シミズ工業株式会社
シミズコウギョウカブシキカイシャ
- 500~1000人
- 製造業/その他
| 所在地 | 〒448-8534 愛知県刈谷市一ツ木町茶煎坊下1 |
|---|---|
| URL | https://www.shimizu-industry.co.jp/ |
| 社員数 | 527名 |
| 業種 | 製造業/その他 |
- 業務内容
- ・自動車用樹脂成形部品製造
・樹脂成形用金型の設計・製作
健康経営に関する
自社のセールスポイント

プレゼンティーイズムの低減こそ会社の生産性向上のポイントだと思い、まずは心身に疾病を抱えながら相談できない社員の改善から取り組みました。その為、心療内科の専門医と内科の専門医に産業医として定期訪問していただき、随時面談を行っていただきました。産業医から主治医に意見書を書いていただいたり、人事担当者が主治医と職場状況を共有したりと、社員にかかわる専門家の意識を合わせることにも苦心しました。また、問題のある社員の上司には都度病気の理解と部下への接し方を伝えたり、罹患者に対する同僚としての接し方セミナーを開催したりと、社員が安心して治療しながら働ける環境を構築するように努めました。
すべて開く閉じる
取組状況について
受診勧奨の取組
-
- 期間
- 2019年04月~現在継続中
-
- 取組内容
- ①再検査が必要な方には、定期健診を受診した提携病院より直接本人に通知が届く。
②再検査の受診結果は定期的に会社に報告され、会社で状況を確認している。
③年度が替わった時点で、再検査を受診していない場合は、産業医または保健師による受診勧奨を実施する。
-
- 取組に対する成果
- 【再受診率】
2018年度 29.1%
2019年度 70.6%
2020年度 48.5%
2021年度 38.9%
2022年度 48.9%
2023年度 46.9%
2024年度 59.6%
-
- 工夫したところ
- 再受診率低下を受け、産業医に加えて産業保健師との契約を開始し、より多くの社員に受診勧奨を実施している。
適切な働き方の実現
-
- 期間
- 2015年04月~現在継続中
-
- 取組内容
- ①会社目標として有休12日/年取得、残業上限目標の設定等を行い、毎月部門長へ報告。1年に一度、5日以上の連休取得を推奨。
②インターバル制度を設置し、実績を毎月部門長へ報告。(2019年~)
③ホットラインを複数設置し、気になる働き方をしたらすぐに相談できる窓口を常設。
④部署ごとの残業目標時間を設置し、毎月部門長へ報告。
-
- 取組に対する成果
- (2018年実績)
有休:14日/年
残業:31.6H/月(現場含む)
(2019年実績)
有休:15日/年
残業:24.6H/月(現場含む)
(2020年実績)
有休:16日/年
残業:15.0H/月(現場含む)
(2021年実績)
有休:19.6日/年
残業:17.0H/月(現場含む)
(2022年実績)
有休:17.8日/年
残業:9.0H/月(現場含む)
(2023年実績)
有休:18.1日/年
残業:10.0H/月(現場含む)
(2024年実績)
有休:16.5日/年
残業:17.0H/月(現場含む)
-
- 工夫したところ
- ①会社の目標時間を設定し、部単位の結果を四半期ごとに報告。
②目標値を超えた働き方をしている職場に対して業務の平準化等、改善策を徹底している。
③不適切な働き方をしている場合の相談窓口として、メール・電話(外線・内線)・QRコードを活用したFormsによるWEB窓口など複数のチャンネルを準備している。
メンタルヘルス不調者への対応
-
- 期間
- 2017年04月~現在継続中
-
- 取組内容
- 心療内科専門の産業医に月1回訪問していただき、就業中、休職中の社員に対して面談を実施している。(対象は1か月以上精神疾患で休んだ社員)
復職する場合は、主治医→産業医→会社と3段階のステップを踏んで復職許可を出している。また復職後3か月間は、職場と人事のフォローのもと、復職計画表の通りに仕事での結果が出せているかを確認している。
再休職者になる社員が減り、復職率が上がっている
-
- 取組に対する成果
- 2017年度 休職者13名→復職者4名(再休職0名)
2018年度 休職者14名→復職者9名(再休職2名)
2019年度 休職者9名→復職者2名(再休職1名)
2020年度 休職者5名→復職者2名(再休職1名)
2021年度 休職者10名→復職者4名
2022年度 休職者8名→復職者5名
2023年度 休職者4名→復職者2名
2024年度 休職者10名→復職者8名
-
- 工夫したところ
- ①職場で少しでも異変があれば、すぐに人事課へ連絡を入れてもらえるように情報提供を密にとり、職場との連携を強めた。
②復職者のフォローを現場任せにしない。人事と職場で復職者を支える仕組みづくりを実施した。
③必要に応じて主治医とも話をして、より効率的な治療ができるように、主治医と産業医の両方のサポート体制を実現した。
④復職プログラムを作成し、一人ひとりに応じた復職フォローを職場と合意しながら取り組んでいる。
健康増進・過重労働防止に向けた具体的目標(計画)の設定
-
- 期間
- 2019年10月~現在継続中
-
- 取組内容
- 毎年実施している健康保険組合との共同開催の「秋の健康づくり(有酸素運動の促進、食事改善、歯磨き)」にて、参加率を70%、達成率65%を目指している。
-
- 取組に対する成果
- 2019年度:参加率68.9%、達成率62.6%
