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ピックアップ取組好事例

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2024/03/29

ニッシンテクニス株式会社

  • 101~300人
  • 製造業/その他

会社トップを巻き込みながら、従業員も家族も健幸に

みんなの健幸のために続ける健康経営

みんなの健幸のために続ける健康経営
ニッシンテクニスは、蟹江町にある金属加工メーカーです。自動車のハンドルロックやシートベルトなどに使われる精密部品を製造しています。健康経営に取り組んだきっかけは、健康保険組合からの「健康宣言」の案内でした。宣言内容の中に、既に当社で取り組んでいる項目が多くあったため、2017年に申請、2018年に認定されました。続けて、従業員の健康意識を高める目的で2019年に「健康経営優良法人」の認定を受け、以降2023年まで5年連続認定されています。従業員の心と体の健康が会社の成長エネルギーになると信じて、【みんなで健幸になりたい】をモットーに、さまざまな施策を実施しています。

健康への気づきを与え、行動変容を導く健康セミナー

健康への気づきを与え、行動変容を導く健康セミナー
健康保険組合の協力のもと、体験型の健康セミナーを定期的に開催しています。これまで、塩分チェックセミナー・歩き方セミナー・ラジオ体操セミナー・睡眠セミナーなどを実施し、プロに教わる貴重な時間を共有してきました。セミナーは、自身の行動を知り、今後どう行動すべきかを考えるよいきっかけとなります。また、終了後にアンケートを実施することで、従業員の希望に沿う内容となるよう工夫しています。

ウォーキングイベントで歩くことを推奨

ウォーキングイベントで歩くことを推奨
健康意識の向上に向けた取組として、社内ウォーキングイベントを実施しています。初めは、歩数を意識したことがない人がほとんどだったため、歩数を簡単に計測できるスマートウォッチを参加者全員に配布しました。「歩数を知る良いきっかけになった」と好評で、壊れたからという理由だけでなく、もっと性能がいいものを求めて買い替える人が出るほどでした。「一歩の価値(国民がウォーキングをすることで健康になれば、医療費が抑制できるという発想から、厚生労働省の研究班が生活習慣病の予防を目的に試算した値)」に基づき、従業員の歩いた歩数に金額をかけて、どのくらい効果があったかを「見える化」したところ、歩数や健康に対する意識が高まりました。終了後のアンケートをもとに、年代別対抗や部署別対抗など、毎回趣向を凝らしていますが、「チームに迷惑をかけたくない」という声もあったため、2024年度は個人でも参加しやすい企画を練っています。

SNSで健康経営の普及促進

SNSで健康経営の普及促進
当社には、若手従業員を中心に部署横断的なチームでSNS(Instagram、YouTube、X(旧Twitter))活動を行う「プロジェクト活動」があります。もともとは、会社の情報をホームページ以外で知ってもらうにはどうしたらいいか?というところから3年前にスタートし、現在のフォロワー数は従業員数の10倍以上、1,300人を超えました。Instagramで健康経営の取組内容を投稿したところ、別の企業の方から「こんな取組をしているんだね」と声を掛けていただくことが増えました。歩くことが健康に効果的であることや、健康経営に取り組むことが医療費削減につながることを一目でわかるようにして、効果が伝わりやすいよう工夫しています。

従業員とともに家族の健康も守りたい

従業員とともに家族の健康も守りたい
健診結果が届き次第、産業医と協力し、検査を受けないとどのような影響があるかを本人に説明します。また、健康保険組合のコラボヘルス・ワン(重症化予防のための受診勧奨)に参加し、受診状況リストで未受診者を確認し、受診を促すことで、健康診断を受けるだけで終わらないようにしています。
また、「家族の健康なくして、社員の健康なし」という考えから、従業員だけでなく扶養家族にも健康診断を受診してもらう取組を行っています。初年度は「健康診断を受けてください」という手紙を送っていましたが、次年度以降は「Q.今年の健康診断はどちらで受けますか?A.勤め先/市町村/保険組合/方法がわからず困っている」など回答を求める手紙にしたところ、「健康診断を受診することの大切さ」「手続きがわからなければ、予約を代行してもらえること」などを理解していただき、扶養家族の健康診断受診率が20%改善しました。

会社トップを巻き込むのが当社流

会社トップを巻き込むのが当社流
会長がネーミングをつけた「MYS(みんなでわいわい騒ごう)企画」は、6名以上のグループで集う際、従業員は1回2,000円(年間上限10,000円)の補助金が支給される制度です。参加に制限はなく、家族・友人の参加もOK、集合写真を撮ることが条件です。これまでボウリング、フットサル、飲み会、BBQ、味覚狩りなどさまざまな会が催されました。タイ人技能実習生のために工場内でたこ焼きパーティーを開催した際は、社長も同席して盛り上がりました。健康経営に取り組む前から、会社トップがフレンドリーで従業員と近い存在のため、イベントに参加しやすい土壌があります。健康経営の取組も、会社トップを必ず巻き込むようにしています。

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