- ・毎朝定刻にラジオ体操を実施している。ただし、参加は任意であり自由参加としている。
・春、秋は近隣の公園、体育館等をレンタルしてスポーツイベント(主に野球、バレー、フットサル等の球技)を企画して実施した。
スポーツを通じた交流により、運動意識の向上と部署を超えたコミュニケーション向上の成果が得られた。
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- 工夫したところ
- 原則、ラジオ体操やその他スポーツイベントについては、強制参加とせず任意での参加としており、参加しやすい状況で行っている。
社内スポーツイベントについては社員の自主性に任せており、偏りがないように様々な内容で企画するものとしている。創業45周年時のイベントにおいては、外部イベント企業に委託して、社内運動会を行うなど内容を充実させて参加者全員が楽しんで運動できるものとした。
長時間労働への対策
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- 期間
- 2020年10月~現在継続中
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- 取組内容
- ・勤怠管理システムを活用し、全社員の労働時間をリアルタイムで把握・分析
・時間外労働が一定時間(例:月45時間)を超えそうな社員には、上司と本人に
よる事前面談・業務調整を実施する
・過重労働が懸念される部署には、業務の棚卸しと分担見直しを行い、
偏りの是正を図る
・水曜日を「ノー残業デー」とする社内キャンペーンを実施
・年次有給休暇の取得状況を部署ごとに管理し、取得促進に向けた声かけや計画的付与を行う
・所定労働時間内で集中して働けるよう、会議時間の短縮、ムダ業務の見直しを継続的に実施
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- 取組に対する成果
- 勤怠管理システムで人別・月別の労働時間を把握することにより、管理者による業務調整が従来よりもスムーズに行うことができている。繁忙期についても特定の人に業務が偏らないよう、業務の割り振りを行うよう調整している。年次有給休暇については年々取得率が向上しており、直近では取得率50%→70%で推移している。
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- 工夫したところ
- 年次有給休暇については年間カレンダーにおいて取得奨励日や計画年休日を設定することで年次有給休暇を取得しやすい職場環境としたことで効果が出ている。会議時間は原則1時間、所定業務時間内ですることとしている。特定部署において業務が集中する場合は、他部署から人員支援をするなど組織の枠を超えて取り組むよう柔軟な体制にしている。