2020年度:参加率73.6%、達成率64.2%
2021年度:参加率72.9%、達成率64.9%
2022年度:参加率71.9%、達成率64.9%
2023年度:参加率48.7%、達成率37.9%
2024年度:参加率46.0%、達成率34.6%
-
- 工夫したところ
- 2023年度より健康アプリを導入した
使用方法に不慣れな部分もあり参加率、達成率が下がる結果となったが、アプリを利用した歩数競争イベントの開催も新たに実施した
産業医または保健師が健康保持・増進の立案・検討に関与
-
- 期間
- 2020年04月~現在継続中
-
- 取組内容
- 産業医が安全衛生委員会に出席し、年1回、振り返りの講演会を実施。
保健師とも毎年健康衛生KPIを情報共有。具体的な取り組み施策のアドバイスを受けている
-
- 取組に対する成果
- 産業医、保健師の意見を反映した健康衛生計画の活動報告を毎月安全衛生委員会で報告し、全社員に情報を共有している
-
- 工夫したところ
- 会社としての取組を従業員へ周知するには組合も参加する安全衛生委員会が効果的と考え、毎月報告している
管理職及び一般社員それぞれに対する教育
-
- 期間
- 2023年02月~現在継続中
-
- 取組内容
- メンタルヘルス研修(2023年2月~)
保健師によるラインケア研修、セルフケア研修を年1回定期的に実施
-
- 取組に対する成果
- 早期対応の意識が高まり、メンタル不調者の復職率が上がった
-
- 工夫したところ
- 既受講者に対しても毎年実施することで風化防止に力を入れている
コミュニケーションの促進
-
- 期間
- 2023年04月~現在継続中
-
- 取組内容
- 月に1回30分各職場単位でコミュニケーションタイムの実施を開始
職場での困りごとなど自由に会話できる時間を業務時間内で確保することで風通しの良い職場づくりを進める
-
- 取組に対する成果
- 職場力調査を実施し、仕事に対するやりがいや職場への満足度などの肯定程回答率をKPI指標とした。2030年度までに70を目標値とする
2023年度 55%
2024年度 54%
-
- 工夫したところ
- 各部の活動計画を共有し、コミュニケーションタイムの活動が形骸化しないようフォローを実施
保健指導の実施
-
- 期間
- 2019年04月~現在継続中
-
- 取組内容
- ・特定保健指導については、積極的支援者(全員必須)、動機付支援者(一部)を保健師による指導で実施している。
・保健指導に従わない方に関しては、産業医面談を実施している。
-
- 取組に対する成果
- 2019年~2024年度全員実施
-
- 工夫したところ
- 職場の協力も得て、指導を受けるよう対応している。
食生活の改善
-
- 期間
- 2025年10月~現在継続中
-
- 取組内容
- 間食200キロカロリー以下チャレンジイベントを開催
-
- 取組に対する成果
- 新規取組のため成果は今後検証
-
- 工夫したところ
- 導入した健康アプリを活用してイベントを開催
運動機会の促進
-
- 期間
- 2020年04月~現在継続中
-
- 取組内容
- 歩数競争イベントをゴールデンウイーク、夏季、冬季長期連休ごとに開催
平均8,000歩以上を達成者として景品を進呈
2024年度からは健康アプリを活用して職場ごとに順位が分かる仕組みを導入
-
- 取組に対する成果
- 職場単位での順位競争を導入したことで参加者が約1割アップした
-
- 工夫したところ
- マンネリ化していた個人参加の歩数競争から職場ごとに順位が出る仕組みを導入した
禁煙対策
-
- 期間
- 2023年04月~現在継続中
-
- 取組内容
- ①喫煙時間の限定(始業前と終業後のみ)
②紙たばこ禁止、電子タバコのみ喫煙可
③喫煙所削減(2023年度屋内喫煙所1か所を廃止)
④健保主催の禁煙キャンペーンを社内でも取り上げ、参加を募集
-
- 取組に対する成果
- 喫煙率は高止まりで成果は停滞
-
- 工夫したところ
- 喫煙時間を限定したことと、電子タバコのみ喫煙可とし、副流煙の問題を解消
従業員の感染症予防
-
- 期間
- 2020年04月~現在継続中
-
- 取組内容
- コロナ、インフルエンザ感染に対する防疫ルールを徹底
-
- 取組に対する成果
- 体制を維持継続
-
- 工夫したところ
- 体制を維持継続
長時間労働への対策
-
- 期間
- 2000年01月~現在継続中
-
- 取組内容
- ①会社の目標時間を設定し、部単位の結果を四半期ごとに報告。
②インターバル制度を設定し、実績を毎月部門長へ報告。(2019年~)
③ホットラインを複数設置し、相談できる窓口を常設。
-
- 取組に対する成果
- (2018年実績)
残業:31.6H/月(現場含む)
(2019年実績)
残業:24.6H/月(現場含む)
(2020年実績)
残業:15.0H/月(現場含む)
(2021年実績)
残業:17.0H/月(現場含む)
(2022年実績)
残業:9.0H/月(現場含む)
(2023年実績)
残業:10.0H/月(現場含む)
(2024年実績)
残業:17.0H/月(現場含む)
-
- 工夫したところ
- ①四半期ごとの実績を経営会議で報告。
②目標値を超えた働き方をしている部署に対し改善を徹底してもらっている。
③不適切な働き方をしている場合の相談窓口として、メール・電話(外線・内線)・QRコードを活用したFormsによるWEB窓口など複数のチャンネルを準備している。



